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「就活に失敗したらフリーターそれとも派遣?」
「派遣を選ぶべき理由は?」
「派遣をやりながら行うべきことは何?」
本記事は、このような内容をメインに解説していきます。
結論を言えば、本人の状況に合わせて派遣かフリーターかを選べば問題ありません。
ただし、就活を失敗した時と同じ状態で焦って就職活動をしても、失敗する可能性が高いことは注意する必要があります。
正社員就職を成功させるためには、現状よりもスキルを上げ、就職活動のやり方も変える必要があるでしょう。
私は派遣で働きながら転職活動をしましたが、最初は採用されず非常に苦労しました。
それでも、最終的に転職を成功させた経験があるので、本記事で方法を共有できればと考えています。
就職活動が上手く行かずに、悩んでいる方はぜひ参考にしてみてください。
就活に失敗したらフリーターになるよりも派遣になるべき!?結論は?
結論を言えば、就活に失敗したらフリーターより派遣になるのをおすすめします。
後ほど説明しますが、待遇面や退職のしやすさ、人間関係の面などで派遣の方が働きやすく、フリーターに比べて評価される実績も身に付きます。
ただし、すぐに正社員就職したければ、時間の融通が効くフリーターになり就職活動に集中した方がよいでしょう。
どちらを選ぶかは本人次第ですが、自分自身の状況が就職活動に失敗した時のままだと、焦って正社員を探しても結果は好転しない場合が多いです。
就職活動をするにしても、これまでのやり方を変えなければダメでしょう。
派遣とフリーターってどう違うの?派遣を選ぶべき理由は?
派遣とフリーターはどちらも非正規雇用ですが、両者の働き方にはさまざまな違いがあります。
ちなみにフリーターは「パート・アルバイト」などで働く人を指します。
代表的な違いを以下の表にまとめました。
とくに、混同しやすいのは雇用主についてです。
派遣は派遣会社が雇用主で、給料の支払いや派遣社員の管理など業務上の指示以外は全て派遣会社が行います。
勘違いをして、仕事の悩みやトラブルについて派遣先の会社に相談する人も多いです。
派遣とフリーターの違いを簡単に説明しましたが、就職活動を失敗した後に選ぶなら派遣の方がおすすめです。
ここでは、その理由を5つに分けて説明していきます。
時給がフリーターより高い
派遣とフリーターの時給を比べると、同じ仕事内容でも派遣の方がほとんど高いです。
広告費がかからないことが主な理由です。
アルバイトやフリーターは、求人サイトなどに仕事を掲載するために広告費を支払う必要があります。
主要なアルバイト求人サイトの掲載料は、掲載期間や掲載エリアなどのプランによっても異なりますが、
- 安くても2万円以上
- 高ければ60万以上
かかってしまいます。
興味があれば、下記サイトで求人の掲載料金を確認してみてください。
1つの求人を出すのに、どれだけ会社が負担しているか理解できます。
参考サイト :求人広告掲載費用・料金一覧|媒体ごとに比較可能!
派遣の場合は、派遣会社が自社で運営しているサイトや求人サイトで募集するので、広告費を負担する必要はありません。
経験上、アルバイトと派遣は同じ仕事内容でも時給にして200円~300円ぐらい違う場合が多いです。
20日フルタイムで勤務する場合、月給は3万~4万円の差ができます。
就職活動する時は、何かとお金がかかるので給料がよいに越したことはありません。
各種社会保険に入れる
社会保険は日常で起こるさまざまなリスクに対して用意されている保険です。
病気やケガの治療費の負担を軽減できる「健康保険」や病気やケガで障害を負った場合や老後にうけられる「厚生年金保険」などが含まれています。
非正規雇用でも一定の要件を満せば加入でき、派遣で通常通りの勤務時間で働いていればほぼ加入できます。(派遣は「人材派遣健康組合」も利用可能。)
*派遣の場合は1週間の所定労働時間が派遣会社(雇用主)に勤務している正社員の4分の3以上で、健康保険と厚生年金の両方に加入できる。
1度だけ、勤務開始してから半年後でなければ社会保険は加入しないと言うブラックな会社もありましたが、一般的な派遣会社であれば入社後すぐに加入を強制されます。(入社後2カ月の会社も多い)
有名企業で働ける
派遣先の会社は大手企業の場合が多く、普通に就職活動を行っても難易度が高くてほとんど入社できない企業で働けます。
仕事内容自体は決まられたものですが、仕事の取組み方や姿勢など勉強できることが多いでしょう。
派遣でも有名企業で働いた経験は、転職活動で大きなアピールポイントです。
すぐに働ける派遣は直接雇用のパート・アルバイトよりも、選考の難易度は低いので就業につながりやすいです。
派遣は事前面接が禁止(違法)なので、一般的な就職活動でされるような質問も会社側からはできません。(事前の書類選考も実施しない)
「弊社を志望した理由は?」
「同業他社にはない魅力は?」
などの、質問は面接と変わらないため基本的に禁止です。
ですので、派遣の場合は面接ではなく、顔合わせとか業務打ち合わせと呼ばれている場合が多いです。
顔合わせは、ほとんど過去の経歴を確認されるだけで、比較的短時間で終了して、問題がなければその場で採用が決まる場合もあります。
工場系など、職種によっては選考なしで仕事が決まることも多く、総じて仕事につきやすいです。
働いていない期間(ブランク)が多いと、転職活動は不利になります。
その点、仕事が決まりやすい派遣はメリットが大きいです。
退職しやすい
派遣の契約期間は大体3カ月ぐらいの短期なので、就職活動のスケジュールに合わせやすいです。
契約更新は派遣先と派遣社員の合意で決定するので、更新しない旨を伝えれば簡単に退職できます。
要するに、3カ月なら3カ月、契約期間さえしっかり守れば辞めるのは自由ですし、短期契約であるほど就職活動のスケジュールとかぶりません。
逆にアルバイト・パートの直接雇用は、有期雇用であった場合、契約期間は比較的長めの場合が多いです。
ですので、正社員の就職が決まった際に契約途中の可能性が高く、すんなりと退職できない場合もあります。
特にバイト先でも社員並みに出勤していたり、戦力になっていると辞めるのに苦労すると言った話はよく聞きます。
契約内容によっても異なりますが、比較的派遣の方が退職しやすいでしょう。
人間関係が楽
派遣はアルバイトに比べて、下手にコキ使われたり、怒鳴られたりするなどパワハラに近いことは基本的に少ないでしょう。
派遣先の会社からみれば、派遣社員は他社の人間です。
下手なことをすれば会社の信用が低下しますし、間に派遣会社が入っているのでクレームを言われたら大変です。
私は過去に10年間、派遣で働いていますが、1度だけ大きなミスをしてしまい長時間の説教をされた以外は、人間関係でそこまで苦労した経験がありません。
もちろん、職場との相性や仕事への取組み方によっても変わりますが、結果を出すために努力さえしていれば派遣先はほとんど何も言いません。
残業や休日出勤が少ない
私はアルバイトと派遣社員を経験していますが、派遣社員の方が残業が少なく、時間がある生活を送れていたと感じます。
働く職場によって違いがあるので、一概には言えませんが、派遣社員は他社の社員であり自社の社員ではない為、規定上の残業や休日出勤させるのに抵抗を感じる職場も多かった気がします。
アルバイトをしていた時は、理不尽な残業や休日にいきなり電話がかかってきて、急な出勤を頼まれることが多かったですが、派遣社員であれば、無闇に急な出勤や理不尽な残業を強いることは出来ません。
アルバイトと比較して、時給が高いのにも関わらず、時間を確保しやすいのも派遣社員のメリットと言えるでしょう。
派遣はズルズルやるのはNG!?派遣をやりながら、やるべき行動を紹介!
派遣で長く働くのは、個人的にはおすすめしません。
派遣先で正社員になれればよいのですが可能性は低く、契約満了した時にある程度の年齢に達していると転職自体が厳しくなるでしょう。
ですので、派遣をやりながらも、できるだけ早く転職に向けて動いた方がよいです。
派遣をやりながら、やるべき行動を紹介して行きますので、ぜひ実践することをおすすめします。
常に求人をチェックしてよい求人があれば受ける
派遣で働きながら常に求人はチェックして、良い求人があれば仕事に差し支えない範囲で積極的に受けていきましょう。
仕事を探すときは、焦らず自分に合った求人を見つけることが大切です。
背伸びをしすぎると、いつまでも内定を獲得できず時間だけが浪費します。
仕事の探し方は自由ですが、ハローワークよりも求人サイトをおすすめします。
理由は3点あります。
- 求人を掲載するのは無料なので、採用コストに余裕がない企業が集まりやすい
- 募集人数が少ないので受かりづらい
- 応募書類の郵送が手間(求人サイトは直接エントリーできる)
悪い言い方をすれば、求人サイトで募集している企業に比べてお金に余裕がない場合が多く、待遇面などで少しだけ質が落ちます。
ハローワークは地元の求人が多いので、どうしても転勤できない人に適しているでしょう。
スキルを証明するために資格を取る
就業中もスキルを身に付けるために、勉強することは大切です。
資格まで取得すれば、応募先企業に対して客観的にスキルを証明できます。
必須ではありませんが、口頭で
「こう言ったスキルを身に付けました」
とあれこれ説明するよりも、はるかに説得力があるので取得をおすすめします。
私は転職活動の時に大してアピールできる実績が無かったのですが、資格取得後にほぼ間違いなく書類選考の通過率は上がりましたね。
書類選考が通過すると言うことは、スキル面では企業が求められている基準に達していることを意味するので、資格取得は役に立ったと実感しています。
就活は他の応募者との競争です。
採用を決定する時、面接の評価が同じぐらいの応募者がいたら、スキルが少しでも高い方を優先して採用します。
繰り返しますが、就活に失敗した状態のままでは結果はほとんど変わりません。
自己啓発をして、毎日少しでも成長する意識を持つことが大切です。
転職エージェントとコンタクトをとる
派遣をやりながら就職活動する際には、転職エージェントとコンタクトを取りましょう。
やはり、一度は就活に失敗して派遣やフリーターになっているので、自分だけで上手く軌道修正して就職を成功させるのは難しいです。
- ・なぜ正社員に就職せずに別の道に進んだのか
- ・派遣やフリーターでの経験をどのように生かせるか
- ・正社員で、すでに活躍している、同年代の社員との差を埋める覚悟
これらを、応募先の企業に納得するように伝える必要があります。
面接ではかなり厳しく質問されるので、事前に十分な準備が必要でしょう。
転職エージェントは応募先企業と長年のつながりがあり、選考に関する情報を熟知しています。
あなたの今の状況に応じて、内定のために必要な情報を提供してくれるでしょう。
職歴が極端に少なければ登録できない場合もありますが、就職成功の確率を上がるために登録をおすすめします。
まとめ!!
フリーターより派遣社員の方がメリットになる理由は
- 時給がフリーターより高い
- 各種社会保険に入れる
- 有名企業で働ける
- すぐに働ける
- 退職しやすい
- 人間関係が楽
- 残業や休日出勤が少ない
となります。
何か特別な理由があるのであれば別ですが、もし就活に失敗してしまって迷っているのなら、フリーターになるよりも派遣社員になることをおすすめします。
やりたいことや夢を追っている、本業が別にあっての派遣社員であれば、派遣社員を続けても良いですが、将来的に正社員を考えているのであれば、ズルズルと派遣社員を続けることはおすすめしません。
派遣社員をやりながらも、将来に繋がる勉強や行動は日頃から行うことをおすすめします。
就職活動に失敗してフリーターになるべきか、派遣社員になるべきか悩んでいる方に、今回の内容が少しでも参考になれば、幸いです。