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ちょっとした汁物が欲しいときに便利なのが、インスタント味噌汁です。
最近は、フリーズドライや生味噌タイプなど色々なタイプがあり、具材もわかめなどポピュラーなものからシジミや豚汁まで多種多様に揃っています。
そんなインスタント味噌汁を飲んでいると、「インスタント味噌汁は健康に悪い」と聞いたことがあることを思いだしたことはないですか?
- 本当にインスタント味噌汁が身体に悪いのか?
- インスタント味噌汁の何が身体に悪いのか?
- インスタント味噌汁を飲むとしたらどうしたらいいのか?
をご紹介します。
インスタント味噌汁は体に悪い理由は塩分が多いから?
インスタント味噌汁に限らず、味噌汁には塩分が多めに含まれます。
味噌自体が、ふやかして茹でた大豆に麹と塩を加えた発酵食品で12%前後の塩分です。
味噌を出汁に溶かして作るのが味噌汁なので、家庭で作る味噌汁にはお椀いっぱいに約1.2gの塩分が含まれ、インスタント味噌汁は約2gの塩分が入っています。
一日の塩分摂取量として厚生労働省が2020年に基準としている数値は、
- 男性7.5g未満
- 女性6.5g未満
としています。
女性だと、インスタント味噌汁を1杯飲むと一日の塩分摂取量の1/4を取ってしまうことになるのです。
インスタント味噌汁を飲むと塩分を取り過ぎて健康に悪いとか血圧が上がるとかいわれて、身体に悪い食品のようにいわれています。
インスタント味噌汁は体に悪い?結論は?
本当にインスタント味噌汁は身体に悪いのでしょうか?
味噌汁には
- コレステロールの抑制
- 抗酸化作用
- 胃潰瘍
- がんの予防
- 二日酔いの予防
- 美肌効果
もあるといわれています。
インスタント味噌汁でも健康効果満点の味噌汁です。
実はインスタントコンソメスープやインスタントポタージュスープなどにも同量程度の塩分が含まれます。
インスタント味噌汁だけが、飛び抜けて塩分が高いわけではないです。
インスタント味噌汁とインスタントスープが同じだからといって、毎食インスタント味噌汁を飲んでいると、塩分摂取量は多くなります。
インスタント味噌汁の塩分を控える方法を紹介!
インスタント味噌汁の塩分を控えたいときには、どのような工夫をすればいいのでしょうか?
塩分を控える工夫を紹介していきます。
減塩タイプを選ぶ
インスタント味噌汁も減塩タイプが販売されているので減塩タイプを購入することもいいでしょう。
フリーズドライや生味噌タイプでも
塩分25%カットや最高では40%カットまであります。
具材を加える
カリウムを取ることでインスタント味噌汁の塩分を排出できます。
カリウムは
- 緑黄色野菜(キャベツ、ほうれん草など)
- 芋類(さといも、じゃがいも、かぼちゃ)
- 海藻類(わかめ、昆布)
などに多く含まれています。
しかし、野菜や芋などを加えるのはめんどくさいですよね。
せっかく、お湯を入れるだけのインスタント味噌汁に調理するなんて考えられません。
そこで、おすすめなのは、冷凍野菜です。
ほうれん草はそのままインスタント味噌汁と一緒にお椀に入れてお湯を注げば出来上がりです。
かぼちゃはレンジでチンしてお湯をかけてもいいですが、小さくほぐしてつかうとお湯を注ぐだけでできます。
わかめは乾燥わかめをそのままお椀へいれインスタント味噌汁とお湯で大丈夫です。
我が家では他に、
- 豆腐を小さく切って水を張ったタッパで冷蔵保存(毎日水を替えて2~3日)
- うすあげを小さく切って冷凍保存
- ネギを切って冷凍保存
- お麩を常備する
したものを、お椀にいれインスタント味噌汁とあわせてつかっています。
味噌の量を減らす
生味噌タイプのインスタント味噌汁なら、一杯に入れる味噌の量をいつもの2/3くらいに減らします。
味噌を減らすことで、塩分摂取量が減るのです。
インスタント味噌汁を薄味で飲んでいると、薄味になれ強い塩味がなくても美味しく感じることが出来るようになるので、インスタント味噌汁に限らず減塩ができます。
味噌を減らすことで、薄味のインスタント味噌汁になり物足りなくなるようでしたら、色々なものを加えて変化を楽しむのもおすすめです。
酸味を加える
酸味を加えるとインスタント味噌汁の風味が変わり美味しいです。
ゆずやかぼすの皮を刻んで入れてもいいですし、果汁を2~3滴入れるだけで爽やかな風味に変わります。
だしを加える
出汁を薄味のインスタント味噌汁に加えると物足りなさがなくなります。
かつお節やとろろ昆布は、そのままお椀に入れます。
いりこは、普段から煎って粉末にしておくといいですよ。
ここで注意しないといけないのは、市販のいりこだしやだしの素を入れてはいけません。
市販のだしは塩分が高いので入れないようにします。
香りを加える
インスタント味噌汁に香りをプラスすることで、薄味でも物足りなく感じます。
大葉、みょうが、ねぎ、みつば、生姜などを刻んでインスタント味噌汁に入れると風味が増し美味しくなります。
さまざまな健康効果がある味噌汁を手軽に楽しめるインスタント味噌汁です。
ちょっとした工夫で更に健康に美味しく楽しんでください。
まとめ!
インスタント味噌汁は抑制や抗酸化作用、胃潰瘍やがんの予防、二日酔いの予防や美肌効果もあるといわれており、身体に良い食べ物です。
しかし、インスタント味噌汁には塩分が含まれており、飲み過ぎると塩分の摂りすぎになるので、身体に悪いことは確かであります。
インスタント味噌汁の塩分が気になる方は
- ・減塩タイプを選ぶ
- ・具材を加える
- ・入れる味噌の量を減らす
- ・柚子などの酸味を+する
- ・だしを加える
- ・香りを加える
のがおすすめです。
インスタント味噌汁には塩分が含まれておりますので、飲み過ぎは禁物ですが、特別塩分が多い飲み物というわけではありません。
飲み過ぎにだけ注意すれば、そこまで気にしすぎる必要はありません。
さまざまな健康効果がある味噌汁を手軽に楽しめるインスタント味噌汁です。
ちょっとした工夫で更に健康に美味しく楽しんでください。
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