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レシピ通りの作ったのにカレーに入っている肉が硬い!!
カレーに入っている肉が硬いと美味しいカレーでも食べたくなくなりますよね。
では、カレーに入っている肉が硬いのはなぜなのでしょうか?
カレーの肉が硬い原因と、どうすればカレーの肉が軟らかくなるのかをご紹介します。
カレーに入れた肉が硬い原因は?
レシピ通りに作ったのに、カレーに入れた肉が硬い原因は複数あります。
肉の種類や部位、切り方などによっても違うからです。
一番考えられる原因として、カレールーの外箱に書いてある作り方の肉は薄切り肉を想定しています。
なのに、スーパーなどで販売されているカレー肉はブツ切りのかたまり肉です。
カレールーの外箱には水を入れて15分〜20分とありますが、これは薄切り肉の加熱時間になります。
角切りのカレー肉の時には、2時間ほど煮込むと柔らかいほろほろととろける肉となるのです。
薄切り肉と角切りのカレー肉では加熱時間が違って当然なので、外箱の作り方に書いてある15分~20分では角切りのカレー肉は硬くなってしまいます。
肉を加熱するとタンパク質の構造が変化し硬くなります。
更に煮込めば柔らかくなるという性質があるのです。
高級なカレー肉を使ってカレーを作ると、煮込み時間が短くても柔らかいカレーの肉になりますが、いつも高級肉が使うことは無理です。(超お金持ちの家庭であれば、別かも知れませんが(笑))
では、いつものスーパーのカレー用の肉が硬くならずに柔らかくなる方法を紹介いたします。
カレーに入れる肉を柔らかくする方法や煮込み時間を紹介!
カレーに入れる肉を柔らかく仕上げる方法はいくつかあります..
まずは、肉をカレーで煮込む前の下ごしらえの段階で有効な肉を柔らかにする方法を紹介しま す。
スジ切りをする
肉の筋繊維を切ることを一般にスジ切りと言います。
肉屋、焼き肉屋、ステークハウスなどかたまり肉を使用する店で聞くのです。
筋繊維を切ることにより、加熱調理をしても硬くなりにくいのでおすすめになります。
筋を切るように直角に包丁を入れるのです。
なんか難しそうですが、分からなければ大きめのフォークで真上から突き刺します。
それも分からなければ、すりこぎで肉をたたくこともおすすめです。
常温に戻す
カレーに入れる肉が冷たいと加熱したときに外側と内側に温度差が生まれ、中心に熱が通るまでに時間がかか肉に火が入りすぎて硬くなります。
そのため、肉を煮込む前に常温に戻しておくことが大切です。
カレーを作る30分くらい前には冷蔵庫から肉を出し常温に戻すことで、肉の中心まで均一に火が入り柔らかい肉のカレーになります。
タンパク質を分解する
肉のタンパク質を分解すると柔らかくなります。
タンパク質を分解するためには何をするといいのでしょうか?
タンパク質分解酵素は、パイナップル・りんご・たまねぎが有名です。
肉を煮込む前に、缶詰パイナップル、すりおろしたリンゴやたまねぎに30分程漬けて使うと軟らかい肉の入ったカレーになります。
漬け込んだパイナップル、リンゴ、たまねぎも一緒に煮込むと甘味のある、お子さまも好きなカレーになります。
乳製品に浸ける
肉の臭みを消すと同時に柔らかくするのが乳製品です。
ヨーグルトや牛乳に浸けるいことで、臭みが消え肉を軟らかくすることが出来ます。
しかし、半日~1日漬け込まなければならないこと、浸ける時間によっては肉の臭みは消えるが乳製品の臭いが付く可能性があることを覚えておきたいです。
炭酸に浸ける
コーラやビールで肉を煮るのはよく聞きます。
同じように、カレーに入れる前にコーラやビール、炭酸水に30分程漬け込むと肉がやわらかくなります。
カレーに入れる肉を硬くならずに柔らかくする下ごしらえの方法をご紹介しました。
どれも難しい方法ではないので試してみてください。
肉を柔らかくする調理方法
カレーに入れた肉が硬くならないように調理するにはどうしたらよいのでしょうか?
薄切り肉でしたら外箱に書いてある作り方で15分~20分加熱すると柔らかい肉になりますが、 スーパーで販売している角切りのカレー肉を柔らかくするためには最低2時間は煮込みます。
しかし、
そんなに時間が無い!2時間も鍋をコンロにかけるのは無理!!
という方に、カレーに入れた角切りのカレー肉が柔らかくなる調理方法を紹介します。
圧力鍋
圧力鍋を使えば、時短で柔らかいホロホロと溶ける肉のカレーが簡単に作れます。(材料はいつも使うカレーの食材をお使いください)
- 圧力鍋に油を熱し、たまねぎ、角切り肉、にんじん、じゃがいもを入れ炒める。
- たまねぎがしんなりしてきたら水を加え、沸騰したきたらアクを取り、10分~15分加圧し自然放置に。
- 肉が柔らかいのを確認し(硬いようでしたら再度加熱してください)、カレールーをいれ再び火にかけとろみがついたら出来上がり。
- 圧力鍋を使うと、水分が蒸発が少ないので通常の水の量より減らします。
- 野菜は煮とけるので大きめに切ります。
- 角切りカレー肉のほか、すじ肉や、骨付き肉でも美味しくなります。
- 圧力鍋の加熱時間など使用方法は機種により異なりますので、お使いの種類のよって調整ください。
保温調理器
保温調理器を使うと、煮込んで放置しているだけで柔らかい肉のカレーができます。 (材料はいつも使う調理の食材をお使いください)
- 鍋に油を熱し、たまねぎ、角切り肉、にんじん、じゃがいもを入れ炒める。
- たまねぎがしんなりしてきたら水を加え、沸騰したきたらアクを取り蓋をし5分煮たら保温鍋に入れ1時間置く。
- 保温鍋から取り出し中火で3分加熱し沸騰したら、また保温鍋に入れ1時間置く。
- 肉が柔らかいのを確認し(硬いようでしたら再度加熱してください)カレールーをいれ再び火に かけとろみがついたら出来上がり。
- 時間とガス・電気料金の節約になります。
- 保温調理器を使うと、水分が蒸発が少ないので通常の水の量より減らします。
- 保温調理器の加熱時間など使用方法は機種により異なりますので、お使いの種類のよって調整ください。
家にあるもので
「家にあるものとはなに?」と思った方も多いと思います。
家にあるものとは特別な圧力鍋や保温調理器など無くても、どこの家にもあるもので柔らかい肉のカレーができます。(材料はいつも使うカレーの食材をお使いください)
【家にあるもの】
- 鍋
- 新聞紙(1日分)
- バスタオル(2枚)
- 鍋に油を熱し、たまねぎ、角切り肉、にんじん、じゃがいもを入れ炒める。
- たまねぎがしんなりしてきたら水を加え、沸騰したきたらアクを取る。
- 沸騰し熱い鍋をしっかりと蓋で閉め、新聞紙で隙間がないようにしっかりと包む(鍋が熱いので 火傷に気をつけてください)
- 新聞紙で包んだ鍋を更にバスタオルで包みます。(二重に包むことをおすすめします)
- そのまま1時間放置。
- 保温鍋から取り出し中火で3分加熱し沸騰したら、また4.で包み1時間放置。
- 肉が柔らかいのを確認し(硬いようでしたら6.を繰り返してください)カレールーをいれ再び火にかけとろみがついたら出来上がり。
- 特別な器具がなくてもできます。
- 時間とガス・電気料金の節約になります。
- 水分が蒸発が少ないので通常の水の量より減らします。
- 包み方が雑だったり、放置時間が長すぎたりして鍋の温度が低い状態が続くと、食材が傷むことがあるので注意が必要です。
まとめ!
カレーに入れる肉が硬いと感じた時はしたごしらえの段階で、しっかりと準備したり、調理方法を工夫することで、お肉が柔くなり、美味しいカレーを作ることが出来ます。
毎回、
カレーを作るときにお肉が硬い!
と感じる方は是非、今回の内容を参考にしていただければと思います。
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