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カレーの定番の食材であるじゃがいもですが、煮込んでいたら煮崩れしていたなんて経験もあるのではないでしょうか。
せっかくのじゃがいものゴロゴロ感が煮崩れしてしまうと台無しですよね。
そこで今回は
- カレーのじゃがいもが煮崩れする原因
- カレーのじゃがいもが煮崩れしない防止策
について紹介します。
この記事を参考にして、カレーのじゃがいもを美味しくいただきましょう。
カレーのじゃがいもが煮崩れする原因は?
カレーのじゃがいもが煮崩れする原因としては
- じゃがいものデンプンの影響
- 煮込みすぎ
が考えられます。
じゃがいものデンプンは加熱すると粘着質になり、膨らんでいきます。
膨らんでいくとじゃがいもの細胞同士を 離れていくため、結果として煮崩れを起こしてしまうことになります。
じゃがいもの細胞同士をくっつけているのがペクチンというものです。
ペクチンは短時間のうちに60°C~80°Cの温度に加熱してしまうと酵素により分解されやすくなります。
その結果として、じゃがいもの同士の細胞が引き離れてしまうのです。
そして、煮込み過ぎによる煮崩れも原因として考えられます。
上記でも書いたように、じゃがいもは加熱するこ とにより、煮崩れを起こすと説明しました。
ですので、加熱すればするほど、煮崩れが進行してしまいます。
急速に加熱するのもペクチンを破壊してしまうのでダメですが、長時間煮込んでも煮崩れの原因になります。
料理に合わせて適切な時間煮込むようにしてください。
また、長時間グツグツと煮込むことでじゃがいも同士がぶつかってしまい削れてしまいます。
ですので、グツグツとなるくらいの強火で煮込まないようにしましょう。
カレーのじゃがいもの煮崩れを防ぐ、防止策を紹介!
カレーのじゃがいもの煮崩れを防ぐ方法としては
- 煮崩れしにくい品種を選ぶ
- 水から煮込む
- バターを使用する
- 強火で煮ない
- 長時間煮込まない
- 面取りをする
が挙げられます。
煮崩れしない品種を選ぶ
じゃがいもといったら、男爵かメークインといった品種を思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。
カレーなどの煮込み料理に最適なのはメークインです。
メークインは他のじゃがいもの品種と比べて煮崩れがしにくいのでカレーを作る際にメークインを使用すると良いですよ。
水から煮込む
じゃがいもの煮崩れの原因ときにも説明したように、じゃがいもを急速に加熱してしまうとペクチンが分解されてしまい、煮崩れの原因となります。
ですので、じゃがいもを水から煮込むことで煮崩れを防ぐことができます。
できれば下茹でをして、冷ましておくとペクチン同士が固まって煮崩れより防げます。
バターを使用する
バターの油分でじゃがいもの周りをコーティングすることで煮崩れを防ぎます。
バターをカレーに入れて煮込むことでカレーの旨味のプラスにもなります。
じゃがいもの煮崩れも防げて、カレーの美味しさアップにもなり、 一石二鳥なのでおすすめですね。
強火で煮ない
強火で煮てしまうと、鍋の中で食材が踊ってしまい、食材同士がぶつかってしまいます。
お互いに削り合ってしまうので、煮崩れにつながってしまいます。
ですので、鍋で煮る際はグツグツなるような強火で煮ないようにしてください。
面取りをする
面取りをすることで、食材同士がぶつかったときに食材を削るのを防いでくれます。
炒めるときや煮込むときは食材同士がぶつかることは仕方がないので、できるだけ食材同士にダメージが入らないようにする必要があります。
面取りをすることでそのダメージを軽減できるので、煮崩れ防止にもつながります。
まとめ
じゃがいもが煮崩れする原因としては、じゃがいものデンプンが加熱により膨らむことで、じゃがいも同士の細胞が離れるためです。
また、その細胞同士を繋げているペクチンも急速な加熱に弱いため、じゃがいもを加熱す ることでデンプンだけでなくペクチンにも影響がでて、煮崩れしやすくなります。
カレーのじゃがいもの煮崩れの防止策としては
- 煮崩れしにくい品種を選ぶ
- 水から煮込む
- バターを使用する
- 強火で煮ない
- 長時間煮込まない
- 面取りをする
があります。
特に
- メークインのような煮崩れしにくい品種を料理に使うこと
- できるだけ、水から煮込む
- 時間がある時は一度下茹をする
上記3つの方法は、煮崩れを防止することができるのでおすすめです。
カレーにはもちろんのこと、シチューや肉じゃがにも不可欠なじゃがいもを美味しく食べるためにも今回紹介した方法を参考にして、煮崩れを防止してください。
そして、じゃがいものゴロゴロ感と美味しさを最大限味わってください。
今回の記事を少しでも参考にしていただければ幸いです。