さくらんぼって子供はいつから食べても大丈夫なの?食べさせる時の注意点はある?

さくらんぼをたくさん頂いたけど子どもにも食べさせていいの?

なんか消化が悪そうだし、食べもあるしたべさせてはいけない気がします。

では、いつからならさくらんぼを子どもたちに食べさせていいのでしょうか?

そんな疑問をお持ちの方に

  • さくらんぼをいつから子どもに食べさせていいのか?
  • さくらんぼを子どもたちに食べさせるときの注意点
  • 子供でも食べられるさくらんぼを使ったレシピ

をご紹介します。

子供にさくらんぼを食べさせて良いのかお悩みの方は是非、今回の内容を参考に頂ければ、安心して子供にさくらんぼを食べさせることができます。

子供がさくらんぼを食べて良いのは結論、生後5ヶ月〜6ヶ月

さくらんぼを子どもたちに食べさせる結論は、

生後5ヶ月〜6ヶ月の離乳食で言うゴックン期

から食べさせて問題ありません。

茎と種を取り除き、消化されにくい皮を剥いて小さく刻む、かすりおろして食べさせます。

初めて赤ちゃんにさくらんぼを食べさせるときは、ほかの食品と混ぜずに、さくらんぼだけを食べさせて味を認識させます。

まずは、赤ちゃん用スプーン(ティースプーン)に1杯から始めて、量を増やすようにします。

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小さな子供にさくらんぼを生で食べさせても大丈夫?

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結論から申し上げると、小さな子供にさくらんぼを生で食べさせても問題はありません。

しかし、加熱してすることで得られるメリットもありますので、覚えておくと良いでしょう。

  • 甘味が増す。
  • 柔らかくなる。
  • 食中毒防止になる。
  • お腹が冷えにくくなる。
  • アレルギー対策になる。

赤ちゃんや小さな子供は大人が思っている以上にデリケートな部分が多いです。

さくらんぼを生で与えること自体は問題はないものの、生で与えるのが心配な方はさくらんぼを加熱して上げることで、上記メリットがあります。

子供にとって特に心配なのが

  • 食中毒
  • アレルギー

の2点です。

食中毒の死滅温度は一般的に100C°以上と言われておりますので、食中毒が心配で加熱を考えている方は、100C°以上の加熱をすることをおすすめします。

食中毒に関しての参考資料>食品安全委員会

また、アレルギーに関しては後述でも解説しますが、「口腔アレルギー症候群」が出る可能性もありますが、非加熱のさくらんぼの方が出やすいと言われており、気になる方は加熱して食べさせることをおすすめします。

果物に関してのアレルギー参考資料>杉本クリニック

さくらんぼを子供に食べさせる時の注意点は?

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さくらんぼは見た目がかわいくてツヤツヤで美味しそうで子どもたちもついつい掴んで口に入れたくなります。

しかし、小さい子どもたちにそのままで食べさせると、種や皮で喉をつまらせる可能性がありますので子どもたちの手が届くところに放置するのは危険なのでやめましょう。

子供にさくらんぼを食べさせる際の注意点は以下6つ。

  • 茎を取り除くこと
  • 皮を剥くこと
  • 種を取り除くこと
  • 実を月齢(年齢)に合わせた硬さ(大きさ)にすること
  • 食べさせるなら夕方以降は避ける
  • アレルギーにも注意

具体的にさくらんぼを子どもに食べさせるときの注意点を5点ご紹介します。

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茎を取り除くこと

大人でもさくらんぼの茎は食べられません。

しかし、初めて食べる子どもたちは茎が食べられないことを知りません。

飲み込む力の弱い赤ちゃんや小さい子供が茎をそのまま口にするのは危険です。

初めてさくらんぼを食べさせるときは、必ずさくらんぼの茎を取り除いて食べさせるようにします。

皮を剥くこと

さくらんぼの皮はリンゴなどほかの果物と比べても、それほど硬く無く柔らかいので心配なさそうですが、消化が悪いので取り除くようにします。

さくらんぼの皮はそのままでも剥けますが、熱湯につけた後冷水で冷やす湯むきや、冷凍後に半解凍の状態にするとスルッと剥くことができて簡単です。

種を取り除くこと

さくらんぼを子どもたちに食べさせる時は、種は取って食べさせます。

離乳食が完了後も種は取り除き食べさせるようにしましょう。

個人差がありますが、2、3歳になると種を出して食べることができるようになります。

しかし、いつも必ず種を出せるように見守って食べさせてください。

実を月齢(年齢)に合わせた硬さ(大きさ)にすること

さくらんぼに限らず、離乳食の時期に食べさせるものの硬さの基準があります。

  • 初期(5ヶ月〜6ヶ月)ポタージュくらいのトロトロじょう
  • 中期(7ヶ月〜8ヶ月)豆腐くらいの硬さ
  • 後期(9ヶ月〜11ヶ月)バナナくらいの硬さ
  • 完了期(1歳〜1歳半)肉団子くらいの硬さ

離乳食が完了後も果肉を小さく切り食べさせます。

個人差もありますが2、3歳になると咀嚼も上手になるのでそのままでも食べることが出来ますが、喉に詰まらせないように常に見守りましょう。

食べさせるなら夕方以降は避ける

さくらんぼを初めて食べさえる際はなるべくお昼の時間帯に食べさせるようにし、夕方以降の時間に食べさせることは避けるようにしましょう。

さくらんぼに限らず、赤ちゃんや小さい子供に初めて食べさせる場合、お昼の時間帯であれば、万一の時でもすぐ病院に駆け込むことができます。

さくらんぼを初めて食べさせる際は、お昼の時間帯に食べさせることをおすすめします。

アレルギーにも注意

幼少期には少ないですが、さくらんぼは、まれにアレルギーを引き起こすことがあります。

さくらんぼが引き起こすアレルギーは「口腔アレルギー症候群」といい、食べたあとに口の周りや 舌、唇が赤くなったり腫れたりする症状が出ることです。

さくらんぼを食べたあとしばらくは、子どもたちの口の周りや口の中を注意しておくようにしましょう。

果物に関してのアレルギー参考資料>杉本クリニック

子供でも食べられるさくらんぼを使ったサンプルレシピを紹介!

子ども達に食べさせたい「さくらんぼを使ったレシピ」をご紹介します。

その前におすすめの、さくらんぼの種の取り方をご紹介です。

包丁の場合 1. さくらんぼをタテに3等分に切り分ける。

2. 真ん中の種を取り除いて完成。

ハサミの場合 1. さくらんぼの茎を取り除く。

2. 茎の穴の部分にハサミ先を差し込む。

3. 縦方向にチョキチョキと一周切れ目を入れる。

4. 左右の実をくるっと回しますと種と実が離れていきます。

ストローの場合 1. さくらんぼのヘタを取る。

2. ストローの先を斜めに切る

3. 茎を取り除いた穴からストローを差し込む

4. ストローをグルグル回す

5. 種がストローの中に入って種がぬけます。(貫通しないように)

さくらんぼの実が3等分になってもいいか、2等分がいいか、丸のまま残った方がいいかを考えて使ってみてください。

  • 初期(5ヶ月〜6ヶ月)ポタージュくらいのトロトロじょう
  • 中期(7ヶ月〜8ヶ月)豆腐くらいの硬さ
  • 後期(9ヶ月〜11ヶ月)バナナくらいの硬さ

に分けて、レシピをご紹介します。

また、後期(9ヶ月〜11ヶ月)後に食べられるさくらんぼを使ったおやつのレシピとして

  • さくらんぼの蒸しケーキ
  • さくらんぼジャム
  • さくらんぼアイス
  • さくらんぼ飴

も紹介しますので、是非参考にいただければ幸いです。

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初期(5ヶ月〜6ヶ月)ポタージュくらいのトロトロじょう

【手順】

  1. さくらんぼの茎と種、皮を取り除く。
  2. さくらんぼをすりおろす。
  3. ザルや手ぬぐいで水分を絞る。
  4. はじめは、ぬるま湯などで薄めて与える。
  5. 慣れてきたら、絞った汁をそのまま与える。

中期(7ヶ月〜8ヶ月)豆腐くらいの硬さ

【手順】

  1. さくらんぼの茎と種、皮を取り除く。
  2. さくらんぼをすりおろす。
  3. 鍋に入れてトロトロになるまで加熱する。

後期(9ヶ月〜11ヶ月)バナナくらいの硬さ

【手順】

  1. さくらんぼの茎と種、皮を取り除く。
  2. さくらんぼをすりおろす。 完了期(1歳〜1歳半)肉団子くらいの硬さ

さくらんぼの蒸しケーキ

【材料】

● さくらんぼ  10g

● ホットケーキミックス  50g

● 溶き卵  大さじ1

● 水  大さじ2 (粉ミルクや牛乳でも可)

【作り方】

1. さくらんぼは茎と種を取り除き細かく切る。

2. ホットケーキミックスに溶き卵と水を入れてよく混ぜ、1.を入れる

3. シリコンカップに2.を8分目まで入れ、軽くラップをし電子レンジ500wで2分加熱する。

4. 膨らんで、竹串を刺しても粉が付いてこなければ出来上がり。

離乳食が終わった子供達におすすめのおやつです。

さくらんぼジャム

【材料】

  • さくらんぼ   1パック
  • 砂糖  150g
  • レモン汁   少々

【作り方】

  1. さくらんぼの種を取る。(どの取り方でもOKです)
  2. 鍋にさくらんぼを入れ、さくらんぼが浸るくらいの水を入れる。
  3. 砂糖を入れ中火で煮る。
  4. 沸騰してきたら弱火にし、水気がなくなるまで煮詰める。
  5. 水分がなくなってきたら、レモン汁をふりかけ混ぜる。

ヨーグルトにかけても、パンに塗ってもおいしいですよ。

さくらんぼアイス

【材料】

  • さくらんぼ  適量

【作り方】

  1. さくらんぼは茎を取り、ストローで種を取りのぞく。
  2. ジップロックに広げ手入れ、冷凍庫で凍らせる。
  3. 凍ったら出来上り。

暑い日に食べたい1品です。

さくらんぼ飴

【材料】

  • さくらんぼ  1パック
  • 砂糖 100g
  • 水  25cc

【作り方】

  1. さくらんぼは茎を取り、ストローで種を取りのぞく。
  2. 爪楊枝にさくらんぼを挿す。
  3. 鍋に砂糖と水を入れる。
  4. 鍋を中火にかけて煮詰め、縁が少しちゃいろに色づいてきたら火を止める。
  5. 鍋を傾けて、飴を集めさくらんぼを絡める。
  6. クッキングシートに並べ冷やす。
  7. 完全に冷まして出来上り。

大きくなったとしても、喉にさくらんぼ飴を詰めないように、爪楊枝でけがをしないように見守りながら食べさせてください。

子ども達は楽しくて喜びますよ。

まとめ

今回の内容をもう一度簡単におさらいしたいと思います。

  • 子供にさくらんぼを食べさせていいのは、生後5ヶ月〜6ヶ月の離乳食で言うゴックン期
  • 子供にさくらんぼを食べさせるときに注意する点は5つ「茎を取り除くこと」「皮を剥くこと」「種を取り除くこと」実を月齢(年齢)に合わせた硬さ(大きさ)にすること」「アレルギーにも注意」

となります。

さくらんぼはいただきものでたくさんもらうことの多い果物で、特にお子様のいるご家庭であれば「子供に食べさせたいけど、食べさせても大丈夫かな?」と疑問に思ったはずです。

しかし、今回紹介した内容を注意していただければ安全にさくらんぼを食べさせることができます。

今回紹介したさくらんぼで作れる子供向けのサンプルレシピも、特別作るのが難しい内容ではありません。

どの様に食べさせたら良いのか分からない方は、参考にしていただければと思います。

関連記事>さくらんぼの食べ過ぎは腹痛や下痢の原因に?1日の適量はどのくらい?

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