さやえんどうは旬を迎えると甘みもアップして、いくらでも食べたくなる野菜です。
しかも、さやえんどうの鮮やかな緑色は食卓に彩りを与えてくれますね。
でも、さやえんどうが特売だったり、たくさん収穫できたりした時には、食べきれるのかと思ってしまうくらいの量になるものです。
実はさやえんどうは料理の彩りだけではなく、メインの食材にもなりますよ!
そこで今回は
さやえんどうが余った時の大量消費について、おすすめの方法やレシピ
をご紹介します。
さやえんどうが大量にあって困った!
という悩みを一気に解決してしまいましょう!
さやえんどうが余った時におすすめの大量消費方法は?
余った、さやえんどうで朝ごはんにお粥を pic.twitter.com/euufkaW2AQ
— KWG (@sugar_rag_lev3) July 8, 2015
「さやえんどうが大量に余ってしまった…!」
そんな時でも大丈夫です!
大量消費する方法は、大きく
●食べる
●保存する
の2つに分けられます。
「食べる」
については、大量消費できるレシピをこの後にまとめてご紹介します。
ここでは、もう一つの「保存する」について見ていきましょう。
さやえんどうは乾燥が苦手な野菜で、常温に放置しておくと、あっという間にシワシワになってしまいます。
しかも、気づくと乾燥でどんどん小さくなっていた!
なんてことも。
なので、さやえんどうは冷蔵や冷凍での保存がおすすめです。
冷蔵保存…保存期間の目安:1週間
1週間以内に使い切る予定がある場合は、冷蔵庫で保存しましょう。
冷蔵保存の仕方
①さやえんどうをビニール袋などから取り出す。
②さやえんどうは洗わずに、まとめてキッチンペーパーで包む。汚れがある場合は、乾いた布巾やキッチンペーパーで拭いてきれいにする。
③キッチンペーパーに包んだ状態のまま、ビニール袋に入れる。
④ビニール袋の口は軽く止めて、冷蔵庫の野菜室で保存する。
常温に放置しているよりは冷蔵庫に入れた方が良いですが、冷蔵庫でも長期間の保存ではシワシワになりやすいです。
1週間を超えて保存したい場合は、冷凍するのがおすすめ!
冷凍保存…保存期間の目安:1~3ヶ月間
冷凍保存する場合は、一度ゆでてからにしましょう。
そのまま生の状態で冷凍すると、さやえんどう特有のシャキシャキ感が損なわれてしまいます。
一度ゆでることで、食感をキープできますよ。
冷凍保存の仕方
①さやえんどうをよく洗って、ヘタや筋を取り除く。
②鍋に塩を入れて、お湯を沸かす。
③沸騰したら、洗ったさやえんどうを入れて分量に応じて30秒~1分ほどゆでる。
④冷たい水にさらしてからザルに上げて、よく水気を切る。
⑤キッチンペーパーで拭きながら、さやえんどうが重ならないようにラップに並べる。
大量のさやえんどうを一つのラップにすべて並べるのではなく、いくつかに分けて並べる。
⑥ラップに包んで、ジッパー付きのビニール袋に入れる。ビニール袋に入れる時も、いくつかに分けた方が使いやすい。
⑦冷凍庫に入れて保存する。
さやえんどうが空気に触れると変色したり、風味が落ちたりしてしまうため、ラップでしっかり包むのがポイント。
余ったさやえんどうを大量消費できるおすすめレシピを紹介!
さやえんどうといえば、彩りのために料理にちょっとプラスすることが多いですよね。
でも、さやえんどうをメインにした一気に大量消費するレシピは意外とたくさんあります!
ここでは、5つのレシピをご紹介します。
どのレシピも、さやえんどうの分量は目安として載せていますが、大量にどんどん使っても大丈夫です!
<さやえんどうの卵とじ>
材料(2人分)
●さやえんどう…200g
●卵…2個
●だし…150ml
●はちみつ…大さじ1
●めんつゆ…大さじ2
●片栗粉…少々
作り方
①さやえんどうを洗って、ヘタと筋を取り除く。
②だしを取って鍋に入れ、弱火で加熱する。
③鍋にはちみつとめんつゆを入れて味を整える。
④③にさやえんどうを入れて、ひと煮立ちさせる。
⑤片栗粉を入れてから溶いた卵を加えて、卵に軽く火が通ったら火を止める。
優しい味わいで、小さなお子様がいるご家庭でも、子供が喜んで食べてくれること間違いなしの一品です。
<さやえんどうのきんぴら>
材料(2人分)
●さやえんどう…200~300g
●にんにく…2片
●はちみつ…大さじ2
●めんつゆ…大さじ3
●白いりごま…適量
●ごま油…大さじ2(炒める用)、大さじ1(風味付け用)
作り方
①さやえんどうをよく洗って、ヘタと筋を取り除く。さやえんどうの水気を切る。
②にんにくをあらみじんにする。
③フライパンに、にんにくとごま油を入れて熱する。
④にんにくの香りが立ってきたらさやえんどうを加える。
⑤軽く火が通ったら、はちみつとめんつゆを入れてよく炒める。
⑥全体に味が行き渡ったら、白いりごまをまぶして完成。
ごま油の香りとニンニクの香りがあやえんどうとよく合います。
お好みで七味をかけてみるのも良いでしょう。
<さやえんどうのナムル>
材料(2人分)
●さやえんどう…150g
●ごま油…大さじ2
●めんつゆ…大さじ2
●塩…少々
●白いりごま…適量
作り方
①さやえんどうをよく洗って、ヘタと筋を取り除いておく。さやえんどうは縦長の食べやすい大きさに切る。
②鍋に塩を入れてお湯を沸かす。
③沸騰したら、さやえんどうを入れてひと煮立ちさせる。
④火が通ったら冷水で色止めをして、ザルに上げて水気を切る。
⑤ボウルにさやえんどう、ごま油、めんつゆ、塩、白いりごまを入れてしっかり和える。
お酒のおつまみに非常に合うんですよね!これが!!
ワインとかビールよりも日本酒が個人的にはおすすめです!
<さやえんどうと玉ねぎのかき揚げ>
材料(2人分)
●さやえんどう…100g
●玉ねぎ…100g
●天ぷら粉
●水
●サラダ油(天ぷら粉と水は好みの衣になるように調整する)
作り方
①さやえんどうは洗ってヘタと筋を取り除き、斜めの細切りにする。玉ねぎも5mm程度の薄い千切りにする。
②ボウルに天ぷら粉と水を入れて衣を準備する。
③さやえんどうと玉ねぎをボウルに入れて、全体が混ざり合うように軽くかき混ぜる。
④サラダ油を熱して、おたまじゃくしやスプーンを使いながらかき揚げを作る。
かき揚げ丼にしたり、蕎麦のお供になんかにおすすめで、しっかりと、さやえんどうの旨味もあるので、美味しい1品です!
<さやえんどうとたっぷり具材の味噌汁>
材料(2人分)
●さやえんどう…20~30枚
●好みの具材…2人分(例えば、にんじん、椎茸、大根、なすなど)
●油あげ…1枚
●だし汁…500ml
●味噌…大さじ2
作り方
①さやえんどうと好みの具材を洗って、食べやすい大きさに切る。油あげはお湯をかけて油抜きをして、一口大に切る。
②だしを取っておく。
③根菜類やきのこがある場合は水から火を通し、沸騰したところでだし汁を加える。
④具材が柔らかくなったら、さやえんどうを入れてひと煮立ちさせる。
⑤味噌を入れて味を決め、火を止める。
材料のところでも記載しておりますが、具材は好みの具材で良いので、色々なパターンのさやえんどうの味噌汁が作れるのが魅力です。
まとめ!
さやえんどうが余ってしまった!!
という時に有効活用できるさやえんどうを大量消費するレシピを紹介してきましたが、さやえんどうはついついあまりがちな食材であります。
今回の紹介した内容はさやえんどうを有効活用しながら無駄遣いしないレシピ達だったかと思います。
今回のレシピの他にもまだまださやえんどうを有効活用できるレシピはたくさんありますので、是非気になる方は色々調べてみると良いでしょう!
さやえんどうは保存が長期間出来る食材ではないので、余ってしまった時はなるべく使い切ることをおすすめします。
是非、余ってしまったさやえんどうを捨てることなく、活用出来れば幸いです!!
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