派遣は契約途中でも転職が決まれば辞めることが出来る?転職活動はOK?

 

 

「派遣は契約途中で辞めてもいいの?」

 

「転職活動と並行したい」

 

このような気持ちはありませんか?

 

気持ちはよく分かります。

 

私も転職前のつなぎで派遣をしていた時期がありますから。

 

「辞めるにもタイミングが合わない」

「転職活動をしたくても入社したばかりだから」

 

働きながら職を探すのは大変ですよね。

 

派遣社員で働きながら転職活動を検討している方に向けて、具体的には以下の内容を
扱っています。

 

 

● 原則、派遣は契約途中で辞めるのはリスク

● 派遣の契約途中でも転職が決まれば辞めることは出来る?転職活動はOK?

 

本記事を参考にしていただければ、リスクを最小限に抑えた円満な退社が可能でしょう。

 

また、本記事の最後には、派遣社員から正社員に転職活動を行うためのおすすめの就職エージェントサービスも紹介しております。

 

ぜひ、最後まで読んでいただければ幸いです。

 

 

原則、派遣は契約途中で辞めるのはリスクです。

突然の「ご愛読ありがとうございました!」に驚きもしない美女の写真

 

派遣を契約途中で辞めるのはリスクが大きいです。

 

やむを得ない事由があれば別ですが、契約満了で辞めるのが基本でしょう。

 

契約途中で辞めると、多くの人に迷惑をかけるだけではありません。

 

社会人としての常識がないと思われ、あなたは信用を失うでしょう。

 

会社が納得しない状態で、一方的に物事を進めるのだけは辞めましょう。

 

ここでは、派遣を契約途中で辞めるケースについてご説明します。

 

やむを得ない事由を除きリスクは大きい

歩きスマホで転倒し泣き叫ぶ女性(雨天)の写真

 

「出勤に差し支える病気やケガ」

「提示されている契約条件と異なる」

 

などやむを得ない事由がある場合は、契約途中で辞めるリスクはありません。

 

しかし、派遣を契約途中で辞めるのはリスクが大きいです。

 

あなたと関りがある会社(派遣会社・派遣先)すべてに迷惑をかけるからです。

 

派遣会社は信用を失い、派遣先企業は業務が滞ります。

 

なるべく、次回の契約更新までしっかり勤務するようにしてください。

 

繰り返しますが、一方的な都合で強引に辞めるのだけは控えましょう。

 

契約途中で酷い辞め方をすると会社からの印象は悪くなる

笑顔の退職者の写真

 

契約途中で辞めると会社からの印象は悪くなる可能性は高いです。

 

しかし、それは酷い辞め方をした場合や転職先との対応を間違えた場合です。

 

 

社会人としての常識を守れば、そこまで会社との関係性は崩れません。

 

 

酷い辞め方や転職先との対応を間違えた場合の具体的には以下のリスクがあります。

● 派遣会社から仕事を紹介してもらえなくなる

● 転職先の印象が悪くなる

再度、派遣で働きたい場合に仕事を紹介してもらえない可能性は非常に高いです。

 

 

派遣スタッフとのやりとりを、派遣会社は対応履歴に残しています。

 

 

契約途中で辞めた事実は、必ず記録しているでしょう。

 

 

少なくとも仕事の紹介は確実に減ります。

 

 

また、社会人としての姿勢を疑われ転職先の企業からも印象は悪くなります。

 

 

契約途中で辞める場合は、最低限のマナーを守りましょう。

 

 

 

しかし、派遣の契約途中でも転職が決まれば辞めることは出来る?転職活動はOK?

正解が分からず最後まで悩む男性の写真

 

ここでは、派遣契約中の退職や転職活動についてご説明します。

 

 

知っておくといざという時に役立ちます。

 

 

ぜひ、参考にしてみてください。

 

転職が決まったなどの理由で契約途中でも辞めることは出来る?結論は?

なかなか結論を出さない主任の写真

 

 

結論を言えば、やむを得ない事由があれば契約途中でも辞めることは出来ます。

 

しかし、一方的な都合の場合は辞めることはできません。

 

有期雇用の場合、基本的に使用者は契約満了前には会社を辞めさせることが出来ません。

労働者も自分から退職ができません。

 

派遣契約は派遣労働者を守るためにあるからです。

 

派遣会社から労働者を簡単に解雇することは出来ません。

 

「雇用期間を定めたといえども、やむを得ない事由がある場合は、各当事者は直ちに契約
を解除することが出来る」

 

民法第628条に定められています。

 

労働者の一方的な都合による退職は出来ないとしています。

 

 

それでも、会社から訴えられる可能性はゼロではないにしても低いでしょう。

 

 

労働基準法第16条「契約途中で辞めても違約金や損害賠償を請求できない」と定めているからです。

 

契約途中で辞めても、法的に損害賠償は請求できないのでその心配はいりません。

 

 

そもそも、訴えて大ごとになると会社自体(派遣先・派遣元)も厄介です。

 

 

今後のため、トラブルを避けようとするでしょう。

 

 

転職活動は仕事に支障がなければ並行しても大丈夫

しっかり相手の話を聞く女性社員(早く終わらないかなー)の写真

 

派遣契約期間中に、転職活動をしている人は多くいます。

 

仕事に支障が出なければ問題なく、就業時間後に面接時間を設定すれば大丈夫です。

 

心配になった時もっとも確実なのは、雇用契約書や誓約書を見ることです。

 

転職活動を禁止する旨はおそらく書いていないでしょう。

 

転職活動をしていることは、自分から言わなければ分かりません。

 

関係がこじれる可能性もあるので、会社にうっかりと口を滑らせないようにだけ注意しま
しょう。

 

後は、仕事で成果を出してさえいれば何も言いません。

 

 

転職が決まった際の契約途中の辞め方のマナーは?

業績の下がり具合を懸念する役員がこちらの写真

 

転職が決まり、契約途中で辞めざるを得ない場合もあるでしょう。

 

マナーを守って辞めないと、あなたは信用を失います。

 

「体調が悪くて明日から出社できません」

「転職が決まったので来週で辞めます。」

「面倒だからいっそ、音信不通にしよう。」

 

このように、強引に退職しようとするのだけは辞めてください。

 

ここでは、転職が決まり契約途中で辞める場合のマナーについてご説明します。

 

社会人の常識を守るだけなので、難しくはないでしょう。

 

転職先と入社日の調整をしっかりする。

卓上カレンダーのチェックマークの写真

 

トラブルをさけるため、転職先と入社日の調整をしっかり行いましょう。

 

転職面接では、希望の入社日は伝えるようにしてください。

 

こんなやりとりはNGです。

 

面接官 : 「いつから働けますか?」

あなた : 「いつでもいいです。」

 

「今働いているのにいつでもいい?」面接官から常識がない印象を持たれるでしょう。

 

また、転職先から一方的に入社日を決められる可能もあります。

 

スケジュールをあわせるのは大変だと思いますが、入社日の調整は行った方が良いでしょ
う。

 

契約途中で辞める必要があれば派遣会社に退職理由を納得してもらうことが大事です。

 

転職(入社日も含め)が決まったら、最初は所属の派遣会社に退職意思を伝えてください。
次回契約更新の1カ月前までに伝えるのが理想です。

 

関係性がこじれるので、派遣先に先に伝えるのだけは辞めましょう。

 

派遣先には、派遣会社の営業が伝えてくれます。

 

重要なのは、退職理由を納得してもらうこと。

 

本来、契約途中で辞めるのは許されないからです。

 

例えば、以下のように納得してもらいましょう。

 

「どうしても転職先企業とスケジュールが合わなかった」

「前から目標にしている企業だった」

 

あくまでも、契約途中の退職は不本意であるスタンスを通しましょう。

 

最後に、どうしても転職したい熱意を伝えてください。

 

担当している仕事は最後まで終わらせる

社内の企画会議の様子の写真

 

短期間といえ、派遣先はあなたに仕事を教えてくれました。

 

その期間にも給料は支給されたはずです。

 

結果を出すことを意識して、全力で仕事に取組みましょう。

 

担当している仕事はしっかり完了させ、最低限のけじめをつけることが大切です。

 

終わりを大切に!!引継ぎと挨拶・お詫びをしっかりと行う

軽く会釈する部下の写真

 

契約満了前に辞めるのは、本来はあってはならないです。

 

だからこそ、終わりを大切にしましょう。(終わりよければすべてよしという言葉がありますが、まさにその通りです。)

 

業務の進捗や進め方はしっかりと引き継ぎましょう。

 

文章にして残しておくと、派遣先の担当者や後任者は助かります。

 

個人データの削除も忘れずに。

 

最後は、関係者へ挨拶とお詫びをして後腐れなく終わりましょう。

 

派遣会社からも謝罪はありますが、お詫びは忘れないようにしてください。

 

最後に!

 

契約途中で派遣社員を辞めるのは、基本的にひかえた方が良いです。

 

多くの人に迷惑をかけ、信用を失う可能性が高いからです。

 

次回の契約更新までは責任を持ち勤務しましょう。

 

しかし、どうしても契約途中で辞める必要が出てくる場合もあるでしょう。

 

「派遣会社に報告する」

「転職先と入社日の調整を行う」

「任せられている仕事は中途半端にしない」

「引継ぎと挨拶・お詫び」

 

このように、社会人として当然のマナーを徹底することが大切です。派遣で働きながら転職先を探している方も多くいるでしょう。

 

ぜひ、参考にしていただければ幸いです。

 

また、下記内容では、派遣社員が正社員に転職活動するのにおすすめの就職エージェントサービスを紹介しております。

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