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カスタードクリームのたくさんはいったシュークリームはとっても美味しいですよね。
美味しいシュークリームが家で作れないかとカスタードクリームを作ってみました。
カスタードクリームが出来上がり、ダマにもなってないし、焦げてないし、固さもちょうど良い!
って 喜んで味見したら、なんか粉っぽくて美味しくない!!
カスタードクリームを作ったら粉っぽかった!?
なにが悪くて粉っぽくなるのか?
- カスタードクリームが粉っぽくなる原因
- 粉っぽくなったカスタードクリームを美味しいカスタードクリームに復活する方法
をご紹介します。
カスタードクリームが粉っぽい原因は?
カスタードクリームを作ったら、美味しそうに出来たのに食べたら粉っぽいカスタードクリームだったって時は、すっごいショックですよね。
美味しそうに出来たのに食べたら粉っぽいカスタードクリームなんて、泣きくなります。
カスタードクリームが粉っぽいときの原因は2つです。
- カスタードクリームを加熱するときの加熱不足。
- カスタードクリームを作るときに混ぜ方が足りない。
カスタードクリームの材料って、たまご・薄力粉・牛乳で、シンプルな材料があれば出来る簡単そうなクリームって感じがしますよね。
実は「火加減」や「混ぜ方」が大切な、美味しく作るのが難しいクリームなんです。
カスタードクリームの作り方は、鍋にたまごと薄力粉を混ぜ合わせたものに沸騰した牛乳を加え鍋で加熱しながら作ります。
「カスタードクリームを加熱するときの加熱不足」とは、 カスタードクリームを作る時に鍋の火力が弱いと、薄力粉などが溶けないで残ってしまい「粉っぽいカスタードクリーム」になってしまいます。
原因は、カスタードクリームの材料である、たまごと薄力粉は糊化する温度が違うのです。
たまごは60°C、薄力粉は80°Cで糊化するので、鍋の火力が弱いとたまごだけ糊化してしまい、 薄力粉が残ってしまって「粉っぽいカスタードクリーム」になってしまいます。
カスタードクリームを入れた鍋が沸騰した時点で鍋を火からおろさずに、さらに加熱しながら混ぜると薄力粉まで熱が通り、モッチリとした美味しいカスタードクリームが出来上がるのです。
「カスタードクリームを作るときに混ぜ方が足りない」
とは、カスタードクリームをつくるときに、
たまごと砂糖、薄力粉をよく混ぜる
ここで手を抜くと粉っぽいカスタードクリームになります。
薄力粉と砂糖をあわせる時に、振るっておくと混ざりやすくダマにもなりにくいです。
いよいよ、カスタードクリームを鍋で作っていきます。
沸騰した牛乳を入れ、加熱しながらよく混ぜ、さらに火にかけ固まってくるまで休みなく、とにかくひたすら混ぜ続けるのです。
鍋のカスタードクリームが沸騰してきても、まだまだ混ぜます。
すると、鍋の中のカスタードクリームに強い粘りが出て来て、もっと混ぜ続けると急に強い粘りが抜けツヤツヤのカスタードクリームになりますので、ここまでしっかりと混ぜ続けてください。
最終的にツヤツヤのカスタードクリームになるまでに混ぜるのをやめると、粉っぽいカスタードクリームになります。
つまり、粉っぽいカスタードクリームになる原因は
「加熱不足」と「混ぜ不足」です。
カスタードクリームの「加熱不足」と「混ぜ不足」に注意しながらツヤツヤのカスタードクリームに挑戦してください。
カスタードクリームが粉っぽい時の対処法は?復活させるには?
カスタードクリームが粉っぽいときには、まず「加熱」と「混ぜ」です。
粉っぽいカスタードクリームを加熱しながら、一生懸命頑張って混ぜ続けてください。
粉っぽいカスタードクリームを再度加熱するときは弱火にかけましょう。
頑張って混ぜてもカスタードクリームが焦げてしまっては、ショックが続きますからね。
カスタードクリームがダマダマで粉っぽいのなら裏ごしして、牛乳を少量足し、再度鍋で加熱しながら混ぜてみてください。
ダマダマがなくなれば粉っぽさも感じなくなるかもしれません。
再度加熱しても「なんか美味しくない」時には捨てずに、別の形にして加熱を考えてみましょう。
粉っぽいカスタードクリームを活かしたレシピを紹介!!
ここでは粉っぽいカスタードクリームを捨てずに、粉っぽいカスタードクリームを活かしたレシピを紹介していきますので、是非参考にしてみてください。
フルーツグラタン
【材料】
- 粉っぽいカスタードクリーム 適量
- 牛乳 適量
- フルーツ(缶詰・冷凍でも可) 適量
- 砂糖 適量
【手順】
- 粉っぽいカスタードクリームに牛乳を牛乳を加えカスタードクリームをホワイトソースくらいの固さまで緩める。
- 耐熱容器にフルーツを入れ、緩めたカスタードクリームをかける。
- カスタードクリームに砂糖をかけ250°Cのオーブンで7分~10分焼く。
オーブンがない場合はオーブントースター(中温)で10分~15分焼いてください (オーブン・オーブントースターの温度、時間は機種によって加減してください)
アップルパイ
【材料】
- 粉っぽいカスタードクリーム 適量
- パイシート 2枚
- リンゴ 1/2個
- 砂糖 大さじ2
- レモン汁 少々
- 卵黄 1個
【手順】
- リンゴを薄切りにし耐熱容器に砂糖とともに入れ、レンジ500wで5分加熱する。
- リンゴが透き通ってきたらレンジから出し、粗熱がとれたらレモン汁を振り混ぜる。
- パイシートを4等分に切り分ける。
- パイシートの上に粉っぽいカスタードクリームとレンジから出したリンゴをのせる。
- リンゴをおいたパイシートの上に別のパイシートを重ね、切り目(✕印)を入れる。(パイシートを重ねるときに卵黄をパイシートの縁につけ重ねる)
- 重ねたパイシートの上に卵黄を塗る。
- パイシートをオーブンに入れ200°Cで20分焼く。 (オーブンの温度、時間は機種によって加減してください)
粉っぽくなったカスタードクリームも、お菓子としてフルーツと一緒に焼いてしまうとフルーツの香りと水分で粉っぽさが薄まり、美味しく食べられますよ。
是非、カスタードクリームが粉っぽくなったときはお試しください。
カスタードクリームが粉っぽい原因と対処法は?復活させるにはどうする!?まとめ!!
カスタードクリームが粉っぽい原因として考えられる要因は
- 加熱不足
- 混ぜ方が足りない
です。
そして、カスタードクリームが粉っぽい時の対処法は「加熱」と「混ぜ」が重要となります。
カスタードクリームが粉っぽいのが頑張っても治らない場合は、捨てずに「フルーツグラタン」や「アップルパイ」にしたり、アレンジレシピを試したり工夫していきましょう。