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ツヤのある緑色で、固いのが新鮮なオクラの特徴です。
でも、中には表面が黒く変色してしまったり、ふにゃふにゃと柔らかくなってしまったりするものがありますよね。
変色することや柔らかくなることは、本来のオクラとは違っていて、食べても大丈夫なのかどうか気になるところ。
そこで今回は、
オクラが黒くなったり、柔らかくなったりする原因と安全性
をご紹介します。
また、変色や軟化をできるだけ防ぐ方法もお伝えします。
オクラが黒くなったり、柔らかくなったりしても、知識があれば適切に対応できるようになりますよ!
オクラが黒い原因は何?腐っている?結論は?
オクラが黒くなる最大の原因は温度です。
黒くなったオクラでも食べることはできます。
黒い部分を食べても問題ありませんが、どうしても気になる場合は取り除くと安心ですね。
オクラが黒くなる原因を詳しく見てみると、次のようになります。
- 低温にさらされた
- 刺激を受けた
- 腐りかけている
1つずつ解説していきます。
低温にさらされた
オクラが黒く変色してしまうのは、気温の影響を強く受けたからです。
オクラは夏野菜で、アフリカ原産です。
つまり、高温には強いですが、低温には弱い傾向にあります。
そのため、低温にさらされてしまった結果、表面が黒く変色してしまうのです。
ちなみに、低温障害が起こるのは栽培時だけではありません。
流通や陳列の時に強い冷気に当たると黒くなる場合があります。
また、オクラを冷蔵庫で保存しているだけでも、黒くなります。
②刺激を受けた
オクラはデリケートな野菜です。
強く握る、積み重なって圧迫される、落とす、ぶつけるといった外部からの刺激を受けると、黒くなることがあります。
オクラの細胞が傷ついて酸化した結果、その部分が黒く変色します。
腐りかけている
オクラが黒くなっているからといって、腐っているとは限りません。
ですが、黒く変色するのは腐りかけているサインの場合もあります。
オクラを切ってみて中身も黒色になっている場合は、腐っていると判断しましょう。
変色しているだけなら低温障害もありますが、ドロドロ溶けていたり、汁が出ていたりする時は腐りかけている可能性が高いです。
ちなみに、種が真っ黒の時は、オクラが種になりつつある証拠です。
オクラ自体も固く繊維質になっていて、食べようとしても食べられません。
オクラが柔らかい!ふにゃふにゃしているけど腐っている?
オクラが柔らかくなる原因は、鮮度が落ちている、あるいは腐っていることにあります。
オクラは水分が抜けると柔らかくなってきます。
少しだけ柔らかく、ふにゃふにゃしている状態なら、鮮度が落ち始めているサインです。
この段階では、まだ腐ってはいません。
ですが、オクラがぐにゃぐにゃに柔らかくなったり、汁が垂れてきたりする状態なら腐っています。
さらにひどくなると、腐敗臭がする、カビが生えているといった状態になってきて、最後は完全に腐ってしまいます。
多少柔らかくなった程度のオクラなら、食べることができます。
ただし、オクラは柔らかくなってきたら2~3日程度で腐ってしまうため、できるだけ早く食べきるようにしましょう。
オクラが黒くなったり、柔らかくなるのを防ぐ方法を紹介!
オクラが黒くなったり、柔らかくなったりする原因が分かってきましたね。
変色や軟化は防げないと諦めてしまうのは、まだ早いです。
ちゃんと予防法があるのです。
オクラは高温多湿の常温にいつまでも置いておくと、徐々に傷み始め、やがて腐っていきます。
黒くなったり、柔らかくなったりするのも、この過程に大きく関わります
つまり、保存の仕方に気を付ければ、予防ができるのです。
そこでおすすめしたいのが、
「冷蔵庫の野菜室で保存する」
です。
オクラは常温で保存するのは難しく、冷蔵庫に入れた方が長持ちします。
ですが、冷蔵庫に入れると温度が低すぎて逆に黒くなってしまいます。
必ず冷蔵庫の野菜室に入れるようにしましょう。
野菜室に入れることは、低温障害による変色と傷みによる変色、腐って柔らかくなるのを防げるのですね!
野菜室に入れる際にはビニール袋に一度オクラを入れると、乾燥でしなしなになるのも防げます。
また、黒くなる原因の中の外部からの刺激については、オクラが重なり合ったり、野菜室でつぶされたりしないように気をつけることで防げます。
ただし、予防法はあくまでも黒くなったり、柔らかくなったりしにくくする程度で、完全に防げるわけではありません。
新鮮なうちに食べるのが一番の予防法なのかもしれませんね。
まとめ
オクラも残念ながら、黒色に変化したり、柔らかくなってしまったりするものです。
オクラが黒くなる原因は低温、柔らかくなる原因は鮮度が落ちているか、腐っているかにあります。
もちろん、黒くなったり、柔らかくなったりしたからといってすぐに腐っているというわけではありません。
ただ、オクラはデリケートで、保存の仕方によっては腐ってしまい、その結果として変色したり、軟化したりする場合もあります。
変色や軟化を防ぐポイントを押さえて、できるだけ早く食べきるようにしましょう。
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