ピーマンが赤くなる原因や理由は?変色してるけど食べれるの?

「緑色のピーマンをそのままにしていたら、赤くなっていた!」

そんな経験が一度はあると思います。

正直、真っ赤になったピーマンは不気味で食べて良いのか迷ってしまいますよね。

でも、赤くなったピーマンは食べないのがもったいないくらいおすすめなのです!

そこで今回は、ピーマンが赤くなる原因や食べられるのかどうかについて解説します。

また、

赤くなったピーマンをおすすめする理由

もご紹介します。

何となく避けていた赤くなったピーマンが、今日からは積極的に食べたくなるかもしれませんよ!

ピーマンが赤くなったけど食べれるの?結論は?

常温に放置していると、緑色のピーマンがいつの間にか赤く変色してしまうことがあります。

結論から言えば、赤くなったピーマンは食べられます!

確かに、ピーマンの変色は腐れのサインでもあります。

ただ、腐っている場合には赤色ではなく、茶色や黒色に変色していきます。

ピーマンが赤くなっていて、茶色や黒色ではないなら腐れとは違います。

ちなみに、赤くなったピーマンは緑色のピーマンに比べて柔らかくなっています。

柔らかくなるのは完熟したためであり、腐れではないので安心してくださいね。

赤くなったピーマンをさらに放置すれば、どんどん傷みが進み、やがて茶色や黒色に変色して食べられなくなるのです。

完全に赤くなる頃には完熟していて、すぐにでも傷んでしまうほどになっています。

なので、ピーマンが赤くなったなら、できるだけ早く食べきるようにしましょう。

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ピーマンが赤くなる原因や理由を紹介!


ピーマンが赤くなるのは、緑色のピーマンが完熟したからです。

「ピーマンに完熟なんてあるの?」

と不思議に思いますよね。

実は、ピーマンにも実が甘くなる完熟があるのです。

ピーマンは花が咲いてから20日間程で収穫され、60日間が経過すると赤くなっていきます。

私たちが普段ピーマンと認識している緑色のピーマンは、まだ未熟の状態で収穫され、消費されます。

この緑色のピーマンが収穫から時間が経過していくにつれて、熟して赤くなっていくのです。

私も自宅でピーマンを栽培していますが、木になっている時に収穫が遅れたり、収穫してザルに入れたままにしたりしている間にどんどん赤くなっています。

1つ赤くなり始めると次々に赤くなっていき、最後は全部真っ赤になってしまうこともしばしば。

赤くなる理由は、収穫前も収穫後も時間の経過が一番関係していると言えますね。

ピーマンが赤くなるメリットを紹介!


「ピーマンはやっぱり緑色だよね!」

と思っている人も、きっと少なくないですよね。

店頭に並ぶピーマンは緑色ばかりで、赤くなったピーマンが販売されることはめったにありません。

ですが、ピーマンが赤くなるのにはメリットがあるのです!

ピーマンが赤くなるメリットは以下の3つ

  • 甘くて食べやすい
  • 栄養価がアップする
  • 料理に華やかさを出せる

1つずつ解説していきます。

甘くて食べやすい

緑色のピーマンに比べて、赤くなったピーマンは甘いです。

ピーマンといえば、苦いのが特徴で苦さがピーマン嫌いの原因にもなりますよね。

青臭さが気になる人も多いと思います。

でも、赤くなったピーマンは甘くて柔らかくて、同じピーマン!?

と驚いてしまうほどです。

苦くてピーマンが食べられない人も、一度赤くなったピーマンを食べたらピーマンが好きになるかもしれませんね。

栄養価がアップする

赤くなったピーマンは甘みだけではなく、栄養価までアップしています。

緑色のピーマンに比べて例えば、

  • ビタミンC2倍
  • βカロテン3倍
  • ビタミンE5倍

にもなっているのです。

しかも、赤色の素になるカプサンチンという成分は、赤くなったピーマンだけに出来て、緑色のピーマンにはない栄養素です。

ビタミンやカプサンチンには抗酸化作用があり、老化防止に役立ちます。

緑色のピーマンよりも特に美容に優れた栄養素がアップしていて、赤くなったピーマンは優秀ですね!

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③料理に華やかさを出せる

緑色のピーマン一色でも十分に美味しそうな料理が出来上がります。

でも、赤い色のピーマンがプラスされればさらに料理に華やかさが出せます。

赤色のカラーピーマンやパプリカを加えても良いと思います。

ですが、チンジャオロースなどピーマンがメインの料理にピーマン以外の食材を使わずにピーマンだけで華やかさが出せるなら、使わない手はないですよね!

ちなみに、赤いピーマンで思い浮かぶのがパプリカやカラーピーマンですよね。
赤くなったピーマンが良いのなら、パプリカやカラーピーマンを食べれば十分だと思うかもしれません。

ですが、赤くなったピーマンはパプリカやカラーピーマンとは種類が違うものです。

赤くなったピーマンが、パプリカやカラーピーマンと呼ばれているわけではありません。

まとめ

常温や冷蔵庫に放置して、いつの間にか赤くなってしまったピーマンも、緑色のピーマンと同じように食べることができます。

一見、真っ赤になったピーマンは腐っているように感じますが、腐れとはまた違います。

ピーマンが赤くなるのは、緑色のピーマンが完熟した結果です。

赤くなったピーマンは、甘さや栄養価がアップして実は捨ててしまうのがもったいないことも分かりました。

赤くなった以外に気になる部分がなければ、積極的に食べたくなりますね。

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