ダシダとは韓国で生まれた、牛肉をベースとした出汁の素です。
韓国では頻繁に使われる調味料の一種なのですが、日本でも浸透してきてはいますが、いまだに家庭にはないという方も多いのではないでしょうか。
韓国料理を作るには鉄板の調味料であるダシダ。
日本でいうほんだしのように欠かせない調味料です。
そんなダシダですが家庭にあるもので代用出来たらうれしいですよね。
そこで今回はダシダの代用品を紹介していきたいと思います。
ダシダとはどんな調味用?
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ダシダとは韓国発の牛肉をベースとし、ニンニクや香辛料などが含まれた韓国では定番の調味料です。
ダシダを使うことによって本場韓国の味になります。
使われ方としてはスープやナムル、から揚げなど様々です。
また牛肉をベースとしたダシダ以外にも、あさりやいりこなどのダシダもあります。
ダシダの風味
ダシダには牛骨と玉ねぎなどが使われており、うまみが深く非常に強いコクが特徴です。
ニンニク、香辛料などのが加わり、韓国料理を作る際に使用することで本場韓国の味を楽しむことができます。
スープや鍋物、チヂミなどにも使われています。
ダシダの種類
ダシダの種類は主に3つです。
- 牛肉のダシダ
- アサリのダシダ
- いりこのダシダ
また牛肉ベースのダシダ以外にも、アサリのダシダや、いりこのダシダなどがあります。
海鮮料理などを作る際はアサリのダシダやいりこのダシダなどが活用されます。
アサリのダシダには牡蠣やエビのエキスなども加わっているので強いコクを感じるでしょう。
ダシダの代用品について一覧で紹介していきたいと思います。
家にあるもので代用できると嬉しいですよね。
牛肉のダシダの代用を紹介!
豚キムチ煮麺作ったよ。
ダシダ(牛肉出汁の素)ベースの出汁で韓国風の煮麺😆
暑い時に熱いの食べると汗だく😂#おうちごはん#料理好きな人と繋がりたい pic.twitter.com/mXBI7L3M74— しん (@shutenou) July 24, 2022
ダシダにも様々な種類がありますが、その中でもまずは牛肉のダシダの代用について紹介していきたいます。
コンソメ
どの家にも置いてあるのではないでしょうか?
コンソメは旨味が強い調味料で癖が強いと思われますが、ダシダの代用として使う事ができます。
スープに使用すると、見た目は普通に見えますが、風味やコクがとても濃厚です。
コンソメは牛肉のエキスに加え野菜で作られているため、 ダシダの代用としては一番適していると言えます。
なお、ダシダは塩分が濃いため、使うコンソメ は塩分が控えめなものではなく、通常のコンソメを選びましょう。
チキンコンソメなどがありますが、ダシダのベースが牛なため通常のコンソメを使う方が良いでしょう。
関連記事>「コンソメの代わりになるもの13選!使える代用品になる調味料を紹介!」
ウェイパー
ウェイパーは中華料理でよく使われる調味料ですが、ダシダの代用品として使う事ができます。
鶏ガラと豚のダシを合わせたものになっており、そこに野菜のエキスが加わっています。鍋や、加 熱料理などにも代わりとして使う事ができます。
ですが、調理の仕方によってはダシダよりウェイパーの方がコクが強く感じてしまうかもしれません。
その場合は具材を多めに加えてあげることに よって薄くなり美味しくなります。
味付けが濃い調味料を使うの料理ならばウェイパーとダシダの違いについて気になることは少ないでしょう。
ウェイパーは鶏ガラと豚のダシを合わせたものとなっており、ダシダは牛肉をベースとしたものなので少し違いはありますが、代用品として使う分には問題はないでしょう。
創味シャンタン
創味シャンタンもウェイパー同様中華料理でよく使われる調味料です。こちらもダシダの代用品として使う事ができます。
鳥や牛、豚、野菜など様々なエキスとスパイスが組み合わさってできています。
炒め物から煮込み料理など様々なジャンルの料理に使う事ができます。
しかしウェイパー同様、味が濃いため分量には注意が必要です。
鶏がらスープの素
鶏がらスープの素はダシダの素の代用品として使う事ができます。
ですが牛肉のダシダは非常に強い牛肉のコクがあるため、鶏がらスープではさっぱり目に感じて しまうかもしれません。
牛肉メインの料理では少し物足りなく感じてしまうかもしれないので、牛肉を長めに煮込んだり、具材を増やしたりして工夫しましょう。
また、ダシダは塩分が強いため、鶏がらスープを使用する際は塩分を足すと良いでしょう。
アサリのダシダの代用
出来た
木綿豆腐と鶏挽肉
で作りました
味付けはダシダの
アサリ味と胡椒のみ pic.twitter.com/JNHQUZmSfi— すぅ (@su40152) September 14, 2020
次はアサリのダシダの代用品について紹介していきます。
中華だしの素
中華だしの素はアサリのダシダの代用として使うことができます。
ですが使い過ぎると魚介の旨味からは遠ざかり、こっ てりとした風味になってしまうため分量には気をつけましょう。
中華だしの素を代用して使う際は、少しずつ加えながら、味見し、調整するのがおすすめです。
オイスターソース
オイスターソースの素材は牡蠣なので、同じ貝類であるアサリのダシダの代用として使うことができます。
オイスターソースは中華料理や中華スープなどで使われることが多く、炒め物からスープ料理など応用が効く点がメリットです。
炒め物などで使われることが多い一方で、カレーなどの隠し味や下味に使うこともできる調味料なので、使い道に困ることがない点も嬉しい部分です。
いりこのダシダの代用
韓国料理“ミヨック(牛肉入りワカメスープ)”作りました。
お出汁はいりこのダシダ🐟
美味しゅうございました。
生わかめを切っている感触が良すぎてずっと切りたくなる…そして生わかめは美味しい… pic.twitter.com/KGJ1dC7llT— ナカモト (@nkmt_a) February 26, 2022
最後にいりこのダシダの代用品を紹介していきます。
ほんだし
いりこのダシダにおすすめな代用品がほんだしとなっています。
いりこのダシダはシイタケやいりこなどが加わったものです。
韓国風の味噌汁や魚介がベースのスープなどに使われます。
いりこのダシダはイワシを使用したもので、イワシを使用したほんだしに似ているため代用品として使う事が可能です。
かつお節だし
いりこのダシダの代用として、かつお節も候補に上がります。
かつお節のメリットは簡単に手に入れることができる点や、常備している方も多い点です。
いりこのダシダはうどんや温かい蕎麦、スープに使われることが多く、用途がいりこのダシダと似ていることから、代用として適しています。
昆布だし
昆布だしもいりこのダシダの代用として使うことができます。
昆布だしの場合、いりこの様な魚介風味よりも、昆布の優しい風味が特徴的なため、代用する際は料理を選ぶものの、手に入りやすいメリットがあります。
昆布だしではいりこの風味を再現することができないので、代替えとなる食材や調味料で旨味を補うように工夫する様にしましょう。
ダシダの代用品を紹介!コンソメや鶏ガラでも代わりは効く?まとめ!!
ダシダの種類によって代用できるものが変わっていきます。
ダシダの代用品を紹介してきましたが、ただ代用するだけですと、味付けに物足りなさを感じてしまったり、逆にコクが強くなり、味がしつこいと感じることがありますので、代用する際は代用する調味料に合わせて、工夫して使うのがおすすめです。
身近にある調味料なので家庭にダシダがないという方は、ぜひ今回紹介したもので代用してみてください。