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みょうがは好き嫌いが分かれる野菜です。
初夏から秋にかけて旬を迎えるみょうがですが、夏の暑い時期に「冷や奴」や「そうめん」の薬味に使うと、清涼感のある味にシャキシャキの口当たりがさっぱりとして夏の暑さから解放してくれます。
そんな夏に美味しいみょうがですが、嫌いな人の原因のほとんどは臭いにあります。
確かにクセのある他の野菜にはない臭いですが好きな人にはたまらないいい香りです。
しかし、みょうがが 嫌いな人は「カメムシの臭い」に似ているからと言う方もいます。
本当にカメムシの臭いなのでしょうか?
カメムシの臭いとみょうがの香りについて説明をしていきたいと思います。
みょうががカメムシの臭いに似ているのは気のせい?その理由は?
本署の方行くので早めの昼御飯
みょうがとカメムシ意味わかったわw
でも味…と言うかしゃりしゃりした感覚好きだわ(о´∀`о)これ簡単だからリピしよ pic.twitter.com/L7CIh5h0Wr— フルラ🔰ガチャ禁マン(726) (@fruitslove000) May 3, 2016
みょうがの香りが、カメムシの臭いと似ているのかについてご説明します。
みょうがの香り成分にはアルファピネンが含まれ、このアルファピネンがカメムシの臭い成分にも含まれているのです。
結果、みょうがにカメムシの臭いがすることは成分的に見ても納得できる、 気のせいではなく本当と言うことになります。
アルファピネンを含むもの
みょうがとカメムシ以外にアルファピネンをふくむものがあるのでしょうか?
また、何か効果があるのでしょうか?
ちょっと疑問に思ったことを調べてみました。
パクチー・コリアンダーなど香草
このアルファピネンはみょうがだけでなくパクチーやコリアンダーにも含まれていています。
パクチー独特の香りの原因となっているのです。
この、パクチーは和名で「カメムシ草」と呼ばれることが多くあります。
はじめて食べた人もパクチーとカメムシは同じ臭いと思ったのでしょう。
針葉樹(マツやのヒノキ)
アルファピネンは針葉樹のマツやヒノキにも含まれています。
マツやヒノキの香りを嫌な臭いと思う人は少ないと思います。
原因はアルファピネンだけで無く他の臭いと混ざることで嫌な臭いに感じたり良い香りに感じたりするのです。
アルファピネンの効果
夏バテしないで夏を乗りきりましょう。
みょうがの臭いを抑える方法をいくつか紹介!!
そのほかにも、食欲増進、発汗作用など暑い夏を乗り切り夏バテ防止になるのです。
どうしても、みょうががカメムシ臭くて食べられないという方以外は、暑い夏を乗り切るために積極的に、みょうがを夏の食生活に取り入れてください。
夏バテしないで夏を乗りきりましょう。みょうがの臭いを抑える方法をいくつか紹介!!
積極的にみょうがを夏の食生活に取り入れたいと思っても
「やっぱりカメムシの臭いは嫌!」
「カメムシの臭いじゃないけど、みょうがは臭いから嫌い」
なんて思っている人に、少しでも食べやすくするための、みょうがの臭いを抑える方法をいくつかご紹介しますので参考にしてください。
新鮮なみょうがを選ぶ
M様から
新鮮なみょうが沢山頂きました
ありがとうございます(*^▽^)/
後ほど何か作ります(*´ω`*) pic.twitter.com/usp8VNRwTt— あしつぼ なごみあんthe山田(ほぼ宣伝なし) (@ichinagomin) August 22, 2021
新鮮なみょうがは臭みが少なくて、ほんのりと甘い味がします。
ご近所から頂いた物は文句なしに新鮮なものになりますが、スーパーや八百屋で購入するときも新鮮なみょうがを選ぶように心がけると、少しでもカメムシの臭いから遠ざけられるかもしれません。
- 丸みがありふっくらとしている
- 葉がしっかりと閉じてタケノコのような形をしている。
- ピンク色が鮮やかでハッキリしている
以上が、新鮮なみょうがを選ぶポイントです。
収穫後時間が経過したみょうがは香りだ けでなく、苦味が出て食感も悪くなります。
できるだけ新鮮なみょうがを選ぶようにしましょう。
冷水で洗う
みょうがを洗うときには、冷水で洗いましょう。
手で穂先の間に入り込んだ泥や土をやさしく洗い流します。
表面の皮がきれいでツヤがあれば剥く必要はありません。
全体が黒ずんでいたり部分的に色が変わっていたりするときには、その部分だけ剥くか切り落とします。
切り方
みょうがの香りは揮発性が高いので使う直前に切ります。
刻み置きしているとみょうがの香りと食 感は消えてしまうからです。
香りがしないならカメムシの臭いが無くなるんじゃないの?
と思う人も いるかもしれませんが、直前に切った方が美味しい風味が残っているのでおすすめになります。
みょうがの切り方は、大きく分けて2つです。
料理に合わせて使い分けましょう。
繊維に沿って切る(千切り)
- そうめん・冷奴などの薬味
- サラダ
などに、みょうがを使うときは、繊維に沿って縦に切ったみょうがを使いましょう。
千切りは細く切った形状から、食感を楽しめ器に盛ったときもきれいに見えるというメリットがあります。
みょうがの千切りは
- みょうがの根元を1mm~2mm切り落とす
- 縦半分に切る
- 切り口を下向きに薄く切ります。
バラバラにしたいときは、千切りにする前に根元をVの字に切り落としているとほぐれやすくなります。
切り落としたV字はみじん切りか小口切りに使えます。
千切りにしたみょうがをアク抜きのために水にさらします。
通常はさっと洗うくらいで終わるのですが、臭いが気になる人は30秒程さらしておくと、かなり臭いが消えおすすめです。
ただし、さらしすぎると香りも弱くなって美味しくなくなるので注意が必要になります。
水から出したみょうがはキッチンペーパーで水分をしっかり拭き取ってください。
水っぽくなるのを防ぎます。
繊維を切るように切る(小口切り)
- 味噌汁
- かき揚げ
などに、みょうがを使うときには、小口切りにしたみょうがを使うと美味しく出来上がります。
みょうがを小口切りにすると味が絡みやすいので味噌汁などにはおすすめの切り方です。
みょうがの小口切りは、
- みょうがの根元を1mm~2mm切り落とす
- 切り口が円になるように端から薄く切っていく
- 切ったら水にさらし箸でほぐし、キッチンペーパーで水気を拭き取る。
みょうがは、千切りより小口切りの方が繊維を切るため香りが逃げやすく食べやすくなります。
そ の上、小口切りは味噌汁など加熱して食べることが多いので更に食べやすくなるのでおすすめです。
水にさらす
切ったみょうがを水にさらすと、アクが抜け食べやすくなります。
基本的には、生でそのまま食べ るときに水にさらすと美味しく食べることができますが、加熱するときにはさらす必要はありません。
しかし、みょうがの臭い(カメムシ)が嫌いな人は、切ったみょうがを30秒ほど水にさらすとニオイ が消え食べやすくなりおすすめです。
調理方法
みょうがは薬味として生で食べたり味噌汁の具など加熱して食べたりすることがありますが、みょうがの臭い(カメムシ)が苦手な人は加熱して食べると臭いが消え食べやすくなります。
もし、生でみょうがを食べるときには、30秒くらい水にさらしてから食べるようにするとアクと臭いが和らぎ食べやすくなります。
まとめ!
みょうがのカメムシの様な臭いの正体は「アルファピネン」という成分であり、アルファピネンがカメムシの臭い成分にも含まれているため、みょうがはカメムシ臭いと言われます。
しかし、みょうがに含まれているアルファピネンは食欲増進、発汗作用など暑い夏を乗り切り夏バテ防止になりますので、みょうが苦手を克服したい方は是非チャレンジしてみることをおすすめします。
また、みょうがのカメムシの様な臭いへの対策は
- 新鮮なみょうがを選ぶ
- 冷水で洗う
- 切り方に気をつける
- 水にさらす
- 調理方法に気をつける
の5つになります。
是非面倒くさがらずに実践していただければと思います。
みょうがは身体に良い食べ物であり、臭いを和らげるための対策も難しくはないので、今回の内容を取り入れていただけると幸いです。
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