「派遣社員がバックレをすると担当者が家まで来るって本当?」
「実際にバックレする人って多いの?」
「ブラックリストに乗ってしまう?」
この記事を読んでいるあなたは、今の職場環境に耐えらずにバックレをすることが頭によぎっているかもしれません。
辞めたい意思を派遣会社に伝えるのは気が重いですよね。
ただ、バックレをすると多少なりともリスクがあるので、可能であれば辞めた方がいいです。
本記事は以下の内容をメインに扱います。
・派遣社員のバックレは本当に多いのか?
・バックレをするデメリット(担当者が家まで来るのか?仕事の紹介は?)
・ブラックリストに乗る?
バックレをしたいと考えているのであれば、本記事の内容を読んで少し考える時間を作ってもよいでしょう。
派遣社員のバックレが多いは本当?
派遣社員がどれくらい過去にバックレをしたかの正確なデータはありませんが、おそらく起った数(事例)は多いでしょう。
正社員に比べて責任が少なく契約期間も決められているので、派遣社員の立場からすると自分の代わりならいくらでもいると少なからず思います。
「いつかは辞めるわけだし、遅いか早いかの違い・・・。」
「派遣は責任のある仕事を担当しないから、辞めても困らないだろう。」
「すぐに代わりは見つかるだろう。」
仕事で結果が出ずに辛い状況になると、このような気持ちが出て1度くらいバックレをしても大丈夫だという甘えが出てしまう可能性は高いでしょう。
バックレが起こりやすい派遣の働き方にも問題がありますが、ちゃんとした手順を踏まずに辞めることに全く抵抗がない派遣社員も一定数存在するのは確かです。
派遣社員のバックレは家に来るは本当?
ここでは、派遣社員がバックレをすると担当者が家に来るかどうかを説明していきます。
結論を言えば、可能性は極めて低いですが、必ずしも来ないとは言い切れません。
なぜ自宅まで来なければいけないのか、その理由を理解しておけば事前に対策することもできます。
ぜひ、参考にしてみてください。
派遣会社に連絡をとらずにバックレをした場合は可能性有り
派遣会社に一切連絡せず、予告なしにバックレをすると家に来る可能性はあります。
連絡なしにバックレをして放置すると、今後一切連絡が取れなくなり、退職時に必要な手続きや貸与物の返品も行われない可能性が高いからです。
必要な手続きが行えず、返すものも返してもらえないと、派遣会社としては非常に困ります。
何よりも派遣先の会社に迷惑をかけ、信用を失ってしまいます。
ですので、何かしらの方法で強行突破を考えるしかなく、最終的な手段として家に来る場合はあるでしょう。
実際に聞いた話ですが、バックレをして退職関連の手続きをしなかった派遣社員の家まで担当者が来て、長時間に渡り玄関の戸を強く叩き近隣住民から苦情を出された事件があったようです。
このように、派遣会社がどんな手段に出るか分からないので、保険証や派遣先から借りたものを郵送するなど、バックレをした後は必要最低限のことは行った方がよいでしょう。
社会保険に関しては、手続きをしないとずっと保険料が発生してしまうので、あなたにとってもマイナスです。
短期派遣だと放置される可能性が高い
1か月未満の短期派遣のように、社会保険未加入で会社からの貸与物もない場合、バックレをしても放置される可能性は高いです。
派遣会社も多くのスタッフを抱えているので、起ったトラブル全てに向き合おうとしたら、時間も労力も浪費してしまいます。
そもそも、バックレをするようなスタッフと今後付き合ってもメリットがありません。
派遣会社がとくに困らない場合は、放置される可能性は高いでしょう。
派遣社員がバックレをするデメリットは?
派遣社員がバックレをすると、派遣会社との関係がなくなるだけではなく、 メンタル的にダメージを負う可能性もあります。
バックレをすれば一時的には楽になるかもしれませんが、後が非常に大変です。
デメリットをしっかり理解して、自分の今後を考えて行動しましょう。
派遣会社から仕事の紹介がなくなる
バックレをすると、派遣会社との関係は確実に途絶えます。
仕事の紹介は無くなりますし、受けたい求人があっても2度と受けられません。
なぜなら、普通に退職すらできない人と関係を持ってしまうと、派遣会社としてはリスクがあるからです。
事情があるなら、嫌でもしっかり伝えてから辞めるのが常識ですからね。
その少しの犠牲をはらえずにバックレをするので、印象が悪いのは当然です。
社会人としての常識が欠けている人を客先に派遣するのは、マイナス以外の何ものでもありません。
どのような理由であれ、バックレをすると仕事の紹介は無くなると思ってください。
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派遣でバックれてしまうと、今いる派遣で求人を探すのは、もはや困難ですが、「就職エージェント」であれば、まだ仕事を見つけられるチャンスがあります。
連絡ラッシュと担当者からの嫌味でメンタルを削りとられる可能性大
バックレをすると、派遣会社から何度も連絡が来るでしょう。
派遣先には事情を説明しなければいけませんし、先に説明した貸与物の返還や退職手続きもあります。
かりに、どれか1つでもできなければ会社の信用はガタ落ちなので、派遣会社としては非常に困ります。
バックレをしているので派遣会社は2度と連絡が取れないと思い、しつこく連絡をとろうとするでしょう。
電話、メール、LINE、場合によっては自宅訪問など、とにかく様々な手段を使います。
嫌な気持ちを押し殺して、派遣会社と泣く泣く連絡をとった場合も、担当者から嫌味の一言二言を言われるだけでは済まないでしょう。
今までのあなたの対応、仕事への取組み方について延々と言われ続けます。
しつこい連絡と担当者からの嫌味で、メンタルには相当負担がかかるでしょう。
バックレをしたことで、派遣会社は派遣先の会社から相当なクレームを受けています。
当然、問題を起こした社員に対する態度は厳しくなります。
自己嫌悪におちいり自信をなくす
バックレをして一時的に楽な気持ちになっても、自分の身勝手な行動で多くの人に迷惑をかけているので、やはり後ろめたさのような気持ちは出てくるでしょう。
時間が経つほどその気持ちが強くなり、ついには自己嫌悪におちいる場合もあります。
いずれにしても、正当なことはしていないので自分に対する自信はなくすでしょう。
自己肯定感が低下すると、物事をネガティブにとらえるようになり、自分に自信がなくなり積極的に行動できなくなります。
今後の仕事探しや対人関係に少なからず影響は出るでしょう。
派遣社員がバックレをするとブラックリストに乗るのは本当?
結論、1度バックレをしてもブラックリストに乗るケースはほとんどありません。
ただし、過去にも同じことがあったり、あまりにも勤務態度がひどかったりした場合は、かなり危険です。
ブラックリストというよりも
「うわさが広がる」
と言った方が表現的には正しいかもしれません。
派遣は直接雇用である正社員よりも、あなたに関わっている会社が多い分、悪い噂は広がりやすいです。
ここでは、派遣社員がバックレをするとブラックリストに乗る危険があるのかを説明していきます。
リスクを理解するためにも、ぜひ参考にしてみてください。
うわさが広がり次の仕事探しが不利になる可能性もゼロではない
派遣という働き方を考えた場合、バックレをすると悪いうわさは広がりやすいでしょう。
派遣は即戦力なので、今の契約が満了して次に働く職場が自分の経験を生かせる同業種・同職種の可能性は高いです。
同じ業種であれば会社同士で横のつながりがある場合は結構多いので、あなたがバックレをした事実が伝わっている可能性もゼロではありません。
その場合、選考は確実に不利になるでしょう。
「あれ?この名前聞いたことがあるぞ・・・。」
「本当にこの人大丈夫かなぁ?」
「確認してみよう。」
次に選考を受ける派遣先の会社は、問題行動を起こした人の顔までは知らなくても、名前は伝わっている可能性があるので、このように疑いを持つかもしれません。
派遣会社や他のスタッフ、派遣先の会社とその関係会社など、多くの関係者と仕事をするのが派遣という働き方です。
総じて、悪い評判は広がりやすいでしょう。
派遣会社の間でブラックリストに載るかも
派遣先の会社だけではなく「派遣会社の間」でうわさが広がり、ブラックリストに載る可能性もあります。
派遣会社の担当者が別の派遣会社に転職するケースはよくあり、過去にいた会社の社員と退職後もつながっていることもあります。
その場合、何らかのタイミングであなたの話題が出る可能性はゼロではないでしょう。
例えば、あなたがバックレをして、別の派遣会社に登録に行った場合を例にします。
派遣会社に登録する時には、あなたの経歴やスキルが分かる書類を提出しなければいけません。
その書類には前職の会社名や派遣先は確実に記載しなければいけないないので、担当者(営業)はバックレをした派遣会社や派遣先の名前は確実に目にします。
もちろん、バックをした事実は言わなければなりませんが、担当者が書類に記載した会社とつながりがあった場合、絶対に話題にならないとは言えません。
あなたが、前職をあまりにも短期で退職している場合、素行調査のため確認される可能性もあります。
結果的に、派遣会社の間でうわさが広がり、ブラックリストにのってしまうかもしれません。
まとめ!
今回の記事を読んでいる人の多くが恐らく、「派遣先をバックれたいほど嫌だ」と思っている人がほとんどかと思いますが、それでも派遣先を何も言わずにバックれてしまうのは、本気でおすすめはしません。
派遣先をバックレると後々、リスクが付き纏いますし、少なからず、自己嫌悪にもなりやすいです。
派遣先をバックレると、家まで派遣担当が来る可能性は高くはありませんが、決して0という訳ではありません。
担当営業も責任がありますので、時として、家に押し寄せてくるといった強行手段に出ることも決してないとは言えませんので、その辺りもバックレる際は念頭に入れておくべきでしょう。
「逃げるな!!」
「辞めるな!!」
とは言いませんし、時として辞めることも逃げることも大事ですが、どうしても派遣先が合わず、辞めたいと考えているのであれば、しっかりと派遣の営業担当に話を付けてから、次の契約まで働くなど、最低限の目処を付けて辞めると、後々次の仕事を探す際も、バックレるよりはリスクになりにくいです。
今回の内容が少しでも、あなたが思いとどまって、考えるキッカケになったのであれば幸いです。
バックれたいほど、派遣先の仕事が嫌なのであれば、転職活動を行うことを強くおすすめします。
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