電気の動力で細かく動く電動歯ブラシは自力で落としきれない歯の汚れを綺麗に落としてくれることで、使っている人も多いのではないでしょうか?
しかし、電動歯ブラシも使っているとカビが生えてきます。
カビが生えた歯ブラシを口の中に入れたいなんて人はまずいませんし、カビが生えた歯ブラシを使うのは危険です。
電動歯ブラシに生えたカビは、ブラシだけに生えてくるわけではありません。
持ち手の部分などにも広がる厄介な存在です。
カビって見ているだけでイヤになりますよね?
ここでは、電動歯ブラシがカビる原因と電動ブラシについたカビの取り方、カビない為の手入れの方法を紹介してきますね!
Contents
電動歯ブラシがカビる原因を紹介!
早速ですが、電動歯ブラシがカビる原因についての紹介です。
まず電動歯ブラシがカビる原因ですが、歯ブラシは普段から口に入るものであります。
想像したくない話かも知れませんが、人間の口の中はどんなに清潔にしていても細菌が存在しており、それが歯ブラシのカビる原因です。
特に歯ブラシには歯周菌や歯周病菌が付着する他に、カビの原因である真菌なども付着し、これらの菌が悪さをします。
また、カビの原因となる真菌なども歯ブラシに付着する厄介なヤツです。
ここから更に想像するだけで、ゾッとする事実・・
歯ブラシにはなんと、1億個以上とも言われています・・・
知らなきゃ良かった事実ですね(大汗)
歯ブラシには恐ろしいことに、カビを生やすための良い条件が整いすぎています。
具体的にカビが繁殖しやすい原因は
・温度
・湿度
・栄養
の3つがカビが繁殖する原因です。
1つずつ、解説していきますね!
温度
カビ可能温度は基本的には0~40°Cの温度の範囲で生息出来ますが、カビにとって最も活動しやすい温度は20〜30°Cが最もカビが繁殖しやすい温度です。
特に洗面所はカビが生えやすい環境である上に、温度もカビにとって適していること多く、歯ブラシにもカビが繁殖しやすい環境であります。
20〜30°Cは人間にとっても、カビにとっても過ごしやすい環境であるが故にカビも必然的に増えやすくなっている訳です。
湿度
カビと言えば、湿度が大きく関係しているということは誰しもが一度は聞いたことがあるかと思います。
実際にカビの多くは湿度60%で発生し、80%以上で活発に活動します。
ほとんどの人が歯ブラシを洗面所に置いている人が多いかと思いますが、洗面所付近は湿度が高く、歯ブラシがその影響を受け、カビが繁殖するのです。
歯ブラシには使った後の水分が残りやすい上に、湿気で水分を吸ってしまうが故にカビが生えやすい環境ということが分かります。
栄養
最後に歯ブラシがカビる原因となるのが栄養です。
「栄養?」と思う人もいるかも知れませんが、歯磨きした後の歯ブラシには食べカスや汚れがついていることが多く、実はカビのエサになってしまっており、それがカビの繁殖を促してしまう原因になります。
湿度が高い洗面所に置いてある上に、食べカスや汚れのついている歯ブラシはカビにとって住みやすい環境ということです。
そう考えると、恐ろしい・・・・
電動歯ブラシのカビの取り方を紹介!
先ほどまでは、電動歯ブラシがカビる原因について紹介してきました。
歯ブラシは残念なことにカビる条件を満たしてしまっているのです。
カビの生えた歯ブラシを使い続けるのは危険なことであり、カビの生えた歯ブラシを使うと虫歯や歯周病の原因になるだけでなく、肺の病気を引き起こすリスクがあります。
カビが生えている電動歯ブラシを使うということは危険ということが分かりました。
では、電動歯ブラシについたカビは一体どのように取れば良いのでしょうか?
ブラシにカビが生えた場合は、残念ながらその歯ブラシは破棄し、新しい替ブラシを購入することをおすすめします。
電動歯ブラシの替ブラシは多少高いですが、ずっと使い続けると病気になる可能性があるのでそちらの方が後で医療費がかかるでしょう。
電動歯ブラシのブラシのカビは大人しく、買い換えるのが吉です。
一方で持ち手であるゴムグリップですが、粉末キッチンハイター(酸素系漂白剤)と重曹で落とせます。
では、準備するものと手順を下記で紹介するので、参考にしていただければ幸いです。
準備するもの | ・粉末キッチンハイター 小さじ1(酸素系粉末キッチンハイターを使うこと)
・重曹 小さじ1 ・40°Cのお湯 ・ゴム手袋 |
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手順 | 1 手荒れを防止するため、ゴム手袋の着用を厳守する
2 用意した粉末キッチンハイター、重曹、40°Cのお湯をペースト状になるまで混ぜる 3 粉末キッチンハイターで作ったペーストをゴムの部分に塗り、キッチンペーパーで覆い、その後2時間ほど放置しておく 4 キッチンペーパーを取り除き、水でよく洗う |
手順は1〜4の流れで、カビを落とす作業をしていくのですが、電動歯ブラシは電化製品なので、漏電や故障を起こす可能性もあります。
カビを落とす際は、濡らしてはいけない部分を濡らさないように注意しながら作業しましょう。
作業前に、取り扱い説明書をよく読んだ後に作業することをおすすめします。
電動歯ブラシの手入れの方法を紹介!
先ほどは電動歯ブラシにカビが生えたときの取り方について紹介してきましたが、次は電動歯ブラシの手入れの方法について紹介していきたいと思います。
先ほどと同様に、「準備するもの」と「手順」を紹介しますので、是非参考になれば幸いです。
準備するもの | ・電動歯ブラシ
・タオル ・コップ(清潔なもの) ・爪楊枝(状況に応じて) |
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手順 | 1 コップに水を入れて、電動歯ブラシのスイッチをONにする。 その後、電源を入れた電動歯ブラシをコップの水の中に入れて、汚れを水の中でふるい落とす2 歯ブラシを本体から外し、ブラシの部分を丸ごと洗う。 毛先だけでなく、柄の部分や本体とつなぐ内側の部分なども指でしっかり洗うのがコツです。 また、歯ブラシの根元の汚れが取れない時は、爪楊枝を使って取り除きます。3 分解した電動歯ブラシの水気を切ったら、もう一度本体に装着し、その後電源を入れて水滴を飛ばします。4 本体から取り外し、乾いたタオルでしっかりと水分を拭き取り、本体に付着した水分もしっかり拭きます。 この時、本体に汚れが付着している場合は、軽く絞った濡れタオルでよどれを拭き取った後に乾拭きするのがおすすめです。 5 汚れと水分を拭き取り終わったら最後、ブラシ・本体を取り外した状態で風通しの良いところに保管します。 |
日常的に使うものなので毎日手入れをするのは正直大変かも知れませんが、二日に一回は手入れをしておくことで、手入れをしない状態より長く持ちますので、面倒くさがらずに手入れするのがおすすめです。
まとめ!
電動歯ブラシがカビる原因とカビの取り方、手入れの仕方について紹介してきましたが、参考になりましたでしょうか?
電動歯ブラシのブラシにカビが生えてしまった場合、そのブラシ大人しく捨てることをおすすめします。
電動歯ブラシを手入れする際は準備するものや手入れが大変かと思いますが、カビないためにも2日に1回はしっかりと手入れすることで電動歯ブラシを長持ちさせることができるので、是非手入れをしましょう!!
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