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「派遣社員の飲み会参加は強制?」
「正直、行きたくないので上手い断り方が知りたい。」
「飲み会に行くメリットはある?」
現在、派遣で勤務していて飲み会参加に乗り気になれず、このような気持ちを抱えていないでしょうか?
私も通算10年派遣で働いていますが、派遣先の社員に対して少なからず気をつかうので参加したくない気持ちは理解できます。
飲み会の参加は強制ではないので、無理に参加する必要はありません。
しかし、上手く断らないと派遣先との関係を壊してしまいます。
経験上、かなり強引に飲み会に誘ってくる昭和をにおわせる会社も存在するので注意が必要です。
ですので、適切な断り方を学ぶのはもちろんですが、
断っているのにも関わらず参加を強制された時の対処も身に付ける必要があります。
本記事では主に以下の内容を扱います。
- 派遣社員でも飲み会に誘われることはあるのか
- 行きたくもない飲み会に誘われた時の上手い断り方
- 飲み会に行くメリット
- 断っても強引に誘われた時の対処法
これらの内容を10年派遣で働いた経験をいかし徹底解説します。
飲み会に行きたくなく悩んでいる人は、ぜひ参考にしてみてください。
派遣社員でも飲み会に誘われることはある?派遣社員は強制される?
結論を言えば、派遣社員が飲み会に誘われるのは珍しくありません。
中には、社内のイベントに派遣社員を誘わない方針をとっている会社もありますが、基本的に誘われると思ってよいでしょう。
また、派遣社員の飲み会参加は強制できませんが、そのことを理解せずに強引に誘ってくる会社もあるので注意が必要です。
関連記事>派遣先の居心地が悪い!馴染めない時の対処法や原因を紹介!
派遣社員でも特別な理由がない限り飲み会に誘われる
定員の都合で今回は正社員だけで開催するなど、特別な理由がない限りは派遣社員も基本的に飲み会には誘われます。
派遣社員が飲み会に誘われるかは派遣先の方針によっても変わります。
派遣社員を業務以外のイベントに誘われない方針の会社もありますし、逆にコミュニケーションの一環として重視している会社もあるでしょう。
例えば、短期派遣で募集している会社や派遣社員の離職率が高い職場だと飲み会に誘う意味がないので、誘われない場合がほとんどです。
飲み会参加を強制はされない(強制すると逆にリスクもある)
派遣社員の飲み会への参加は、あくまで派遣社員の自由です。
業務の一環とはよく言われますが、飲み会の間は一切給料が発生しないので参加する義務は発生しません。
飲み会への参加を強制すると、場合によっては参加しない派遣社員に嫌がらせをするなどのトラブルが起こる可能性はゼロではありません。
程度によってはパワハラで訴えられるおそれがあるので、飲み会への参加を強制すると逆にリスクがあります。
派遣先の飲み会に行きたくない!上手な断り方を紹介!
繰り返しますが、飲み会への参加は必須ではないので、そこまで神経質になる必要はありません。
だだし、断り方によっては関係を壊してしまう可能性があります。
断る時は参加できず残念な気持ち伝えることを意識しましょう。
断る理由も、タイミング的に有り得えず、明らかにウソだと思われるものは印象を悪くするだけなので辞めた方がよいです。
あくまで当たり障りのない理由を伝えることが大切です。
ただし、どのような理由でも何度も何度も使うと疑われるので、ほどほどにしましょう。
残念な気持ちを前面に出して断る
いつも当然のように飲み会参加を断っていたのでは、さすがに印象は悪いです。
派遣先もあなたと親睦を深めたい気持ちで誘ってくれています。
断る時は雰囲気だけでもよいので、飲み会に行けないことが残念な気持ちを伝えましょう。
表示を少ししかめたり、悲しそうな顔をしたりしながら断るだけでもかなり印象は変わります。
最後に、次回開催されたら参加する意思がある旨は必ず伝えるようにしましょう。
人の気持ちは必ず表に出ます。
「(飲み会に)行きたいけれども行けない」
この気持ちを持って断ることが大切です。
正直にお酒の席が苦手であることを伝える
特に断る理由がなければ、正直にお酒の席が苦手であることを伝えてもよいでしょう。
次回以降、少しずつ飲み会に参加して慣れていく姿勢を伝えれば問題ありません。
飲み会参加は強制ではありませんし、中途半端なウソをつくより自分の感情を正直に伝えた方がよっぽど印象はよいです。
正直に理由を伝えれば、少しマイナスの印象を持たれてしまうかもしれません。
ですが、派遣で働いている以上、最低限のコミュニケーションをとり仕事で成果を出すのが最も重要です。
お酒の席が苦手と伝え、批判してくるなら会社自体に問題があるでしょう。
治療や休養を理由にすれば悪い印象は持たれない
- 子供を病院に連れて行く予定ができた
- 内科に行かなくてはいけない
- 今日のお昼過ぎ辺りからあまり体調が優れないから休養をとりたい
など、社員の健康を優先するのは会社として当然なので、治療や休養を目的とした理由であれば悪い印象を持たれません。
逆に辞めた方がよいのは、同じ健康に関する理由でも
「親の体調が急に悪くなった」
という部類。
タイミング的にいきなりすぎて、確実に疑われます。
習い事も1~2回ぐらいならOK
1回~2回ぐらいなら、習い事を理由に飲み会をキャンセルしても、そこまで悪い印象は持たれません。
少なくとも、不誠実な印象をあたえませんし、スキル重視の派遣であれば自己啓発に対する積極的な姿勢が評価につながる可能性があるからです。
ただし、習い事のスケジュールは自分であらかじめ調整できるので、何度も断る理由に使うとマイナスの印象を持たれます。
あくまでも
「たまたま飲み会と予定がかぶってしまい、今から変更が効かない」
というスタンスがよいでしょう。
就職活動も短期派遣や契約満了間際であれば理由として使える
短期派遣や契約満了間際であれば、タイミング的に就職活動を理由にしても全く問題ありません。
すぐに辞めるのが明らかなので、飲み会一つで仕事探しを批判するのは常識的に考えておかしいです。
飲み会当日に面接があると伝えた場合、時間の都合があるので
「顔を出しだけでもどうですか?」
と参加を強制されるケースもまずないので、その点も安心です。
逆に、入ってすぐの場合や長期契約を前提で派遣先に入っている場合は、やる気を疑われるので理由にするのは辞めた方がよいでしょう。
派遣先の飲み会にいくメリットは?
ここまで読んでいるということは、飲み会に対して多少なりともネガティブなイメージを持っているからでしょう。
逆に、飲み会に参加するメリットを知れば、次回から参加してみようとか本音は嫌だけど顔出しだけでもしてみようと思えるかもしれません。
給料も出ないですし気をつかうので、参加に前向きになれない気持ちは共感できます。
ただ、考えている以上にメリットも多いので、ぜひ1度だけでも参加を考えてみてください。
コミュニケーションが取れるので職場に馴染みやすくなる
普段話していない人とコミュニケーションを取るきっかけができ、職場に馴染むチャンスが広がるのが飲み会のメリットです。
派遣先の社員とは立場が違うので、どうしても心理的な距離感を感じ職場内で孤独な気持ちになりやすいです。
契約更新の有無もあるので、評価を気にするあまり常に緊張感でいっぱいで、多かれ少なかれ気軽にコミュニケーションを取れる環境ではないでしょう。
飲み会は普段とは違いフランクな雰囲気になるので、今まで何となく話しかけづらかった人と何気ない会話をできる可能性があります。
- プライベートや趣味
- 出身地(地元)の話
- 家族や交友関係の話
など
何気ない会話の中でお互いに知らない一面を発見できるでしょう。
結果的に、社員との距離感が一気に縮み、職場に馴染みやすく関係が良好になるでしょう。
仕事を早く覚えられる
飲み会に参加したことで、周囲と確実にコミュニケーションを取りやすくなっています。
不明点や仕事の進め方など、今までは何となく質問しづらくても前よりは聞きやすくなっているはず。
仕事ができるようになるには、自分であれこれ悩むよりもすでに結果を出している人から素直にアドバイスをもらった方が早いです。
飲み会に参加して気持ち的に質問する抵抗感が少なくなり、前よりも積極的に質問できるようになるのはメリットが大きいでしょう。
また、他の社員もあなたに対してコミュニケーションをとりやすくなっているはず。
仕事に対して本音でフィードバックを行いやすくなったので、より成長が加速するでしょう。
自分の人間性を理解してもらえる
飲み会で普段と違う形でコミュニケーションをとると、その人の今まで見えなかった意外な一面を発見できます。
「気が強そうだけでも(実は)繊細な一面も。」
「インドアに見えて(実は)アクティブ。」
「真面目そうだけど(実は)かなり適当。」
このように、普段の様子から感じ取れない「実は~」の部分(本当の人間性)が見えてきます。
派遣先で自分を作って無理をしていることはありませんか?
飲み会に参加すればより自分の人間性を理解してもらえるので、あなたの気持ちを察して接し方を変えてくれるかもしれません。
本当の自分を分かってもらえて、前よりも職場の居心地が自然によくなる可能性は十分にあります。
派遣先の飲み会に強制されたら?
断っているのに、強引に飲み会に誘われる場合はゼロではありません。
飲み会への参加は自由ですが、一方的に参加できない理由だけを伝えて帰るのだけは辞めた方がよいです。
ただし、本当に予定があって困ってしまった時や何度も強引に誘われて相当な負担になっている場合は、派遣会社に相談しても問題ありません。
ここでは、参加できない理由を伝えて断っているにも関わらず、中々聞き分けてもらえない時の対処法を説明します。
無理に断って関係を悪化させないために顔出しだけして早めに帰る
派遣先がどうしても納得しない様子なら、短時間でも飲み会に参加した方がよいでしょう。
その方が後からなんだかんだトラブルにならず、丸くおさまります。
3~40分であれば、適当に話を聞いていればあっという間に時間がすぎます。
そもそも飲み会は平均して2時間ぐらいなので、用事があると言って途中退席しても経験上ほとんど何とも思われません。
顔を出し程度でも飲み会に出れば、あなたに対する印象も全く違います。
派遣会社に相談する
飲み会は強制ではないので、断っても強引に誘われるなど、どうしても自分の負担になるなら派遣会社に助けを求めても問題ありません。
派遣会社は仕事を紹介するだけではなく、スタッフが働きやすい環境を整える役割があります。
飲み会を断ったことで、派遣先と関係が悪化してスタッフに辞められては困るので、いろいろ協力してくれるはずです。
まとめ
派遣社員が飲み会に誘われることは珍しくはありません。
派遣社員のメリットの1つといえば、自分の時間が確保できるという点かと思いますが、飲み会に誘われると、自分の時間が無くなってしまい、参加したくないという人も多いと思います。
飲み会を断るのであれば、やはり、角が立たない断り方をするのが1番です。
しかし、飲み会に参加することで、今後に繋がるメリットとありますので、何回か参加してみて、参加の頻度を考えてみても良いでしょう。
今回の記事で、飲み会に対する解決策、考え方が少しでも変われば幸いです。