麻婆豆腐は木綿と絹どっちがいい?それぞれの特徴と美味しく作れるのは?

麻婆豆腐は家庭で簡単にできるので、時間がないときや手を抜きたいときに便利で時短で美味しい便利な料理です。

でも、麻婆豆腐に使う豆腐を選ぶ時にいつも、木綿豆腐か絹豆腐かどっちがいいか分からずに悩んでしまう人も多いのではないでしょうか?

本内容では

  • 麻婆豆腐は木綿と絹どっちが良いのか?
  • 麻婆豆腐の木綿と絹でどのように違うのか?
  • 木綿と絹の簡単に作れる麻婆豆腐のサンプルレシピ

について紹介していきます。

麻婆豆腐は木綿と絹どっちが良い?豆腐の特徴を紹介!

麻婆豆腐の豆腐について「木綿豆腐と絹豆腐ではどちらがいいのか」迷われる方も多いです。

結論としては、自分の好みに合わせて木綿か絹かを選ばれるといいでしょう。

木綿豆腐と絹豆腐どちらを使うかによって麻婆豆腐の出来上がりは変わってきます。

それぞれの特徴を紹介していきますので、特徴を知った上で使う豆腐を選ぶと良いでしょう。

木綿豆腐

麻婆豆腐に適しているのは木綿豆腐だという説は多いです。

理由は、

木綿豆腐は絹豆腐と比べて水分量が少なく、豆腐の中に気泡が多くあるので豆腐に味が染みこみやすく、旨味や辛味を含み美味しくなる

というところにあります。

加えて、木綿豆腐の方が絹豆腐より固いので麻婆豆腐を作るときに炒めても煮込んでも型崩れしにくいという特徴があります。

絹豆腐

木綿豆腐の方が麻婆豆腐に適しているという人が多い中、絹豆腐の方が麻婆豆腐に適しているという人もいます。

理由は、

口ざわりざわりの良さ、滑らかさが絹豆腐の方が勝っているから、トロッとした餡との相性が絹豆腐が良い

ということです。

見た目でも触った感じでも絹豆腐はツルッとしています。

餡と絡めて食べる麻婆豆腐なので、少々豆腐のかたちが崩れても、なめらかな口ざわりざわりの麻婆豆腐がいいと好む人も多いです。

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麻婆豆腐を作る際の木綿と絹のそれぞれの特徴は?

麻婆豆腐に適した豆腐というと木綿豆腐が適しているといわれますが、絹豆腐で作る麻婆豆腐を好む人も多くいます。

一般的に、

「中華料理店では絹ごし豆腐を使うところが多い。」

「自宅で作るなら木綿豆腐がよく使われる。」

と言われています。

つまり、どちらが適しているということはなく、完全に好みの問題になります。

木綿豆腐を選ぶか絹豆腐を選ぶかで出来上がりに違いが出てくるので、自分の味覚の好みに合わせて選ぶのがおすすめです。

木綿豆腐で作った麻婆豆腐の特徴

  • 味が染みこみやすい 豆腐に水分が少ないので味が染みこみやすく、特に辛味は強く出る。
  • 栄養分が豊富 木綿豆腐は絹豆腐と比べて、鉄分やカルシウムが豊富に含まれる。
  • 豆腐が崩れにくい木綿豆腐は煮込んでも炒めても崩れにくいので、麻婆豆腐の中に豆腐のボリュームがあり、より満腹感を感じられます。

木綿豆腐の利点は豆腐が調理中に崩れにくい点です。

麻婆豆腐を作っているとかき混ぜたり、フライパンを揺らしたりと豆腐が崩れやすく、出来上がった頃には豆腐が粉々に崩れてしまって跡形もないことも珍しくありません。

しかし、木綿豆腐の場合、激しくかき混ぜたり、フライパンを激しく揺らさなければ、形が大きく崩れてしまうことはないと言えます。

また、麻婆豆腐の辛味を楽しめるのは木綿豆腐の方です。

「豆腐を崩したくない」

「麻婆豆腐の辛味を楽しみたい」

「ボリュームを持たせたい」

という方は木綿豆腐がおすすめです。

絹豆腐で作った麻婆豆腐の特徴

  • 口ざわりざわり・のどごしがいい 絹豆腐は、他の食材と比べても柔らかく口ざわりのいい。
  • 味が染みこみにくいツルッとした絹豆腐は、味が染みこみにくいので、煮込むときに手でちぎって入れることをおすすめします。
  • 絹豆腐は柔らかいので、炒めたり煮込んだりすると豆腐の形が崩れてしまいがち。
  • 餡との絡みが良く、柔らかい絹豆腐は、麻婆豆腐の餡と絡みなめらかで美味しい。

豆腐自体の口触りや餡との絡みやすさは絹豆腐の方が勝ります。

絹豆腐を使う際の注意点としては、絹豆腐は木綿豆腐と比べて崩れやすく、注意しないと出来上がった頃には豆腐が跡形もなく崩れていることがあります。

対策としては、豆腐を電子レンジで1分くらいを目安に温めてから入れることで、豆腐が崩れるのを防ぐことが可能です。

また、絹豆腐は味が染み込みにくいので、包丁で刻んで入れるよりも手でちぎって煮込んで上げることで、味が豆腐に染み込みやすくなります。

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麻婆豆腐の木綿と絹のそれぞれのサンプルレシピを紹介!

美味しい麻婆豆腐の作り方を木綿豆腐と絹豆腐に分けて作り方をご紹介します。

まずは、豆腐の下ごしらえと炒めるとき煮込むときが異なります。

木綿豆腐、絹豆腐のどちらも材料は一緒になります。

【材料】

  • 豆腐 ・・・ 1丁
  • 豚ひき肉 ・・・ 150g
  • 油 ・・・ 大さじ1
  • ネギ(みじん切り) ・・・ 適量
  • ニンニク(みじん切り)・・・ 少々
  • 生姜(みじん切り) ・・・ 少々
  • 酢 ・・・ 小さじ1
  • 豆板醤 ・・・ 小さじ1

【スープ】

  • 水 ・・・ 200cc
  • 酒 ・・・ 大さじ1
  • 中華スープの素 ・・・ 小さじ1
  • 砂糖 ・・・ 小さじ1⁄3
  • しょうゆ ・・・ 大さじ1

【水溶き片栗粉】

  • 片栗粉 ・・・ 小さじ2
  • 水 ・・・ 小さじ2

木綿豆腐の麻婆豆腐

【作り方】

  1. 鍋に水と塩少々を入れ、2cm角に切った木綿豆腐を加え沸騰させないように軽く(お湯が温まって約2分〜3分)茹でる。(茹でることで余分な水分を抜き、形が崩れることを防止するため)
  2. 茹でた木綿豆腐はそのまま鍋に入れておき、炒める前に軽く水気を切る。
  3. フライパンに油と豆板醤を入れ、中火で油となじむまで(約1分)炒める。
  4. 油となじんだら、生姜、ニンニク、ネギを中火で炒めて香りを出すまで(約1分)炒める。
  5. フライパンに豚ひき肉を加え、火が通るまで中火で約3〜5分炒める。
  6. 豚ひき肉に火が通ったら、1度火を止めてスープを加える。
  7. スープを加えたら、中火でフツフツと沸いてくるまで(約3〜5分)加熱する。
  8. フライパンのスープが沸いてきたら、豆腐を入れ、中火で再び煮たつまで(約1〜3分)煮込む。
  9. 沸騰してきたら、水溶き片栗粉を2〜3回に分けて入れて混ぜる。
  10. とろみがついたら、お皿に盛って出来上り。

ポイントは、

2. 茹でた木綿豆腐はそのまま鍋に入れておき、炒める前に軽く水気を切る。

のところです。

絹豆腐の麻婆豆腐

【作り方】

  1. フライパンに油と豆板醤を入れ、中火で油となじむまで(約1分)炒める。
  2. 油となじんだら、生姜、ニンニク、ネギを中火で炒めて香りを出すまで(約1分)炒める。
  3. フライパンに豚ひき肉を加え、火が通るまで中火で約3〜5分炒める。
  4. 別の鍋に湯を沸かし、塩ひとつまみを入れ、絹豆腐を大きめにちぎって加えて、中心まで温まるよう中火で約3〜5分茹でザルにあげる。
  5. 豚ひき肉に火が通ったら、1度火を止めてスープを加える。
  6. スープを加えたら、中火でフツフツと沸いてくるまで(約3〜5分)加熱する。
  7. フライパンのスープが沸いてきたら、豆腐を手で崩しながら入れ、中火で味が染みこむまで(約3〜5分)煮込む。
  8. 沸騰してきたら、水溶き片栗粉を2〜3回に分けて入れて混ぜる。
  9. とろみがついたら、お皿に盛って出来上り。

ポイントは、

  • 4. 別の鍋に湯を沸かし、塩ひとつまみを入れ、絹豆腐を大きめにちぎって加えて、 中心まで温まるよう中火で約3〜5分茹でザルにあげる。
  • 7. フライパンのスープが沸いてき たら、豆腐を手で崩しながら入れ、中火で味が染みこむまで(約3〜5分)煮込む。

のところです。

まとめ

木綿か絹どっちを使うべきかはそれぞれの好みになりますので、自分で試してみたり、レストランに食べに行ったりしてみて、好みを決めてみるのも面白いと思います。

木綿豆腐も絹豆腐もどちらも美味しく麻婆豆腐を作れますので、是非今回紹介した内容とサンプルレシピを参考にしていただければ幸いです。

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