ポッカレモンは体に悪い?飲み過ぎがダメな理由や1日の摂取量は?

レモンを絞る必要がなく、手軽に使えるポッカレモン。

健康のために毎日摂っているという方もいるのではないでしょうか?

しかし、体に悪いなどの噂を耳にしたことはありませんか?

本当のところはどうなのでしょうか?

  • ポッカレモンが体に悪いと言われている理由
  • 1日の摂取量はどのくらいまで大丈夫なのか

を紹介して行きます。

ポッカレモンは体に悪い?

 

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ポッカレモンの原料は、レモンを絞ったレモン汁です。

果汁100%でできており、体に悪い影響を与えることはありません。

レモンには殺菌作用があるため、保存料は入っていません。

本物のレモンに比べて風味が落ちるため、香料が添加されていますが、基準範囲内ですので全く問題はありません。

なぜ、体に悪いと言われるようになったのでしょうか?

1967年の「ポッカレモン事件」が原因?

1967年「ポッカレモン事件」が起こりました。

この時代はどの家庭にもポッカレモンがあり、とても身近な存在でした。

そんな時に、不正表示が判明したのです。

「飲むレモン」と表記しておきながら、

ビタミンCが入っておらず、 レモンの代わりにクエン酸などの成分を使用した合成レモンを使用している

として、不正表示となり、公正取引委員会より排除命令が下されました。

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1967年の防カビ剤の混入について

また2008年には、使用されていないはずの防カビ剤の混入を把握しておきながら未使用と表示して販売していたことが発覚しました。

そして、公正取引委員会が再び、不正表示で排除命令を下しています。

そんな事件が2回も起きていることから、 悪いイメージが未だについているのかもしれません。

現在は、品質管理を徹底し、正しい表示がされていますので、安心して使うことができます。

しかし、ポッカレモンの使用期限を守らないと、健康に害を及ぼす恐れがあります。

ポッカレモンの開封後の賞味期限が短くなっていますが、これは防腐剤などの保存料が入っていないためです。

日持ちしないことを覚えておいてください。

賞味期限が切れて古くなってしまうと、カビが生えてしまいます。

瓶の中に白くふわふわ浮いているものがあったら、カビの可能性があります。

その他にもガスが出て発酵が起きることもあり、酵母が繁殖してしまうこともあります。

このような状態のものを、気づかずに使ってしまうと健康障害を起こす危険性があるので、 注意が必要です。

開栓後は必ず冷蔵庫で保存し、1~2週間で使い切るようにしましょう。

ポッカレモンはサイズが豊富に展開されているので、購入するときは1~2週間程度を目安に使い切れるサイズを購入しましょう。

期限が切れて飲めなくなってしまったものは、掃除に使うことができます。

クエン酸の酸で、 アルカリの水垢などの汚れ落としに有効です。

捨ててしまう前に一度試してみてください。

ポッカレモンの飲み過ぎがダメな理由は?

ポッカレモンを飲み過ぎてしまうと、胃痛や腹痛、嘔吐や下痢を起こすことがあります。

これはレモン汁に含まれる「クエン酸」(酸っぱさの元)が胃腸を刺激してしまうため起こります。

ポッカレモンの原液をそのままを飲むことはないとは思いますが、ポッカレモンそのものの原液の濃度はとても濃いので、その分刺激も強いです。

他の飲み物に混ぜて薄めたり、料理に入れたりして摂るようにしましょう。

ポッカレモンで摂り過ぎた「ビタミンC」「クエン酸」は、時間が経つと体外に排出されるので、過剰摂取の心配はまずないと言えます。

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ポッカレモンの1日の摂取量はどのくらい?気になる効能は?

それでは、どれくらいを目安に摂取すれば良いのでしょうか?

ポッカレモンの1日当たりの摂取量の目安は、大さじ1杯(15ml)程度です。

15ml当たりにクエン酸が950mg含まれていて、1日の目標摂取量2000mgの半分を占めています。

他の食事などから摂ることも考えて、大さじ1杯が適量とされます。

ビタミンCは1日に100mgの摂取が目標とされていますが、大さじ1杯では4mg摂取することができます。

では、ポッカレモンを摂ると、どんな良い効果があるのでしょうか?

ポッカレモンの主な成分の「クエン酸」「ビタミンC」に注目して見てみましょう。

「クエン酸」による効果

ポッカレモンに含まれる「クエン酸」には以下の効果があります。

疲労回復効果 クエン酸疲労物質を分解して体に蓄積させず、さらに糖の代謝を高めてエネルギーにします。

また抗酸化作用があり、疲労回復につながります。

ダイエット・冷え性改善 糖質やたんぱく質などをエネルギーとして、効率よく燃焼させる効果があります。

また、血流の改善や代謝促進効果があります。

貧血予防 ミネラルの吸収を助けるクエン酸が、マグネシウムの吸収を高める効果があります。

クエン酸と一緒に鉄を多く含む食品
(レバー、あさり、赤身の魚、ほうれん草、小松菜など)

マグネシウムを多く含む食品
(絹ごし豆腐、納豆、アーモンド、ほうれん草、バナナなど)
を摂取すると相乗効果が期待できます。

熱中症予防 熱中症にはミネラルの摂取も重要で、クエン酸はミネラルの吸収をサポートしてくれます。

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「ビタミンC」による効果

ポッカレモンに含まれる「ビタミンC」には以下の効果があります。

美肌効果 皮膚細胞コラーゲン合成に必要な成分です。

お肌のハリシミにも効果的です。

風の予防 免疫力を高める働きがあります。
病気や老化の進行を防ぐ 抗酸化作用があり、病気や老化の原因となる体の活性酸素の働きを抑えます。

ポッカレモンにはたくさんの健康に良い効果があります。

しかし、摂れば摂るほど良いというわけでもなく、残念ながら体に溜めておくことはできません。

毎日、数回に分けての摂取をおすすめします。

まとめ!

ポッカレモンは体に悪いと言われてしまう原因は

  • 1967年起きた「ポッカレモン事件」
  • 2008年に起きた「防カビ剤」

に関しての事件がキッカケでした。

世間のイメージから、

ポッカレモン=体に悪い

というイメージがついてしまったのかも知れませんね。

しかし、今ではポッカレモンは健康に良いと言われており、手軽に摂ることができるので、毎日の食事や飲み物に少しプラスしてみてはいかがでしょうか?

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