世の中にはフリーターとして生計を立てている人がたくさんいるかと思います。
・学生時代に就職が上手くいかなかった人
・一時的なフリーターの人
・夢を追っている人
・何となく楽だからフリーターをしている人
など、フリーターといっても事情は様々かと思います。
私も過去に専門学校を中退した後、フリーターを4年間ほど経験しているのですが、フリーターって世間体があまり良くないんですよね。
時には周りから、
「フリーターをしていることを見下されているのではないか?」
と不信感を抱いたことも当時はありました。
また、フリーターを見下す人も実際に不特定多数いたのも覚えています。
ここでは、なぜフリーターは見下す人がいるのか?
フリーターを見下す人の心理やバカにされない為の対策を紹介していきますね!!
Contents
何故フリーターは見下される?
冒頭でも話しましたが、フリーターって世間体は決して良い方ではありませんよね?
フリーターが何故見下されるのか?
早速ではありますが、フリーターが見下される理由についていくつか紹介していきます。
世間体的な要因
フリーターが見下される理由のまず1つ目は世間体的な要因かと思います。
令和になった今でこそ、正社員が必ずしも安定では無くなって来ましたが、それでもフリーターというのは世間体的によい立場ではありません。
後述でも解説しますが、フリーターには正社員と比べた時にやはり、社会的信用に欠けてしまう部分も多いです。
・自立した責任がないと思われている
・仕事の責任が正社員に比べて軽い
・スキルがないと思われがち
など、この様に思う人もいます。
世間体的な要因というのは、根強く残ってしまっている要因であるだけに、難しいところです。
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現状に甘えていると思われている
全てのフリーターが現状に甘えているというわけではありませんが、フリーターのイメージがどうしても
フリーターという立場で現場に甘えている
と思われてしまっています。
中にはやりたいことの為や、一時的なフリーターという、目的がしっかりしているフリーターもいることは重々承知です。
しかし、過去の私みたいに
「フリーターだと楽だから」
「実家暮らしで衣食住には困らない」
などの要因で、フリーターという立場を選んでいる人が多いのも事実でありますね。
また、夢や目標をダシにして目標達成の為の行動をしない、「自称夢追い」なんかもフリーターのイメージが悪くなる要因でしょう。
そうなると、必然的にフリーターは甘えているという認識を持つ人が多くなってしまうのも分からなくありませんね。
フリーターはスキルがないと思われがち
フリーターの多くが、誰でもできる仕事を責任のない立場で働いている人がほとんどかと思います。
特にバイトの多くはバイトで最低限賄える仕事である「レジ」「接客」「荷物運び」など、特別資格やスキルが必要でない仕事がほとんどです。
フリーターの中には資格の勉強や社会に通用するスキルを持っている人もいますが、中には何となくフリーターをしていたりする人もいます。
フリーターを続けていると、スキルが身に付きにくく、将来的に心配と思われることも多いのがデメリットです。
フリーターを見下す人の心理を紹介!
フリーターが見下される理由を先ほどまでは紹介してきました。
人を見下すことは決していいことではありません。
にも関わらず、フリーターというだけで見下す人がいて、悔しい思いをしたという人もいるのではないでしょうか?
次はフリーターを見下す人の心理について、フリーター経験のある、私なりにまとめてみましたので紹介していきたいと思います!
フリーター=悪だと思っている
悪という表現はよくありませんが、フリーターを見下す人の心理として1つ掲げられるのは
フリーターであることを悪だと思っている
からではないかと考えられます。
フリーターを
・責任感がない
・楽をしている
・自立していない
とフリーターを見下す人は、この様に捉えている人が多かった気がしますね。
全てのフリーターにこの特徴が当てはまるわけではありませんが、
フリーター=悪
と捉えている人は一括りに、この様に捉える傾向が強いです。
正社員の自分は苦労しているアピール
フリーターを見下す人の心理として掲げられるのは
自分は正社員として苦労している
とアピールしている人であります。
正社員で働いていれば確かに、簡単にクビにならなかったり、将来的に昇給が望めたり、ボーナスが出ます。
しかし、それと同時にフリーター以上に仕事に対しての責任が重かったり、苦労はフリーターと比べて多いですし、簡単に会社を辞めるのも難しい立場です。
それ故にフリーターのことを
・責任がなくていい
・楽して働いている
と
「自分はこんなに苦労しているのにフリーターは楽でいい」
みたいなことをフリーターをしていた当時言われたこともありましたね。
正社員とフリーターを比べたときにどちらにもメリット・デメリットあります。
正社員であろうがフリーターであろうが、自分と違う立場の人を自分と比べて見下す態度は私には正直分かりませんね・・・
多様性を認めない
フリーターを見下す人の心理として考えれるのは、自分と違う多様性を認めないという点です。
社会のレールを順調に登って行き、大学にも行き、新卒でいい会社に就職した人にとってフリーターというのは認められない存在なのかも知れません。
特に日本の文化として、自分と違うものを受け入れにくい体質がある分、自分と違うフリーターというのは受け入れにくいのでしょう。
収入の低さと将来性
フリーターが見下される理由として掲げられるのは収入面の低さと将来性があります。
フリーターは正社員と比べたときに収入面で比べたときに低いことがほとんどです。
フリーターは給料も上がりにくいですし、ボーナスもない上に正社員と比べて解雇の対象になりやすい存在であります。
収入が正社員と比べて低い上に給料も上がりにくく、職場の景気が傾いた際に解雇の対象になりやすいフリーターは家庭を持ったり、ローン審査が通りにくいなど、お金の面で将来性は非常に低いです。
それ故に、周りから「大丈夫なの?」と見下すまではいかなくとも、心配されがちになります。
フリーターがバカにされない為の対策は?
次はフリーターが周りからバカにされない為の対策を紹介していきたいと思います。
私自身フリーター歴が長かったこともあり、フリーターというだけで冷たい目で見られたり、職業を聞かれた時に「フリーターです」ということに対して抵抗がなかったかというとそうではありません。
「フリーター」と言うのに抵抗があると言うのはやはり、周りの目が気になったり、自分自身現状に甘えてしまっていることが実は原因であることが多かったりします。
ですが、しっかりと、フリーターをしている理由や目標に向かって努力していれば、周りもフリーターである、あなたのことを見下す人は自然と減ってくるものです。
では、フリーターが見下されない為の対策を紹介して来ますので、是非参考にしていただければと思います。
フリーターをしている目的を明確にする
私自身、フリーター自体を批判するつもりはありませんし、フリーターとして一生を終えるのも生き方の1つとして捉えてます。
ですが、フリーターを約4年間経験した私から言わせてもらうと、フリーターだけで一生生きていくのは賛成出来ません。
フリーターだけ
と言う理由はフリーター以外に目的や目標がない人をココでは指します。
フリーターは大きく分けて2種類のタイプがいると私は考えます。
1つ目は特に目標や夢もなく、今が良ければ良いと思っているフリーター
2つ目はしっかりとフリーターでいることに対して目的を持っている人
の2パターンです。
私が今まで見てきた、フリーターが見下されてしまう主な要因は1つ目の
特に目標や夢もなく、今が良ければ良いと思っているフリーター
の方が多いからではないでしょうか?
過去の私も1つ目の「今が楽しければいい」と言う理由でフリーターをしていた時期もありますが、それでは人からいい目で見られないのは仕方のないことだと感じてしまいます。
もしも何も目的なしにフリーターをしているのであれば、一度真剣に
「自分には何が出来るのか?やりたいことや挑戦したいこと」
を明確にしてみるのがおすすめです。
目標や目的を持ってフリーターという道を選んだのであれば、フリーターでいるあなたのことを見下す人は自然と減ってくることかと思います。
見下す人がいてもそんな人は無視して大丈夫です。
バイト先の社員を目指してみる
フリーターとして周りに見下されたくないけど、慣れている環境を離れたくないと言う人はバイト先の社員を目指してみることをおすすめします。
私も過去に色々なバイトをしてきましたが、長いことバイトしていると大抵の場合
「〇〇君もココの社員にならない?」
と社員登用の誘いがあることが多いです。(私も過去働いてきたバイト先から社員の誘いを受けることが多かったですね(笑))
バイト先でバイトから正社員になることでやるべきことや責任は増えますが、それでも就職活動をして、新しい会社で1から仕事や人間関係を覚える手間がない分、バイト先で社員になるメリットはあります。
フリーターのままバカにされたくないけど、環境が変わるのはイヤと言う人は1度バイト先で社員登用があるのであれば、社員を目指してみるのも手です。
就職活動をする
フリーターのまま人に見下されたくないのであれば、一番の方法は正社員を目指して就職活動をすることです。
フリーター歴が長くても20代の内であれば、積極的に採用してくれる会社もありますし、最近ではフリーターに特化した就職サービスや若者向けのわかものハローワークという無料で使えるサポートもたくさんあります。
フリーターでいることに少しでも不安を持っていたり、今のままではマズいと感じるのであれば、若者に特化した就職サービスやわかものハローワークを使ってワンツーマンでサポートをしてもらいながら就職活動を進めるのも手です。
また、後述でも紹介しますが手に職つくスキルを身に付ければ、フリーター歴が長くても市場価値の高い人材を目指すことも出来ます。
手に職がつくスキルを習得する
フリーターの最大の長所は正社員と違って時間を確保しやすいところです。
つまり、空いている時間を自分のスキル向上の時間に使えば、今後将来的にも有利になりやすい上に、目的をしっかりと持ってフリーターをしていることになりますので、周りから見下されることも少なくなります。
「手に職」と言っても漠然としていて、何から始めたら良いのか分からない人も多いかと思います。
例を挙げるのであれば、最近ではITの急激な進化により、プログラマーの需要は年々高くなってきています。
プログラミングスキルであれば、今後需要も伸びてきますし、個人的には分かりやすい「手に職」の代表格ではないでしょうか?
プログラミングを例に上げましたが、「手に職」つくスキルはその他にも
「英会話」(外国人のお客さんが多い接客業などで使える)
「Webデザイナー」(インターネットが普及した時代に需要が伸びてきている)
「Webライター」(相手に伝える文章力身に付く上に、将来的に独立も目指せる)
コレらはほんの一部ですが、手に職付ければ、将来会社をクビになっても他の会社に転職できたり、将来的に自分でお金を稼ぐスキルになるのでおすすめです。
私自身独学で勉強するのもアリだと思っていますが、高い授業料やコンサルティング料金を払ってでも、その道のプロから教わった方がいいでしょう。
理由は最短ルートでスキルを身に付けつつ、投資した金額以上に将来稼げる様になる可能性がある上に、独学だとつまずいた時に挫折しやすかったり、やり方を間違えたときに軌道修正をしてくれる人がいないからです。
ただし、高額な塾や個人コンサルを受ける場合は、本当にその塾やその人が信用できるか最大限に注意する必要がありますので、その辺は本当に信用できる人から習うことを強くおすすめします。
副業を始めてみる
先ほどの内容と重複しますが、フリーターの最大の利点は正社員と比べてシフトや時間に融通を効かせやすいところです。
最近ではインターネットの普及によって少額かつ、超ハイリターンで出来る副業はたくさんあります。
近年では大手企業でも潰れる会社や人件費の削減で大量のリストラなど、正社員だからと言って安定の時代は終わりつつあるのが現実です。
フリーターでも、正しく副業に取り組めば、正社員の年収を超えることも十分に出来ます。
フリーターをしている人の多くは恐らく
「正社員になって自分の時間が無くなったり、責任が増えるのがイヤ」
という人も非常に多いかと思いますし、私も過去にその様な気持ちがありました。
「将来的に正社員になりたくないけど、お金にある程度余裕を持っておきたい」と考えるのであれば、しっかりとした考えを持った上で副業に取り組むのは非常におすすめの選択と言えます!!
ただし、副業の中には
株・FXの投資
MLM(マルチ商法)
など最終的に借金を負う恐れのある、初心者には本気でおすすめ出来ない副業もありますので、副業に取り組む際はしっかりと情報取集をした上で挑戦するべきです。
危険な副業とは?やったらやばいものや単価の低すぎるおすすめしないものを紹介!では私が本気でおすすめしない副業を紹介しておりますので、是非参考にしていただければと思います。
副業に真剣に取り組めば、将来的にフリーランスを目指すこともでき、将来的にフリーランスになるためにフリーターとして働いているのであれば、それは立派な目的です。
フリーターは悪いこと?個人的な意見は?
先ほどの解説でも少し触れましたが、私自身フリーターであること自体を決して悪いこととは思っていません。
私の周りにも将来の夢を追うためにフリーターを自ら選んでいる人もいますし、私が過去に働いていたバイト先にも、将来の夢のために生活が苦しくてもフリーターして生活している人もいました。
私はそういった理由でフリーターを選んでいるのであれば見下すどころか、むしろ尊敬します。
しかし、ただなんとなくフリーターをしているだけなどであれば、フリーターを続けることはおすすめ出来ません。
私もフリーター歴が長かったので、フリーターの楽しさは分かります。
しかし、変化の激しい世の中で5年後10年後もなんの目的もなくフリーターを続ければ、スキルもなく、仕事は選べなくなる上にフリーターでいることのメリットよりデメリットが目立つ可能性が非常に高いです。
また、フリーターであればイヤというほど耳にしてきたと思いますが、親がいつまでも生きている訳ではありませんし、これから先、親にも頼れなくなる時が絶対に来ます。
私自身、フリーターは生き方の1つとして捉えていますが、もしも今後何も考えずに、フリーターを続けるのであれば、そのリスクもしっかりと承知した上でフリーターを続ける必要があるでしょう。
フリーターを見下す人の心理・バカにされない為の対策や方法は?まとめ!
フリーターを見下す人の心理とバカにされない為の対策や方法について紹介してきましたが、参考になりましたでしょうか?
フリーター自体は生き方の1つですので、フリーターを見下す人に対しては
「自分が全て正しいと思っている、多様性を認められない人」
という認識で十分と私は考えます。
しかし、見下されていることや他の人の忠告が胸に刺さる様であれば、ただフリーターとして時間を過ぎるのを待つのではなく、何かに挑戦したり、フリーターである理由をしっかりと作ることをおすすめします。
フリーターを見下す人は基本的に何に対しても、自分以外の多様性を認められない人が多いと思いますので、もしもその様な人が周りにいるのであれば、距離を取るべきでしょう。
「もうフリーターとして見下されるのは嫌だ!!」だけど、どうやって就職すればいいのか分からないという人は、就職のプロに相談して見ませんか?
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