どの季節にも合う飲み物といえばなんでしょう?
そう、お茶です。
夏には冷たいお茶を!
冬には温かいお茶を飲んで体の芯からぽかぽか温める。
日本に馴染みのある素敵な飲み物ですよね。
みなさんの家庭には緑茶のパックなどがありませんか?
それらのお茶パック、いつのものかわかりますか、、、?
ドキッとしたそこのあなた!
そんなあなたに今回
腐ったお茶と、そうでないものの見分け方やお茶の賞味期限
についてご紹介したいと思います。
どうぞ最後までご覧ください。
お茶は腐るとどうなる?気になる見分け方は?おすすめの保存方法も紹介!
初めに、お茶が腐るとどうなるのでしょう?
今回は茶葉の時とお茶の時でご紹介します。
茶葉の状態の場合
実は茶葉が腐ることはないのです!
ですが、茶葉は時間が経つにつれて傷んでしまいます。
茶葉が傷むとどうのなるのでしょうか。
茶葉が傷むと風味が落ちて酸味の強い味に変化します。
風味が落ちてしまうのはタンニンが酸化してしまうためです。
酸味が強くなると少し飲みづらいお茶になってしまいます。
傷んだ茶葉を使ってお茶を作るとお茶の色が黄色っぽくなります。
この色の違いも見分けるポイントの一つです。
茶葉の状態だと傷んでいるか見分けるのは少し難しいので、実際にお茶を作ってみることをおすすめします。
お茶の状態の場合
お茶の状態だと腐ることは当然あります。
腐ると以下の3つの特徴が現れてきます。
1酸っぱい匂いがする
2お茶にとろみが出てくる
3お茶を注いだ時に白い浮遊物がある
お茶にとろみが出てくる原因はお茶の中に含まれるタンパク質です。
このタンパク質によってお茶にとろみができます。
白い浮遊物は“カビ“であることがほとんどです。
この3つの特徴は、見た目や臭いで気がつくことができるので、お茶を飲む際は今一度確認しましょう。
万が一、これらの特徴をもったお茶を飲んでしまった場合はすぐに口を濯いでください。
腐ったお茶を飲むと腹痛を引き起こしたり、下痢を引き起こしたりすることがあります。
口を濯いでもなお、体調が悪い場合はかかりつけの医師のもとで診察してもらいましょう。
番外編ですが、麦茶に出てくる浮遊物はカルシウムのことが多いのでそこまで気にしなくても大丈夫です。
お茶を腐らせないための予防
お茶が腐りやすくなるのは、一度口をつけたペットボトルやコップを繰り返し使うことです。
基本的に、人の口から菌が入ってお茶は次第に腐っていきます。
ですので、ペットボトルのお茶を3日間かけて飲んだり、ペットボトルを一回も洗わずお茶を継ぎ足して長期間使い続けたりすることは避けましょう。
菌は人の口だけでなく、空気からも入ってくるので常温で長時間お茶と空気が触れている状態を作ることも避けましょう。
これらに気をつければ、腹痛や下痢を拭き起こす確率はぐんと下がります。
お茶の賞味期限はどのくらい?
ここでは、抽出の方法と保存方法ごとに賞味期限を紹介したいと思います。
【煮出ししたお茶】
常温→1日以内
冷蔵庫→5日以内
冷凍庫→3ヶ月以内
【水出ししたお茶】
常温→1日以内
冷蔵庫→2日以内
常温や冷蔵庫で保存する方法は賞味期限が短いです。
お茶は予想以上に腐りやすいので、賞味期限と消費期限はほぼ変わらないと認識すると良いでしょう。
冷凍庫で保存したものを解凍して使用する場合は、沸騰した鍋を準備して、フリーザーバックやパックごと入れて解凍してください。
お茶のおすすめの保存方法は?
お茶の保存方法で一番おすすめなのは冷蔵保存です。
冷蔵保存であれば、常温と違ってすぐ腐ることもないですし、冷たい状態で安心して飲むことができます。
ですが、ここで一つ注意です。
保存する容器に直接口をつけることは避けてください。
お茶が腐る原因はカビや菌です。
これらの菌は人間の口や空気から入ってくることが多いのです。
お察しの方もいるかもしれませんが、ペットボトルのお茶などは、何度も口をつけたり話したりするため細菌が湧きやすくお茶が腐りやすくなってしまいます。
もし、一度口をつけたペットボトルのお茶を翌日にも飲もうと思って保存するのであれば、別のコップに移してから冷蔵庫で保管するようにしましょう。
まとめ
今回はお茶の賞味期限や保存方法について紹介しました。
ここでこれまでの内容を簡単にまとめたいと思います。
・茶葉が腐ることはないが傷むことはある。
・酸化して少し飲みづらいお茶になる
・お茶が腐ったサインは「臭い」「とろみ」「白い浮遊物」
・お茶の賞味期限は基本1日〜5日
・おすすめの保存方法は冷蔵庫での保存
・ペットボトルは開封日に飲み切る
・菌の侵入は主に口から
いかがだったでしょうか?
短な飲み物のお茶ですが、腐るのは意外と早いですよね。
今あるお茶は腐っていないか確認してみてはいかがですか?
お茶の状態を確認して美味しいお茶で心も身体もリフレッシュしましょう!