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アワビを買ったり貰ったりして自宅で保管していると、普段調理し慣れない食材なだけに忘れてし まったなどと言うことはありませんか?
もしくは、高級食材のアワビなので家族みんなが揃ったら 食べようと考えていて長期間放置していたなんてことがあったりします。
そんな、長時間放置してあったアワビは食べることができるのでしょうか?
もともとアワビに限らず貝類は新鮮さが大切な食材です。
そんなアワビは腐るとどうなるのでしょうか?
変色したり臭いが出たりするのでしょうか?
今回は
アワビが腐ると見た目や臭いにどんな変化があるのか、アワビが腐る原因と対策法
を紹介いたします。
アワビは腐るとどうなる?見た目や臭いの変化は?
アワビは非常に痛みやすい食材です。
常温にアワビを放置しているとすぐに腐ってしまうことがあります。
では、冷蔵庫に入れるといいのでしょうか?
アワビは痛みやすい食材なので、冷蔵庫で保存していても長期間入れっぱなしにしていると腐ってしまいます。
まず、アワビが腐っているとどのような状態になるのでしょうか?
アワビが腐ると、以下の変化が現れます。
- 黒く濁った水が出る。
- ドロッとしてヌメリがあり、身が溶けている。
- 生臭い臭い、腐敗臭がする。
などの変化が見られます。
アワビが死んでしまって腐った場合には
「黒く濁った水が出てくる」
ので、アワビが腐っているかど うか分からないときには料理をするときに黒い水が出ていないか確認することが大切です。
また、アワビを料理する前にアワビをつついて反応があるかどうかを確認するようにしましょう
アワビが死んでしまっていたら反応はしないからです。
アワビが死んでいたからといって食べられ なくなるわけではありませんが、生では食べない方が安心できます。
腐っていると臭いが変わります。
生臭かったり腐敗臭がするときは腐っている証拠です。
このような変化があるときには健康が第一です。
もったいないなどと思わずにすぐに処分しましょう。
アワビが食べられるかの見分け方
腐ったアワビは食べられません。
アワビがあるのを忘れて時間が経って、アワビが腐っているか食べられるのか悩みますよね。
そんな時にアワビの腐りかけの特徴を紹介します。
食べられるかどうかの見極めのポイントにしてください。
- 汁が出ている。
- つっついても反応が薄い。
汁が出ている場合も、つっついても反応が薄い場合も臭いなどに問題が無ければ食べることができます。
しかし、どちらも早く食べないと腐って食べられなくなりますので注意が必要です。
加えて、どちらの場合も生で食べるのは危険ですので、バター焼きなど調理して良く加熱して食べるようにしましょう。
アワビが腐るのを防止する対策法を紹介!!
アワビは腐りやすい食品なので、アワビが腐るのを防止するためには
「購入後すぐに食べる」
「食べる分だけ購入する」
が1番の対策法です。
しかし
「急に予定が変わってアワビを食べられなくなってしまった」
「頂き物が残ってしまった」
など アワビが残ってしまったときは、正しい方法で保存すれば長期保存が可能になりますので、保存方法をご紹介します。
正しい常温保存方法(気温の低い冬期のみ可能) 常温でも正しい保存方法で保存すると、アワビを生きたまま保存することができます。
正しい常温保存方法
- 水300ccに塩9g(小さじ5杯)を入れ3%の食塩水を作る。
- キッチンペーパー(新聞紙)を1.の食塩水に浸けて軽く絞る。
- 保存容器の底に2.のキッチンペーパーを敷く。
- アワビを殻を下(身を上向き)にしてキッチンペーパーの上に並べる。
- (4)のアワビの上に2.のキッチンペーパーをかぶせる。
- 保存容器に蓋(ラップ)などはせずに、涼しい風通しの良いところで保存する。
気温の低い冬期だけ常温で涼しい場所に置き、1日ほど保存できます。
保存容器に蓋をしないのは、アワビは生きているので呼吸できるように蓋をせずに保管するようにしましょう。
蓋をしないので逃げ出さないように深い保存容器で保存します。
正しい冷蔵保存方法
冬季以外は、冷蔵庫で保存するようにしましょう。 保存方法は基本的に常温保存と同じです。
1. 水300ccに塩9g(小さじ5杯)を入れ3%の食塩水を作る。
2. キッチンペーパー(新聞紙)を1.の食塩水に浸けて軽く絞る。
3. 保存容器の底に2.のキッチンペーパーを敷く。
4. アワビを殻を下(身を上向き)にしてキッチンペーパーの上に並べる。
5. 4.のアワビの上に2.のキッチンペーパーをかぶせる。
6. 冷蔵庫の野菜室で保存する。(吹出口の近くは避ける)
注意点としては、吹出口近くに置くと冷たい風が当たって凍り、アワビが死んでしまうので注意が 必要です。
正しい冷凍保存方法
アワビを長期間保存したいときには冷凍保存をおすすめします。
しかし、1度冷凍したものを解凍して使うときには生食は避けたほうがいいです。
解凍後、加熱調理し食べるようにしましょう。
冷凍保存するときには、傷みにくいように処理し冷凍保存します。
処理後に冷凍保存すると解凍後調理するときにも手間が省けるのでおすすめです。
- アワビを流水で洗い汚れやゴミを取り除く。
- スプーンかナイフを殻と身の間にいれ、ぐるっと一周回し殻からアワビを外す。
- アワビの身を塩揉みしヌメリを取る。
- アワビの口(赤い部分)は食べられないのでハサミなどで切り取る
- アワビの肝をつぶさないように気をつけながら外す。
- アワビの身と肝を洗う。
- アワビの身と肝を別々にラップで包みジッパー付きの密封袋に入れ冷凍庫で保存する。
*アワビの殻が必要なときには、タワシでよく洗い一緒に保存しましょう。
冷凍したアワビを解凍するときには、ジッパー付きの密封袋ごと流水をかけ10分〜15分で解凍します。
アワビを触ってみて、表面が柔らかくなれば調理できます。
せっかくの高級食材のアワビなので正しい保存方法で腐らないように保存しましょう。
アワビの保存方法についてはアワビの保存はいつまで?冷凍・冷蔵庫で何日持つのかを紹介!で、より詳しく紹介しております。
まとめ!
- アワビが腐るとどうなるのか?
- 臭いや見た目の変化
を紹介してきました。
今回の内容をもう一度簡単におさらいしていきます。
あわびは腐ると以下の変化が現れます。
- 黒く濁った水が出る。
- ドロッとしてヌメリがあり、身が溶けている。
- 生臭い臭い、腐敗臭がする。
アワビにもし、このような変化が現れてしまった場合は、勿体無いかも知れませんが、廃棄するようにしましょう。
アワビは高級食材ですが、痛みやすい食材ですので、その日の内に食べるようにし、どうしても保存しなければならない時は、常温ではなく、冷蔵か冷凍でそのまま保存するのではなく、今回紹介した手順で保存していただけばと思います。