仕事をしていると必ず1度は誰でも大きなミスから小さなミスしてしまった経験があるかと思います。
特に小さな不注意やつまらないミスである(凡ミス)であれば、大目に見てくれることもありますが、それが何回も続くと流石に周りの目も鬼になりますよね?
今回は日常生活から仕事まで役に立つ(凡ミス)の無くし方や対策について紹介していきたいと思います!
凡ミスの意味は?ミスとの違いは?
ミスとは私生活や仕事で起こる大きな事から小さな事全体を指すミスのことです。
その中でも凡ミスと言うのは些細なミスだったり、ちょっと確認の怠りから起きてしまう細かなミスです。
例えばですが、
・文書を書く際の単純な誤字や脱字
・数字の記入間違え
・電気・エアコンなどの消し忘れ
・支障ない程度でミスを起こす
などが当てはまります。
どれも注意や確認をすれば、前もって防げる内容のものばかりです。
私は今まで生きてきた中で何回も凡ミスをしましたし、凡ミスをしたことがないと言う人にはまず出会ったことがありません。(もしミスをしたことがない超人がいるのでしたら紹介して欲しいぐらいです「笑」)
凡ミスを起こしやすい人の特徴は?
凡ミスとは先ほども解説した通り、大きなミスではなく、小さなミスで不注意などから起きるものです。
しかし中には凡ミスが多いタイプの人間も存在します。
これから紹介するタイプは、あなたの周りにもいるのではないでしょうか?
また自分につまらない凡ミスが多いと感じる方で当てはまったら要注意です!
注意力が欠如している
当たり前と言ってしまえば、当たり前ですが、まず凡ミスの多い人の大半は注意力が欠如している傾向にあります。
1つの事に集中できず、つねに浮ついており落ち着きがありません。
たとえ集中したとしても5分から10分程度すると別のことを考えたり、手持ち無沙汰になり、違うことを始めてしまう傾向にあります。
その結果、つまらない凡ミスを連発してしまいます。
流れ作業になっている
仕事や作業に慣れてくるとどうしても、単純作業化してしまいます。
その結果、流れ作業になり、注意を怠る様になります。
特に仕事に慣れ始めた頃に起きやすい傾向にあり、同じ作業だとパターンが一定になってしまい、つい確認を怠ってしまいます。
凡ミスだけであればまだしも、時として大きなミスを招く可能性があるので、流れ作業になりやすい性格の人は注意が必要です。
変に楽観的
楽観的なのは、良く言えばポジティブ思考で良いことなのですが、仕事などで自分がミスをしても、楽観的に捉えて改善しようとしないタイプの人間は、周りから嫌われる傾向があります。
変に楽観的な人に多いのは、ミスしても「このぐらいいいや」と言う感情やミスが原因で上司に叱られても「次頑張ろう!!」と思うものの、楽観的に思い込むだけで、改善しようとしない人が多いです。
ちょっとのミスなら良いやとタカをくくっているといずれその負債が溜まり、周りからの信用を失う危険性があるので注意が必要です。
感情で動くタイプで客観視出来ない
感情で動くタイプの人も凡ミスが多い傾向にあります。
感情で動き、自分を客観視出来ないタイプは、常に論理ではなく自分の感情のままに行動します。
その為、凡ミスなどで上司に叱られても、感情的になったり、周りのせいにし責任転嫁し改善しようとしない傾向にあります。
凡ミスはつまらないものと認識し、感情的になり客観視出来ないタイプは、反省や対策を練らずに次に進むので同じミスを何度も繰り返します。
客観視出来ないが故に反省や対策ではなく、根性論などと言った違うベクトルに進んでしまう厄介な暴走列車タイプも客観視出来ない人の特徴です。
それが続くと流石に周りの人達からも見放されてしまう可能性があります。
もし自分に心当たりがあるのであれば改善する必要があるでしょう。
人の話を聞かない
人の話を聞かないタイプも凡ミスを起こしやすい傾向にあります。
人の話を聞かないので、凡ミスを注意しても内容が入って来ない。
言い訳をし始めるなど、自分の都合の悪いことには蓋をする傾向があります。
人の言うことや注意にしっかり耳を傾けることが出来れば、いきなり凡ミスを0にすることは不可能でも、ミスの割合を減らすことが出来るでしょう。
無駄にプライドが高い
職場や仲間内の中に必ず、1人はこの様なタイプがいるのではないでしょうか?
このタイプは中々に厄介です。
特に能力が低いのにも関わらず、プライドだけは一丁前な人はつまらない凡ミスに対して、指摘しても認めません。
プライドが高いタイプは指摘されると返って逆上し、ミスを認めなくなるので同じミスを繰り返します。
周りもそうなると注意出来なくなるので歯止めが効かないです。
自信過剰
これも先ほどの内容と重複しますが、自信過剰な人は能力以上の謎の自信を持っているので、プライドが高い傾向にあります。
自信過剰なので、自分はミスをしないと思い込んでおり、凡ミスが後になって発覚する上にミスを指摘しても、自分ではないと言い張る傾向があります。
この様なタイプは自信故に確認も疎かになりやすく、凡ミスを起こしやすい傾向にあります。
自分に甘い
このタイプは基本的にミスをしても、謝ることなく周りや環境のせいにする傾向があります。
自分を甘やかすことが大好きなので、支障ない程度の凡ミスであれば、心の中で「てへ♡」で済まして、改善や反省の色が見られません。
その割に他人の些細なミスには人一倍うるさいので、周りから疎まれる傾向にあります。
もし「ドッキ!!」となったのであれば、明日からでは無く、今から改善した方が良いです。
能力以上に自分に厳しい
自分に甘いタイプとは逆に能力以上に自分に厳しいタイプも凡ミスの多い傾向にあります。
自分に厳しいが故に常に自分のキャパシティーギリギリの仕事をしているのです。
常に余裕がなく、しっかり仕事をこなし、確認をしているはずにも関わらず、凡ミスが多くなってしまう傾向があります。
このタイプは負のスパイラルに落ちやすく、頭では分かっていても自分を責めてしまい同じミスを繰り返してしまいます。
時として自分を律しなければ行けない多々ありますが、時として手を抜いたり、作業以外で思いっきり自分を甘やかすことも、必要です。
プレッシャーがかかっている
絶対に失敗出来ない場合など、視野が狭くなりがちになり、普段起こさないような凡ミスを起こしがちです。
例えばテストの場合であれば、普段間違えない様な所で凡ミスを犯してしまったり、何かしらの発表であればミスしない様な所でミスを犯してしまいます。
プレッシャーと言うのはスポーツ選手などにもあるものなので、プレッシャーを0にする事は出来ませんが、日々の練習量や実践経験でプレッシャーを和らげる事は可能です。
いつも悩みを抱えてる
いつの時代も悩みと言うのは無くならないもので仕事の悩み、職場の悩み、家族の悩み、恋人と上手く行っていないなど原因は人それぞれかと思います。
悩みを抱えているが故に、作業に集中出来ずに凡ミスを起こしがちです。
悩みとは中々切っても切れない縁で出来ており、非常に厄介な敵です。
凡ミスに対しての対策は?
次は少しでも凡ミスをなくす為の対策を紹介していきたいと思います。
明日から実践すれば、すぐに結果は出なくても必ず成果は出てくるかと思います。
確認を何回も行う
至極シンプルですが、凡ミスが多い人に圧倒的に多いのが確認を怠ることです。
特に仕事や日々の作業に慣れると、どうしても確認が面倒になりがちです。
大体凡ミスが多くなるのは仕事や作業に慣れて来た時に起きます。
仕事に慣れて来た時こそ慎重になり、仕事内容をしっかり振り返ることや、自分だけの確認で不安なのであれば、他の人にも確認してもらうなどすることで凡ミスを減らすことが出来ます。
私自身もバイトや仕事で慣れてきた時に限って確認を怠り、良く上司に怒られましたが、慣れて来た時こそ、確認作業を大事にしたここで、ミスを減らすことが出来ました。
声に出す
声に出すのもミスを減らす対策としては有効です。
声に出すことで、頭の中での認識と音での認識の合計2回を行うことが出来るからです。
大声を出す必要はありませんが、ちょっとした確認や数字を数えるときなど声に出して確認することで脳への刺激になります。
また声に出すことで周りと確認の共有が出来る点でもおすすめです。
自分を客観的に見る
人間は感情的になるとどうしても、周りが見えなくなり、違う方向へ対策を取りがちになってしまします。
そうすると解決どころか返って状況を悪化してしまう可能性があります。
感情的なタイプの人が自分を客観的に見るのは今すぐに来ることではありません。
しかし当てはまるのであれば1度自分を振り返り、自分の凡ミスについて客観的に見てみると良いでしょう。
反省点や対策を冷静に練ることが出来るようになります。
自信過剰にならない
自信過剰な人にはおすすめの方法です。
仕事に置いて、ある程度の自信は必要ですが、自信過剰は凡ミスだけではなく、時としていろんな事で足元をすくわれます。
自信過剰だなと自分で感じる人は1度初心に返り、メモを見直しや作業を1度丁寧にして見ることで、凡ミスを減らすことが出来ます。
また周りの意見に耳を傾けることで、思わぬところで自分の弱点が分かる時があります。
周りに頼れる人がいるのであれば、1度意見を聞いてみても良いかと思います。
仕事や作業の共有
人間とは1人の力では、どうしても限界がある場合があります。
人の力を借りることで、自分の弱点を指摘してくれたり、凡ミスを共有することで、より気をつけて作業をしようとする力が働きます。
また仕事や作業内容を共有する事で、相手の凡ミスにも気づく事が出来るので、自分の仕事や作業に対しても「ここはミスしやすいところだ」と言う自分だけでは気づくことの出来ない所を気づく事が出来ます。
長時間作業しない
仕事などでどうしても長時間作業をしなくては行けない盤面は多々ありますが、仕事の中には時間を決めて終わらせることの出来る業務もいくつか存在します。
長時間作業をしているとどうしても、集中作業が雑になってしまったり、凡ミスが多くなってしまいます。
対策としては、作業の間に5分だけでも休憩をとったり、短時間で終わらせることの出来る仕事は極力ダラダラ作業しないでタイムテーブルをキッチリ決めることで、凡ミスの予防になります。
長時間のディスクワークの場合は、1回トイレに行くなどして、体を動かすと言った行動も、集中力回復にはオススメです!
ストレスの解消をする
仕事をしていると通しても悩みやストレスは必然的に出てきてしまいます。
ストレスや悩みの原因は人それぞれですが、解消出来るストレスであれば、休暇に思いっきり、自分を甘やかしてみたり、悩みの原因が人間関係にあるのであれば、根本的な部分で解決が必要になって来ます。
例えば、人間関係の悩みが上司なのであれば、上司と面倒ごとにならない良い方法を模索したり、最悪転職なども視野に入れる必要があります。
家族でその悩みについて話し合ったり、仲が悪いのであれば、距離を置くなど、深く関わらない方法も視野に入れたほうが良いでしょう。
悩みが恋人との関係の悪化なのであれば、1度話あう必要がありますし、辛いと思いますが関係が修復できる見込みがないのであれば、別れる必要があります。
お互いに身を削り合うのは理想の恋ではなく、ただの依存です。
その他にも悩みはあるかと思いますが、まずは身体を休め、悩みがあるのであれば根本から解決する事で、仕事に対してのパフォーマンスも上がり、凡ミスも減るかと思います。
メモを取る習慣をつける
メモを取るもの、凡ミスを少なくする有効手段です。
ちょっとした事だと頭で覚えたつもりでも、実は覚えた事と内容にズレが生じる事があります。
仕事で伝達があった際にこの様な事が起きてしまうと、周りに迷惑をかけてしまう可能性があります。
ちょっとしたことでも、凡ミスが許される盤面でない時は、箇条書きでも良いので、メモを取る習慣を取る事で凡ミスの予防になります。
また凡ミスを起こしてしまった際に、その内容をメモしておく事で自分がどの様な所で凡ミスを起こしてしまうのかも明確になるので有効です。
指差し確認
指差喚呼(しさかんこ)とも言われ、日本国有鉄道の運転手が信号確認の時に行なっている手法で、指差し確認で安全を確保する動きです。
絶対に事故を起こしてはならない、指差し確認を行うことで頭の中での確認と指差し確認で計2回の確認を行う事が出来ます。
指差し確認は国鉄でも行われる程、凡ミスに対しては有効な手段です。
凡ミスがなくなるメリットは?
凡ミスが無くなれば、仕事でも生活の中でも頭を悩ませる事は格段に減りますし、ストレスの割合が激減します。
また凡ミスは一見簡単なミスですが、余りにも多いとそれだけで仕事のテンポも悪くなります。
凡ミスが減れば、余計な所で時間を取らずに済み、自然と仕事や作業の効率は上がります。
また良い職場環境であれば、凡ミスが減った事を上司や同僚も評価してくれるなど、今後 仕事の人間関係においても良好を維持する事ができます。(私自身が実際そうでした。)
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は凡ミスの多い人の特徴とその対策についての紹介でした。
凡ミスと言うのは大きなミスではなく、本当に細かなミスではあるものの、対策を練らずに積み重なっていけば、周りの視線も自然と悪くなって行きます。
これまでで、少しでも「ギク、、、」となった方は正直対策が必要です。
しかし凡ミスと言うのは今後生きていく中で0にする事は出来ませんが、前もって注意し、それを習慣化すれば凡ミスの割合と言うのは減らす事が出来ます。
皆さんも是非凡ミスを減らして理想のライフスタイルを送りましょう。