皆さん1度は誰もが経験のある掃除や整理整頓。
整理整頓と言うと人間が生きていく中で絶対に避けては通れないものですが、苦手な人は特に多いのではないでしょうか?
男性であれば「仕方がない」で済まされてしまうものの女性であれば「仕方がない」で済まされないと言う理不尽に悩んでいる女性は特に多いのではないでしょうか?
「片付けたと思ったら次の日には元どおり」と言うのは、よくある事ですよね。
今回は整理整頓の出来ない人の特徴や整理整頓が出来ないのは発達障害が関係しているのか、などを紹介していきたいと思います。
Contents
そもそも片付けの出来ない人の特徴とは?整理整頓が出来ないのは何故?
まず整理整頓が出来ないと言うのは主に以下の要因が主になっていきます。
・そもそも整理整頓する気がない。
・仕事などの忙しさから整理整頓暇がない。
・整理整頓は出来るものの、3日も持たずに元の散らかった状態に後戻り。
・整理整頓の仕方が分からない。
恐らくこの記事を読んでいる方であればまず「そもそも整理整頓する気がない。」が主な原因ではないかと思います。
仕事が忙しく環境の変化が著しい20代の方の大半が「仕事などの忙しさから整理整頓する暇がない」と「整理整頓は出来るものの、3日も持たずに元の散らかった状態に後戻り」に当てはまるのではないでしょうか?
次はこれらの整理整頓が出来ない人達の特徴についてや「発達障害」なのか?その内容を紐解いて、見ていきたいと思います。
そもそも整理整頓する気がない
整理整頓出来ない人に良くあるタイプがそもそも改善する気がないと言うことです。
最近ニュースでもよく見る部屋がゴミ屋敷になってしまうのは実は男性で無く女性が多い傾向にあります。
その比率で言えば、女性が62%で男性が38%と言われております。
その要因としては、女性の方が物に執着心があり、いつか使うのでは無いかと思い捨てられない傾向があり、実際に捨てないで使った経験がある女性が多いです。
その様なタイプの方は整理整頓しているつもりでも、実は整理整頓が出来ていない方も多い傾向にあります。
忙しさから整理整頓する暇がない。
夜遅いと脱いだ服や食べた後に洗ったり捨てたりしなければいけないものを後回しにしてしまい、それが積もりに積もって山となり、結果整理整頓するのが億劫になりがちです。
対策としては1週間の内必ずこの日は片付ける日を決めておき、全てを整理整頓するのは不可能でも、コツコツと片付けていけば習慣化することができ、作業が苦にならなくなります。
何事も最初は苦痛になりますが、習慣化していく事で苦にならなくなって行きます。
3日も持たずに元の散らかった状態に後戻り。
実はこのタイプが1番多いのではないでしょうか?「という自分もそのタイプです」
整理整頓する能力自体はあるものの、その状態をキープすることが出来ないタイプです。
この様な事態に陥ってしまう原因としては、定位置を決めないでそのまま思いついた所に置いてしまう。
使ったら使いっぱなし「いわゆるぱなし状態」の方々多いし傾向にあります。
特に女性だと、化粧品など男性よりも日用品が多く、使いぱなし状態にしてしまい、使いたい時に見つからない状態に陥るパターンが多いです。
このタイプは多い傾向にあるので、「自分はダメだ、、、」と落ち込むのでは無く、対策としては物を置く入れておく定位置をしっかり決めてそれを徹底するだけで、かなり改善されるかと思います。
整理整頓の仕方が分からない。
整理整頓の仕方がわからないタイプの方は計画を立てることが苦手な傾向にあります。「全ての人がそうではありませんが」
全ての人が当てはまる訳ではないので一概に決めつけることは出来ませんが、整理整頓の仕方が全くと言って良いほど分からない場合、「発達障害」の恐れがあります。
この場合、数ある発達障害の中でも「片付けられない症候群」に該当します。
いるものといらないものの取捨選択をすることが出来ず、どこに何を置けばスペースが確保出来るかを考えるのが苦手です。
人と言うものは出来ない事や苦手なものに対しては、どうしても抵抗を感じてしまい、頭では分かっていても、問題を先送りにしたり現実逃避してしまうものです。
整理整頓の得意、不得意は仕方ないものの極端に苦手なのであれば、対策の1つとして余計な物などは極力買わない様にしたりする事で金銭的にも余裕が出来ますし、整理整頓する手間を省くことが出来ます。
発達障害?「片付けられない症候群」とは?
発達障害とは簡単に言えば、生まれつき脳にアンバランスさがあり、日常生活に支障をきたすものです。
1つのことにはものすごく特化しているものの他のことが全く上手くいかない、出来ない人が多いのが特徴でその中でも「片付けられない症候群」と言うものがあります。
この片付けられない症候群は発達障害の中の症状の1つであるADHD(注意欠損・多動性障害)に該当します。
特徴としては落ち着きがなく、やったらやりっぱなしになってしまう傾向が強いです。
特に特徴として多いのは
ケアレスミスが多い
注意を持続できない
人と対面して話すのが苦手
話が飛んでしまう傾向がある
ソワソワしてしまう
指示に従えない
じっと人を待つことができない
早合点が多い
考えが飛躍する
掃除中に昔のアルバムが出てくるとついつい見入ってしまう
忘れ物が多い。財布を忘れて出掛けることもしばしば
自分が今、何をやっていたか分からなくなる
挙動不審だね、と友達に言われることがある
しゃべり過ぎることがある
やりたいことは今すぐやる
が掲げられます。
発達障害と言うものは正確な治療法と言うものはなく、1番は自分を責めないことと個性の1つとして受け入れることです。
また整理整頓の苦手な人に対しては怒ったりするのであり、しっかりと周りが理解し、一緒に課題に向かっていく必要があります。
すぐに片付けられなくても、対策をしっかりと練れば少しずつではあるものの、改善する余地は十分にあります。
次は整理整頓や片付けが出来ない人でも出来る対策を紹介していきます。
整理整頓がが出来る様になる対策とは?
ここでは整理整頓が苦手な人が出来る対策を紹介して行きたいと思います。
必要最低限のものしか買わない
お買い得商品があると私自身もついつい買い込んでしまうタイプです。
しかし実際買い込んでも使う場面とは言うのは限られており、ほとんどが袋から出さないで未開封で何年も放置ということは私だけでなく、色々な方が経験したことがあるのでは、無いでしょうか?
この様に買い込んでしまうと買った分の元を取るために、捨てられない、また欲しいものが出ると買ってしまってまた物が溜まると言った悪循環に陥ります。
そこで大事なのは本当に必要なものなのか?
今買うべきなのか?
をしっかりと考えることです。
例を挙げるのであげるのであれば、服を買い込んでしまうタイプは、時間潰しなどに服屋さんに入らないなど対策を練ると良いでしょう。
多少高くても良いものを買って長く使う様にする
こちらもストックしない対策としてかなり有効な手段となります。
「安物買いの銭失い」という言葉がありますが、安くて品質の良くないものはその分寿命も早く、処分の手間や再び購入と言ったものが増える原因にもなりかねません。
初期のコストはかかりますが、お財布やバックなど、品質の良いものをしっかり選べば、4年以上長く使えるものも多く存在します。
安くて品の悪いものを数多く買うよりははるかにコスト面も抑えることができるのでおすすめです。
不要なものは勇気を持って捨てる、売る
決断には勇気が要りますが、そもそもの物が減る無ければまず部屋が散らかることはありません。
例えばすぐに捨てるのに抵抗があるのであれば仮置きボックスを作って起き、1週間使わなければ捨てる又は売れるものであれば売りに出すと良いかと思います。
特にネットを頻繁に使っているのであれば、メルカリなどのフリマアプリで出品する事で、他のユーザーにはとても価値のあるもので、売れることもしばしばです。
私自身も使わなくなった物が案外フリマアプリに出品したら思わぬ値段で売れた経験もあるので捨てることに抵抗があるのであれば必要な人に売って大事に使ってもらうのも手です。
チェックリストなどを作る
自分が整理したいもの、整理したい場所をリストアップして行きます。
この時なるべく、パソコンなどのワード、エクセルではなく紙に書くのが効果的と言われおります。
古典的な方法ではありますが、紙に書くということは脳に刺激を与えると行為であり、紙に書いてリストアップすることで脳を働かせ、自発的に行動を起こしやすくする効果があります。
紙に書く習慣は整理整頓に限らず、タスクを整理したい時に非常に有効な手段です。
回収業者の利用・依頼する
それでも自分の力でダメなのであれば最終手段、人の手を借りてしまいましょう。
回収業者であれば掃除のプロですし、大体の相場が20000円前後で依頼を引き受けてくれます。
また日時指定などもでき、不用品回収業者であれば、リサイクルショップで値段の付かなかったものを買い取ってくれることもあるので、ネットが苦手で、フリマアプリを使うのに抵抗のある方は非常におすすめです。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
整理整頓や片付けが苦手な方でも1日10分からでも実行に移すことが出来れば、十分に部屋を綺麗にすることは可能です。
特に片付けるのが極端に、苦手なのであれば業者にお金を払ってでも依頼するのが良いでしょう。
また自分が少しでも、「片付けられない症候群」だと感じるのであれば、その事を攻めるのではなく、まずは机の上など出来るところから行って行くことが苦手克服の道になること思います。