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買ってきた時は青々として葉っぱにもハリがあったのに、いつの間にか傷んでしまうもの。
でも、見た目の変色やしなしなが腐れなのか、ただ鮮度が落ちただけなのか区別は意外とつきにくいです。
そこで今回は
- ほうれん草が腐った時の特徴や腐る原因
- ほうれん草の鮮度をできるだけ長くキープする方法
を、ご紹介します。
美味しくほうれん草を食べるためにも、腐っているかどうかをはっきり区別できるようになりましょう。
ほうれん草は腐るとどうなる?変色やしなしなになる?
ほうれん草は腐ると、
- 見た目
- 臭い
- 触感
- 味
に変化が出てきます。
腐った時の特徴をまとめると、次のようになります。
見た目 | ●黄色や茶色に変色している
●ドロドロに溶けている ●茶色い汁が垂れる ●カビが生えている ●葉がしなしなになっている |
---|---|
臭い | ●酸っぱい臭いがする
●独特な腐敗臭がある |
触感 | ●ネバネバと糸を引く
●手に溶けた部分がくっつく ●粘り気がある ●葉や茎にハリがなくふにゃふにゃになる |
味 | ●酸っぱい
●強い苦味がある ●ヌメリや粘りを感じる |
ほうれん草は傷むと一気に腐るわけではありません。
傷んだ部分から徐々に腐っていきます。
ほうれん草は傷み始めると、まずは葉が黄色っぽくなってきます。
葉が黄色いだけで他に変化がない場合は腐る一歩手前の状態です。
傷んだ部分を取り除けばまだ食べられる可能性があります。
さらに傷みが進むと、葉や茎が溶けて茶色の汁が出てきて、異臭を放つようになります。
汁が出てきた状態を放置すると、白いふわふわとしたカビが生えてきます。
つまり、
葉の変色、しなしな➡︎溶ける➡︎異臭➡︎カビ
といった流れで傷んでいくのです。
腐ってしまったほうれん草はもったいないですが、体へ悪い影響を与える場合もあるので廃棄してください。
ほうれん草が腐る原因を紹介!
ほうれん草は意外と腐りやすい野菜に含まれます。
ここで、ほうれん草が腐る原因をまとめてみると、次のようなものが挙げられます。
ほうれん草が腐る原因は以下の通りです。
- 収穫から時間が経過している
- 温度の高い場所に保存している
- ビニール袋に包んだままで常温に放置している
- 乾燥した場所に保存している
ほうれん草は乾燥と暑さが苦手です。
収穫から時間が経過すればするほど水分が抜けていき、葉がしなしなになってきます。
また、ほうれん草は寒い時期に旬を迎え、低温を好むために暑さには非常に弱いです。
特に16℃以上の場所で保存すると、より傷みやすくなります。
ほうれん草を置いている場所の環境が適切でないと、早ければ1~2日で傷み始めてしまうほどです。
ほうれん草を乾燥から守る意味ではビニール袋に入れておくのは良い方法です。
ですが、買ってきたビニール袋や通気性の悪いビニール袋に入れたまま常温に放置しておくと、逆にほうれん草を腐りやすくしてしまうので、注意しましょう。
ほうれん草が腐るのを防止する為の対応策は?
腐る原因に対してポイントを押さえた対応策ができれば、ほうれん草は十分に長持ちさせることが可能になります。
ほうれん草を腐らせないように防止するためには、次のような対応策が必要です。
- 適切な温度と湿度で保存する
- 新鮮なうちに調理や保存をする
- 常温ではなく、冷蔵や冷凍で保存する
ほうれん草を腐らせないようにする最大のポイントは温度と湿度です。
高温を避けて、温度が一定になるように保存します。
また、ほうれん草は湿度が高すぎても低すぎても腐りやすくなります。
梅雨時期や湿気の高い場所では微生物の活動がより活発になり、傷むスピードを早めてしまうのです。
そこで、ほうれん草は必ず冷蔵や冷凍で保存するようにしてください。
冷蔵保存
生のまま冷蔵 | フィルムなどから外したほうれん草を洗わずに、新聞紙やキッチンペーパーで包んでからビニール袋に入れます。 |
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ゆでてから冷蔵 | やや固めにゆでたほうれん草の水気をザルで切って、絞りながらラップに包みます。 |
冷凍保存
生のまま冷凍 | ほうれん草をよく洗って土を落とし、食べやすい大きさに切ります。
水気をしっかり切り、キッチンペーパーで拭きながらジッパー付きのビニール袋に入れて冷凍します。 |
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ゆでてから冷凍 | ほうれん草を洗って食べやすい大きさに切り、固めにゆでます。
冷水にさらしてからザルに上げて水気を切り、小分けにしてラップに包みます。 小分けにしたほうれん草をいくつかまとめて、空気を抜きながらジッパー付きのビニール袋に入れます。 |
まとめ!
ほうれん草は時間が経過するにつれてどんどん傷みが進んでいきます。
買ってきたり、収穫したりしたほうれん草はできるだけ早めに調理するか、ご紹介した方法で保存してしましょう。
腐ってから調理や保存をすれば、捨てる部分が多くなり手間も増えてしまいます。
ほうれん草は長期保存に向いている食材ではないので、出来るだけ早く召し上がるのがおすすめです。
その日の内に使いきれないことや、保存しておきたい時はほうれん草が腐っていないか、今回の紹介した方法で見分けていただければと思います。
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