心地よい睡眠を取りたいというのは誰もが思うことでしょう。
自分の世界に入れるBGMは一日の疲れを癒し、心地よい入眠の手助けになります。
また、勉強や読書など、音楽を聴きながら寝落ちという経験がある方も多いのではないでしょうか。
スピーカーから音楽を聴ける環境があれば問題はないですが、マンションなどで近隣トラブルや家族への迷惑を考えてイヤホンを利用している方も多いと思います。
最近ではBluetoothを利用したイヤホンが主流になり、以前よりも便利・快適になりまし た。
しかし、便利さ快適さゆえにイヤホンを外さずにそのまま寝る人は少なくないようです。
実はこのイヤホンを外さずに寝るという行為、非常に危険な行為なのです。
どのような危険が潜んでいるか見ていきます。
イヤホンしたまま寝るのは危険だし痛い!危険性を紹介!
早速ではありますが、イヤホンをしたまま寝る危険性を紹介して行きます。
(耳が)痛くなる
寝ている間にイヤホンの固い部分があたり怪我をすることがあります。
ひどい人では軟骨を骨折したといったこともあるそうです。
また、イヤホンをつけるということは耳にきわめて近い距離で音楽を聴くことになりま す。
その“音”が耳の奥に痛みを与える可能性があります。
「イヤホン頭痛」と呼ばれる、頭痛を誘発する可能性もあります。
頭の奥で脈打つような痛みが生じることです。
片頭痛を持っている人はそれを悪化させることもあります。
難聴
有名なもので「イヤホン難聴」というものがあります。
ライブ会場やパチンコ屋など大音量の環境に長時間滞在すると出てきたあとしばらく耳に違和感を持ったり、聞こえづらかったりすることがあると思います。
そんな状態が治らないことが「イヤホン難聴」です。
通常ですとしばらく休憩すると治りますが、毎晩長時間イヤホンをつけることを続けるとじわじわと耳の中の細胞が破壊され、難聴が進行していき、回復が難しい段階まで進行してしまう可能性があるのです。
少しずつ話し声が大きくなったり、相手の声が聞きにくくなったりしていることはありませんか?
もしかしたら、「イヤホン難聴」の始まりかもしれません。
イヤホンしたまま寝たい!そんな時はどうすればいい?
イヤホンをしながら寝ることはよくないこと。
そうはわかっても、音楽を聴きながらでないと寝られない人、同居人のいびきや外の音が気になって、耳栓の代用品として使っている人など、どうしてもイヤホンをして寝たい人はたくさんいると思います。
そんな時はどうすればいいのでしょうか?
音量を小さくする
難聴を引き起こす原因の一つは音量にあります。
これを小さくすることで耳に与えるダメージを小さくすることができます。
イヤホンから音が漏れている場合は大音量だと言えます。
タイマーを設定する
入眠時に必要な時間数だけタイマーで設定することで、耳に与える負担を大きく軽減することができます。
耳から外れやすいイヤホンを使用する
眠りに入った時、寝返りを打つと自然と耳からイヤホンが外れるようにしておくと、長時間音楽を聴くリスクを回避することができます。
「寝ホン」を利用する
イヤホンをしながら寝ることのリスクは理解しながらも、そのリスクを減らした睡眠用のイヤホン(寝ホン)が発売されています。
普通のイヤホンよりも快適に睡眠がとれるように設計されたものです。
耳が痛くなりにくい素材、音量の調整などの睡眠用に特化されたモデルになっています。
こちらを利用することによってより安全にイヤホンをしながら睡眠につくことができます。
イヤホンしたまま寝たい!そんな時はどうすればいい?
寝ながらイヤホンが使えるという
寝ホンの新作を買って見ました。
すげぇです。
今寝返りを何度かしてるんですけど枕を真横に耳つけても全然違和感なくて
すごい。
これでASMR聞きながらねます。 pic.twitter.com/SLweNLk7Zj— 弎佰卌參(刺身) (@hiroikutomu) October 31, 2021
寝ながらイヤホンで音楽を安全に聞くということに特化した「寝ホン」。
どのような点を重視して選べばいいのでしょうか。
形状
主に
1.インナーイヤー型
2.カナル型
という2つの形に分かれます。
1のインナーイヤー型は耳の穴にひっかけて装着するイヤホンです。
特徴は装着感が少ないことです。
2のカナル型というのは耳栓のようにイヤーピースを差し込んで装着するイヤホンです。
遮音性に優れています。
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接続方法
主に
1.有線接続
2.ワイヤレス接続
に分かれます。
1の有線接続の特徴はなんといっても長時間利用に適しているという点です。
バッテリー切れを気にすることがないため、朝まで音楽を楽しむことができます。
しかしコードが体に絡まるといったデメリットもあります。
2のワイヤレス接続の特徴はコードがないため、寝返りにストレスを感じることがないということです。
しかし、充電を気にしなければならないため、朝までの長時間利用を考えている場合はバッテリーの能力を考える必要があります。
まとめ!
寝ながらイヤホンで音楽を聴くということは大きなリスクを負うことになります。
しかし、少しの意識をすることで今まで以上に安心安全に音楽睡眠ライフを送ることができます。
音楽はわたしたちの生活にとってなくてはならないものです。
人生を豊かにするため
にも自分に合った楽しみ方をしていきたいものです。
イヤホンについての別途記事内容はコチラ↓