派遣の初日で既にきついし無理!派遣先に行きたくない時の対処法を紹介!!

「派遣の初日できつくてギブアップ寸前!」

「初日だけど、もう無理・・・・」

「もしかしたら、自分のスキルに合っていない職場なのでは?」

「もう行きたくない時はどうすれば?」

ページにたどり着いたあなたは、このような気持ちを抱えていないでしょうか?

派遣はお客様先で仕事するので、余計に勤務初日はきついですよね。

私は通算で派遣歴が10年以上あり、技術職や工場、事務などさまざまな職場を経験をしました。

当然、その中で多くの苦労もありました。

「当時の私と同じ気持ちかもしれない」

だから力になりたい。

そんな想いで記事を書きました。

本記事は

「派遣初日できついと感じてしまう理由と対処法」

をメインに紹介します。

経験を生かして誰にでも分かりやすく徹底解説しますので、ぜひ参考にしてください。

派遣初日でもうきついし無理!!そう感じてしまう理由や原因は?

派遣初日に限らず、勤務を開始して間もない頃は出勤するのはキツイですよね。

気持ちは非常に分かります。

人が感じる悩みには個人差がありますので断言はできません。

しかし、総じて人間関係と職場環境に悩みが原因である場合が多いです。

「なぜ、きついのか」

その主要な原因を知るだけで気持ちが楽になることもあります。

ここでは、派遣初日できついと感じてしまう理由や原因を説明していきます。

人見知りで輪の中に入っていけない

派遣は初対面である派遣先の社員と仕事をするため、基本的に人見知りの性格は不利です。

職場環境によってはいつまでも輪の中に入れず、初日から孤立してしまう可能性も十分にあるでしょう。

工場派遣の場合、全ての場所は難しいですが実際の職場環境を見学できます。

しかし、基本的にセキュリティが厳しく入室を制限している職場がほとんどです。

だから、顔合わせの段階では聞いた内容でしか職場環境を把握できないことが多いです。

誰とでも上手く接することができれば良いのですが、人見知りの方にとっては簡単ではありません。

派遣社員は仕事で結果を出すことが何よりも大切です。

入職してからは仕事を覚えることに全神経を使っても過言ではありません。

しかし、社会に出て働くということは仕事だけすれば良いわけではありませんよね。

結果として、周囲になじめずに派遣初日できつくて辞めたい気持ちが出てきます。

仕事内容が明らかに自分のスキルや体力では対応できない

仕事内容が顔合わせで聞いた話と違うことはよくあります。

そもそも、顔合わせの短時間で仕事や職場環境の全てを伝えるのは難しいです。

入職してから分かることも多くあります。

例えば、

  • 肉体労働で商品が前もって聞いていた重さと違う
  • 専門技術職で経験したことがない専門外の業務だった

など、確実に自分の体力やスキルでは対応できない場合もあり、「辞める選択肢しかない」場合もあります。

職場の雰囲気が想像以上に悪い

度を超えて雰囲気が悪い派遣先は結構あります。

どこの職場でも緊張感を持って働いているので、多少のピリピリした雰囲気は想像できます。

しかし、その想像を超えて初日で辞めたくなるような職場は残念ですが存在します。

具体的には、

  • いない人の悪口を平気で言い合っている
  • 取引先の悪口や機密情報を平気で言いふらしている
  • 職場にいつも怒声が響いている
  • お局様に他の社員がおびえている

などのように、ピリピリだけならまだしもネチネチした職場です。

そこまで酷い職場に配属されていたら普通は半日も耐えられないでしょう。

派遣先がコンプライアンスを守っていない

派遣先がコンプライアンスを守っていない場合も、「こんな職場にずっといてもいいのかなぁ?」と辞めたい気持ちが出るでしょう。

私の経験ですが、お客様のプライバシーや個人情報を軽く見ている派遣先はありました。

1つエピソードを紹介します。

皆さんは客として接客を受けた時、個人情報やプライバシー保護のために、個室で行ったことはありませんか?

その派遣先も同様に個室で接客していました。

通常であれば、担当者とその関係者だけが話をした内容が分かっていれば良いですよね。

ところがその担当者、接客したお客様の情報をほぼ全員に聞こえるような大きな声で周囲に言いふらしていました。

それも業務と関係ないプライベートなことまで。

「他の部署が電話応対中だったらどうするの?」

「それ業務と関係ないよな」

「ヤバイこの会社!」

こんな気持ちでいっぱいでした。

誰もが聞けば分かる知名度がある派遣先でしたので本当にショックが大きかったです。

派遣初日でもうきついし無理!!そんな時の対処法は?

初日は誰でも緊張感はあるので、きついと割り切って仕事を続けることは大切です。

しかし、派遣初日に辞めたからと言って必ずマイナスとは断言できません。

派遣先は教育コストがかからないですし、何よりあなたは精神的な負担が少ない状態で次に向かって動けますよね。

ここでは、派遣初日の段階できつくて辞めたい時の対処法を説明します。

派遣初日の緊張感できついのは誰にでもあること!ある程度は割り切れば楽

まずは続けることを考えてみましょう。

派遣初日の緊張は誰にでもありますし、本当に職場でやって行けるのか不安になることは良くあります。

「まだ初日じゃないか!」

「自分はお金を稼ぐために来ている。」

「この仕事をやり切ってスキルをつけたい!」

などのように、ある程度は割り切ると気持ち的に楽ですよ。

派遣に関わらず、短期離職はリスクがあります。

初日で辞めると、派遣会社から次の仕事はほぼ紹介はありません。

すぐに職につける保障もないので生活も大変でしょう。

派遣初日の段階で「確実に」無理と思うなら派遣会社に相談しよう

派遣初日で「確実に」無理と思うなら、なるべく早く相談しましょう。

先にも書きましたが、職場の雰囲気が相当悪い場合やコンプライアンスを守らない派遣先は存在します。

だだし、初日に辞めたい場合にウソの理由はNGです。

理由としては、ウソをつけないタイミングだからです。

初日の勤務終了のタイミングで家庭の事情ができたとか、体調が悪いなんて普通に考えてあり得ません。

かえってあなたの印象を悪くします。

正直にきついと思う理由を話しましょう。

あと、最初は派遣会社に連絡するように注意してください。

間違っても派遣先の担当者に辞めたいと直接言うのはNGです。

理由は、派遣社員は派遣会社から派遣先の会社に配属されているだけで、直接雇用契約ではないので派遣先の担当に辞めたいと言っても、派遣先の担当は

「分かりました。明日から来なくて良いですよ」

なんて、無責任なことは言えません。

派遣先と派遣元の会社は信用関係にあるわけであり、派遣先の担当の感情だけで勝手に派遣社員の動向について意思決定する権限はありませんから。

確実に関係を壊して、辞める時に苦労します。

派遣初日で辞めた方が教育コストでは派遣先に迷惑がかからない

当然、派遣を初日で辞めると迷惑は相当かかります。

新しい人材を採用する手間や採用が決まるまでは社員の業務負担が増えます。

しかし、派遣初日で辞めれば寧ろ迷惑がかからない場合もあります。

例えば、2週間後とか1か月後に辞めた場合はどうでしょうか?

だいたい仕事を教わりながら給料をもらっている頃ですよね。

その時期に

「やっぱり合わないから辞めたい」

と言ったら、せっかくの教育コストがムダになってしまいます。

寧ろ、初日で無理をせずに退職すれば双方(派遣社員と会社)が次に向かって早く動き出せます。

スキルが合わなくて退職したいのならその根拠をメモに残しておこう

スキルが合わなくて退職したいのなら、どういう点が合わないのかをできる範囲でメモに残しておきましょう。

派遣初日は忙しくて時間がないと思いますが、

「確実にこの職場はスキルが合わない」

と判断した時点で、時間を見つけて実行してください。

メモに残しておけば、退職理由を聞かれた時に根拠を持って答えることができます。

「スキルが合わない職場を紹介されたのは私なのに・・・。」

あなたはそう思うかもしれません。

しかし、ちゃんとした説得材料がないと、退職を食い止められる場合や理不尽に説教をされるケースもあるでしょう。

キツいことを言ってしまいますが

派遣先にとってあなたのスキルが合うか合わないよりも与えられた仕事をこなしてもらうことが先決ですし、派遣会社の担当も人間です。

時としてあなたの適正スキルを過剰に評価してしまうミスだって起こり得るでしょう。

退職できなければ出来もしない仕事をずっと続けなければいけません。

いつかは確実に限界が来ます。

スキルが合わないと確信したら、その根拠をメモに残してできるだけ早く派遣会社に報告しましょう。

やむを得ない理由があれば初日で辞めても自分を責めない方がいい

適当な理由(面倒くさいなど)であればNGですが、やむを得ない理由があれば、初日で辞めても自分を責めずに前を向きましょう。

社会に出れば1日の大半を会社で過ごすわけで、明らかに合わない職場にいるのは不幸になるだけです。

基本的に、派遣はずっとその会社で勤めるわけではありません。

企業側もそれは分かっています。

極端な言い方をすると、紹介予定派遣を除けばいつかはやめることを前提に採用しています。

派遣は3カ月の更新が一般的です。

その期間さえ守れば辞めても責めることはできません。

契約更新は派遣先と労働者の合意の上で行われるからです。

要するに、3カ月と初日の違いです。

繰り返しますが、中途半端に勤めて辞めるよりも、初日で辞めた方が寧ろ迷惑はかかりません。

辞めたい理由をしっかり伝えて、バックレさえしなければ良いです。

まとめ

派遣会社は基本的に派遣先企業と求職者の間で、ミスマッチが起きないように細心の注意を払っていたり、紹介する企業の情報はしっかりとリサーチした上で求職者に紹介したりした上で、社内選考をおこないます。

それでも派遣先とのミスマッチが起きてしまったり、誰もが羨む有名企業への配属になったとしても、職場環境が劣悪だった

なんてことはよくある話です。

「なんで自分だけ・・・」

「担当の営業がもっとちゃんとしていれば」

「悪いのは全部派遣会社と派遣先のせい」

「もう、辛い辞めたい」

と思う気持ちもあるかと思います。

少し厳しいことを言ってしまいますが、どんな理由があったとしても、その派遣先を選んだのはあなたですし、スキルや適応力があれば、解決できた問題かも知れません。

「初日で辞めたい」と思うことは悪いことではありませんが、なんでも他責にして「自分は悪くない」という考え方になってしまうと、次も同じ環境の職場に入ってしまう可能性が高いです。

「自分をとことん責めろ」というわけではなく、同じ思いをしない為に合わなかった理由や派遣先の選び方に不備はなかったか、をしっかりと分析することで、次に同じ失敗をしないで済む確率はグッと上がります。

初日で辞めてしまった場合、今の派遣会社から仕事の紹介を受けるのが難しくなります。

その場合は別の派遣会社を利用したり、正社員を目指すか、最悪の場合はアルバイトで一時的に食い繋ぐなども視野に入れておくべきでしょう。

最後は少し、厳しいことを言ってしまいましたが、自分を責めずに、次は良い派遣先に出会えることを心から応援しております。

また、派遣社員という働き方に少しでも将来的な不安を持っている方は、自分に合った仕事を紹介してくれる就職エージェントサービスで正社員を目指すのも手です。

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