買ってきたばかりの新鮮なしいたけであれば、腐るまでに時間は十分にあります。
一方で、しいたけは傷みやすく、一瞬で腐ってしまいます。
腐るのがもったいないと分かっていても、しいたけを一気に消費するのはなかなか難しいものですよね。
そこで今回は、
しいたけを大量に消費するレシピ
をご紹介します。
しかも、比較的長く保存できる作り置きレシピもちゃんとあるので、一気に食べきれなくても心配ないですよ。
しいたけが大量にあって腐る前に使いたい時にも、傷み始めて困った時にも、きっと役立つレシピが見つかるはずです。
しいたけ大量消費レシピを紹介!
またやっちまいました。
椎茸大量消費せねば… pic.twitter.com/NmXuhgUieu— さーもん (@habunetyan) July 21, 2022
しいたけが大量に残っていて、何とか食べきりたい!
そんな時はぜひ大量消費レシピにチャレンジしてみてください。
今回は
①しいたけの佃煮
②しいたけで麻婆豆腐
③しいたけのマリネ
の3つをご紹介します。
①しいたけの佃煮
材料(2人分)
●しいたけ…10個
●めんつゆ…大さじ3
●しょうゆ…大さじ1
●はちみつ…大さじ1
●砂糖…大さじ1
●かつをぶし…小分け1パック
【作り方】
①しいたけを半分に切り、食べやすい厚さで縦切りにする。
②めんつゆ、しょうゆ、はちみつ、砂糖を合わせておく。
③鍋に①を入れ、全体が被るくらいの水を加えて中火で加熱する。
④ひと煮立ちしたら、②を加えて弱火で煮込む。
⑤水分が減ってしいたけに色がついてきたらかつをぶしを加えて、水分をほぼ完全に飛ばす。
佃煮は保存の効く大量消費レシピの定番です。
いくら食べても飽きず、ご飯がどんどん進みますよ。
今回はかつをぶしを加えましたが、千切りのしょうがや昆布、梅干しなどを加えても美味しい佃煮になります。
逆に、何も入れずにしいたけだけを甘じょっぱく煮て、温かいご飯に温泉卵と共に乗せてしいたけ丼として食べるのもおすすめ!
②しいたけで麻婆豆腐
材料(2人分)
●しいたけ…5~7個
●木綿豆腐…1丁
●にんにく…2かけ
●しょうが…1/3個
●ねぎ…1本
●はちみつ…大さじ2
●しょうゆ…大さじ1
●めんつゆ…大さじ2
●ごま油…大さじ3
●紹興酒…適量
●粉さんしょう…適量
【作り方】
①しいたけ、にんにく、しょうが、ねぎをみじん切りにする。
②はちみつ、しょうゆ、めんつゆ、ごま油を合わせておく。
③豆腐は賽の目に切って水気を切る。
④フライパンににんにく、しょうがを入れてごま油を熱し、温まったらしいたけを加える。
⑤しいたけが油になじんだら、②を加えて全体を混ぜて、紹興酒を加える。⑥豆腐を加える。
⑦豆腐に火が通ったらねぎを加えて、なじませて、粉さんしょうをふりかける。
普段麻婆豆腐に使うのはひき肉ですよね。
そのひき肉の代わりにみじん切りにしたしいたけを使うのがポイント。
しいたけの食感が意外とひき肉によく似ていて、普通の麻婆豆腐と大差なく感じると思いますよ。
しいたけの旨味が出汁になり、豆腐としいたけでヘルシーに食べられるのも嬉しいですね。
③しいたけのマリネ
材料(2人分)
●しいたけ…6~7個
●エリンギ…1パック
●えのき…1/2袋
●舞茸…1/2パック
●オリーブ油…大さじ2
●鷹の爪…1本
●黒酢…大さじ3
●しょうゆ…大さじ1
●はちみつ…大さじ1
●塩…少々
【作り方】
①しいたけ、エリンギ、えのき、舞茸を食べやすい大きさに切る。
②黒酢、しょうゆ、はちみつを合わせておく。
③フライパンにオリーブ油と鷹の爪を入れて熱する。
④フライパンが温まったら①を入れて全体に油をなじませて塩を加える。
⑤水分が飛ぶまできのこを炒めたら、②を加えて火を止める。
⑥タッパーに入れて、冷めてから冷蔵庫で保存する。
しいたけを含めたたっぷりのきのこはメインにも付け合わせにもぴったりです。
今回ご紹介した以外のお好みのきのこを使っても作れます。
炒めて水分を飛ばし、調味料に漬け込むため、冷蔵庫に入れておけば約1週間は保存が可能です。
しいたけを作り置きしておく際のポイントは?
やりました作り置き
ミニトマトの器替え
茄子のなべしぎ
にんじんグラッセ
椎茸とお揚げの当座煮
つるむらさきおひたし
ちびじゃが煮っころがし
ゴーヤチャンプル#作り置き#つくおき#自分でも忘れていたが元々料理垢だった#ミニトマトは器を変えただけ pic.twitter.com/uZtPJoanLc— ざる魚 (@zaruzakana) July 18, 2022
しいたけは水分が多く、傷み始めるとあっという間に腐ってしまいます。
でも、ポイントを押さえて適切に調理しておけば、腐りやすいしいたけも作り置きできる食材になります。
しいたけを作り置きしておく際のポイントは、
●味つけはしっかりと濃いめにする
●火をよく通す
●なるべく空気に触れないように保存する
です。
しいたけを作り置きする時は、味つけは少し濃いめかな?
と思う程度にしておくのが重要になります。
特に、砂糖やしょうゆを多めにしましょう。
というのも、
しいたけは腐りやすい分、味つけを濃いめにすることが防腐効果になるからです。
どうしても薄味にしたい場合は作り置きではなく、2日程度で食べるつもりにしましょう。
また、しいたけは生のまま調理せずに、しっかりと火を通します。
加熱が甘いと、日持ちせずにすぐに腐ってしまいます。
電子レンジ調理は簡単ですが、作り置きする場合は電子レンジよりもコンロを使う方が良いかもしれません。
さらに、保存の仕方にも注意が必要です。
出来上がったしいたけ料理をさっと器に盛り付けて、冷蔵庫から何度も出し入れするのではなく、なるべく空気に触れないようにするのがポイント。
できれば、タッパーに入れておくのが安心だと思います。
まとめ!
しいたけの大量消費レシピを紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか?
しいたけは数個単位で売られていることが多く、ついつい余りがちな食材の割に日持ちしない食べ物です。
そんな困った時は今回紹介した
①しいたけの佃煮
②しいたけで麻婆豆腐
③しいたけのマリネ
を作ってみてはいかがでしょうか?
今回紹介したレシピはどれも難しいものではなく、簡単に作れますので、料理初心者にもおすすめです。
余りがちなしいたけですが、今回紹介したレシピで腐らせることなく、しいたけを有効活用していただければと思います!!
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