炭酸水は、開封してからいつまで持つのでしょうか。未開封の賞味期限はどのくらいでしょうか。
・炭酸水を一度に飲み切れなくて残りは保存しておきたい
・たくさん買ったけどあまり飲む機会がない
という人もいるでしょう。
激安スーパーなどで箱買いして、炭酸水を普段からお水の代わりに飲むような人にもおすすめの記事です。
今回は、炭酸水の賞味期限を、未開封と開封後それぞれ解説します。
炭酸が抜けにくい保存方法についてもご紹介しますので、ぜひ参考にされてください。
炭酸水の賞味期限はいつまで持つ?開封後の期限は?
炭酸水の賞味期限は、長くて半年くらいです。
ただしこれは未開封の場合。
開封後の賞味期限は他の飲料と同じように、2~3日といったところです。
ペットボトルの炭酸水に直接口をつけて飲んだ場合には、その日のうちに飲み切るようにしてください。
わずかについた唾液から雑菌が繁殖し、24時間で数千倍にも増えたという実験結果もあります。
もし翌日以降も飲むつもりがあるなら、直接口をつけるのではなく、コップに注いで飲むようにしてください。
飲み残しは冷蔵庫に入れて、2~3日以内に飲むことをおすすめします。
3日くらい経つと、炭酸が少しずつ弱くなっていきます。
早めに飲んだ方が、おいしく飲めること間違いなしです。
炭酸水の賞味期限は未開封だと、どのくらい?
未開封の炭酸水の賞味期限は、ペットボトルだと3~4ヶ月、缶の場合は約半年です。
缶の方が長くなっている理由は、缶は光を通さないため、劣化が遅いからです。
賞味期限が記載されている場所は、ペットボトルの場合キャップの下のところに、缶の場合は底面に記載されていることが多いですので、よく確認してください。
未開封の炭酸水は常温保存で大丈夫です。
飲む前には冷やした方がおいしいですが、箱などでたくさん買い置きする場合、直射日光を避けた冷暗所に置いておけば問題ありません。
炭酸水のおすすめの保存方法を紹介!
せっかく炭酸水を飲もうと思ったのに、炭酸が抜けてしまっていたらがっかりしますよね。
炭酸水は開封するとどんどんガスが抜けていきます。
開封後の炭酸水を、なるべく炭酸が抜けないように保存する方法をご紹介します。
栓をしっかり閉める
開封後のペットボトルは、キャップをしっかり閉めて保存しましょう。
一度開けたキャップはちゃんと閉めたつもりでもわずかに隙間があります。
そこから炭酸ガスが漏れ出てしまうので、強めにギュッと閉めることを心がけましょう。
逆さにして保存する
ペットボトルのキャップには隙間があるという話をしました。
その隙間から空気を漏らすことを防ぐため、逆さにして保存する方法があります。
逆さにすることで液体がキャップの隙間を埋めて、ボトルの底の部分だけ空気が溜まっている状態にします。
そうすることで空気の抜け道がなく、炭酸を保つことができます。
立てて保存する
開封して飲んだ分、ペットボトルの中に空気がたくさん入っています。
もしペットボトルを横にした場合、空気に触れる面積が大きくなってしまいます。
なるべく空気に触れる面積を小さくするため、立てて保存をおすすめします。
炭酸が抜けにくくするグッズを使う
炭酸抜けを防止するグッズは100均にもありますし、数百円から数千円のものまで、いろいろ販売されています。
ペットボトルに取り付けて加圧する仕組みになっていて、取り付けたまま開けて注ぐことができるものもあります。
開封後の炭酸を保存する機会が多い人は、こういうグッズを取り入れてみるのはいかがでしょうか。
|
賞味期限がすぎた炭酸水を飲んでも大丈夫?
飲むつもりでたくさん買っておいた炭酸水、未開封のままうっかり賞味期限を切らしてしまっても大丈夫です。
炭酸水というのはミネラルウォーターに炭酸ガスが入っているもの。
炭酸が抜ければ、ただのミネラルウォーターになります。
飲んでも全く問題ありません。
ただ、炭酸を期待して飲んだのに、水だったときのがっかり感は否めないでしょう。
賞味期限切れの炭酸水は、半年くらいまでならまだ炭酸を感じられます。
もちろん炭酸が弱くなっている可能性はあります。
1年ほど経つともうほとんど水、という状態に。
1年以上賞味期限を過ぎた炭酸水は、飲めなくもないですが人によってはお腹を壊してしまうかもしれないので、あまりおすすめはできません。
炭酸水の賞味期限が切れて、まだ炭酸は残っているけど飲むのはちょっと抵抗がある、という人には、お料理やお掃除に使う方法もありますので、ぜひご活用ください。
まとめ
炭酸水の賞味期限は、未開封で約半年、開栓後は2~3日です。
一度開封した炭酸水は、時間とともに炭酸ガスが抜けていってしまいます。
せっかくの炭酸水ですから、しゅわしゅわと爽やかに感じられるうちに飲み切るようにしたいですね。
開封した炭酸は、ガスが空気中に漏れ出てしまうので、なるべく空気が抜けないように保存することが大切です。
キャップを強く閉める、立てて保存するなどの工夫をして、最後までおいしく飲むようにしてください。
未開封のまま賞味期限が切れた炭酸水は、月日の経過とともにただの水になってしまいます。
飲んでも問題ありませんが、炭酸が残っている半年以内くらいには飲むようにしましょう。