派遣社員で嫌われる人の特徴は?好かれる派遣社員になる為には?

「派遣で働いているけど、なぜか嫌われる」

「嫌われる人の特徴を知りたい。」

「どうすれば好かれる派遣社員になれる?」

派遣先との関係が悪く、このような疑問や悩みを抱えていませんか?

結論を言えば、嫌われるのは自分の言動に何かしらの原因がある場合が多いですが、単純に職場の人間と相性が悪いだけの場合もあります。

自分なりに嫌われないように努力しても状態が変わらなければ、現実を受け入れて行動することも必要でしょう。

本記事では派遣先から嫌われてしまう人の特徴を説明し、まずは人間関係が上手くいかない原因を明確にしていきます。

その上で、派遣先との関係を改善できるように、好かれる為に大切なポイントを解説します。

通算10年間、派遣社員として働いた私が経験をいかして解説しますので、派遣先との関係が上手く行かないと感じている方は、ぜひ最後まで読んでいただければ幸いです。

派遣社員で嫌われる人の特徴11選を紹介!

ここで紹介する派遣社員で嫌われる人の特徴(11選)に当てはまると、派遣ではなく正社員で働いている時やプライベートなど大体の場面で人間関係に苦労します。

自分には関係ないと思っていても、よくよく考えると意外に当てはまっている場合があるかもしれません。

対人関係や仕事への取組み方を振り返る意味でも、ぜひ参考にしてみてください。

欠勤や遅刻、早退が多い

正当な理由があっても、欠勤や遅刻、早退を何度も繰り返すと嫌われる可能性が高いです。

仕事は1人で行い完結するのではなく、多くの人と関わりながら進めます。

そのため、誰かが仕事を休んだ分だけ進捗が遅れますし、場合によっては他のメンバーが仕事を代わりに行う必要も出てきます。

1回や2回であれば許容範囲ですが、たとえ理由があっても何度も欠勤や遅刻、早退を繰り返していれば周囲が不満を持つのは当然でしょう。

職場のルールを全く守ろうとしない

  • 情報漏洩などセキュリティに関する事故
  • 盗難・紛失
  • (工場などの現場系)業務中のケガ

など就業中のトラブルは何かと多いので、1日を研修にあて派遣社員に職場のルールを徹底される派遣先は多いです。

一歩間違えれば大事故につながるので、職場内の全員がルールを守るように注意しています。

1人だけ無頓着で守る意思がなく、何度も注意を受けるようであれば周りから反感を買うでしょう。

質問をせずに自己流で仕事を進める

不明点があっても質問をせずに、自己流で仕事を進めてしまう人は他のメンバーに迷惑をかけて嫌われてしまいます。

勝手な自己判断で業務を進められることほど迷惑なことはありません。

間違った方向性で仕事を進めると、後から大幅なやり直しが生じて納期に間に合わないおそれがあります。

場合によっては責任者が責任を問われたり、大きな損失を招く自体にもなりかねません。

分からない内容があれば聞いてほしい旨を、何度伝えても質問しない人は結構います。

とくに、以下の特徴ある人はその傾向が強いです。

  • スキルに自信がある
  • 質問することに抵抗がある

スキルに自信がありすぎて自分の考えが一番正しいと思っていたり、逆に変な質問すると評価を下げてしまうと考えていたりする人は要注意です。

文句ばかりで努力しない

仕事内容や職場環境に対して、文句をいうばかりで仕事に身が入らない人はいますよね。

派遣先の社員は長年同じ業務に携わっているので、努力していないことは一目見れば分かります。

それに、文句はいつどこで耳に入るか分かりません。

努力もしない、文句ばかり

では、嫌われて当然でしょう。

何より他の社員のモチベーションが下がります。

社員との距離感をつかめない

派遣社員という立場をわきまえず、派遣先の社員にまるで同僚のように話かけてしまう人をたまに見ます。

中には、敬語も使わず仕事そっちのけで声をかけまくっている人もいて、内心「この人大丈夫かな」と思った経験は過去にあります。

職場の対人関係において適切に距離感を取れない人は、嫌われるというよりも一種特殊な人物として扱われ避けられる傾向が強いですね。

うんざりするほどネガティブ

ポジティブすぎて後先考えずに物事を行うのは危険ですが、周りがうんざりするほどネガティブなのも嫌われる原因です。

他の社員が緊張感を持ち仕事をしている中、常にマイナスな発言をして大して努力しようとしなければ反感を買うでしょう。

ネガティブな人は

「できる理由よりもできない理由を探す」

「言い訳をするときだけ、クリエイティブになる」

のが得意なので、何を言っても変わらないと思われ、職場にとって不要な人物と認定されてしまいます。

人によって態度を変える

人によって態度を変える人は、職場内で嫌われ孤立します。

自分より立場が上の人には腰が低く、女性や自分と立場の同じ派遣社員にはかなり上から目線で接して反感を買っている人が過去にいましたね。

職場だけではなく、プライベートでも誰も近づきたいとは思わないでしょう。

言い訳が多い

「必死で言い訳をする会社員」の写真[モデル:大川竜弥]

仕事でミスした時など「でも」「だって」が多く、素直に謝罪しない人は相手をイライラさせてしまいます。

どのような理由があっても、ミスをして周りに迷惑をかけた事実は変わりません。

自分を正当化することばかりに必死で、反省する態度が見えなければ周りの怒りを買い嫌われてしまうのは当然です。

ただ、言い訳は自分で意識していなくても自然に出てしまう場合もあります。

普段から自分に明らかに非があれば素直に謝罪するクセをつけましょう。

自慢話ばかりする

過去の栄光ばかりを語りたがる人は、よくいますよね。

人間誰しも認められたい欲求はありますが、それでも度が過ぎると周りはウンザリしてしまいます。

年配者やスキルが高い人に多く、嫌われて距離を置かれているのをよく見ます。

自慢話ばかりする人ほど自分に自信がない裏返しなので、あわれみの視線を向けられている場合もありますね

チームワークを大切にしない

チームワークを大切にせず、輪を乱すタイプは確実に嫌われます。

  • 話し合いに参加せず我関せず
  • 自分から話しかけない
  • 飲み会などのイベントに短時間でも参加しようとしない

メンバーとのコミュニケーションを放棄して自分勝手な行動をするので、派遣先からは扱いづらい人物として認定されるでしょう。

好かれる派遣社員になる為には?

好かれる派遣社員になる為には、まずは社会人として基本的な姿勢を忘れないようにしましょう。

  • 欠勤や遅刻をしない
  • 職場のルールを守る
  • 仕事を頑張って結果を出す

など、無理に好かれようと頑張るよりも社会人として常識的なことを徹底できるかが重要です。

それができなければ、いくら対人関係に気を配り愛想よく接しても上辺だけにうつります。

好かれる派遣社員になる為には、加点方式ではなく減点方式を意識しましょう。

要するに、好かれるために何か特別なことを実践するというよりも、他人が不快に思うことを可能な限りしないように心がけるということですね。

好かれる派遣社員になるには、とくに以下の点を意識してみてください。

  • 欠勤や遅刻、早退はできる限りしない
  • 職場のルールは確実に守る
  • 仕事で結果を出すことにフォーカスする
  • 他人に思いやりを持ち誰とでも平等に接する
  • 立場をわきまえて、対人関係で適切な距離感を持つ
  • 自分に非があれば言い訳をせずに素直に謝罪する

周りは見ていないようで、あなたを見ています。

1つ1つの言動に注意しましょう。

嫌われることをしていないのに嫌われている派遣社員はどうすればいい?

ここでは、嫌われる覚えがないのに何故か嫌われてしまっている時に、あなたが行える最善の行動を紹介します。

間違いなく何かしら嫌われてしまっている原因はありますが、それを完全に把握して解決するのは正直難しいです。

したがって、自分ができる限りの行動や努力をしても状況が変わらなければ、いい意味であきらめる場合も必要でしょう。

派遣会社に相談する

どんなに考えても嫌われている原因が分からなければ、まずは雇用元である派遣会社に相談してみましょう。

派遣会社は仕事を紹介するだけではなく、派遣社員が働きやすいようにサポートする役割もあります。

派遣会社が派遣先に連絡を取り状況を確認してくれる場合もありますが、あなたが嫌われている本当の原因が分かるケースはほぼありません。

ただ、派遣会社に相談したことは派遣先に確実に伝わるので、多少なりとも職場の雰囲気は変わるでしょう。

辛い状況にひたすら耐えていても、行動を起こさなければ残念ながら何も変わりません。

相談すれば、解決の糸口が見つかるかもしれません。

とにかく仕事で結果を出す

集団に属すると何人かは嫌いな人はいますよね。

ですので、人間関係で相性が合わないと思うのは、どの職場でも多かれ少なかれあるので完璧を求めても仕方がない部分もあります。

どんなに頑張っても嫌われていると思ったら、まずは何も考えず仕事に集中してみましょう。

派遣で雇われている以上、一番求められるのは結果です。

想像以上の結果が出れば、あなたに対する接し方が変わるかもしれません。

どうしても耐えられなければ転職する

すでに人間関係が修復不能なくらい壊れて、あなたがどうしても耐えられなければ転職を決断しましょう。

合わない環境で耐え続けると心身ともにいつか限界がくるので、まだ動けるうちに逃げることも大切です。

努力しても状況が全く変わらなければ、職場環境が根本的に合っていない可能性もあるでしょう。

極端に短期間で辞めたり、バックレをしたりするなど、変な辞め方をしない限り次は見つかります。

退職したい理由を正直に伝えて次に向けて動くことをおすすめします。

派遣社員の転職は想像以上に孤独で、自己分析が大切になります。

自分に合った会社の正社員になるためには「就職エージェント」を上手く利用していくのが大切です。

正社員の転職を考えている方は、私が実際に使った就職エージェントサービスもございますので、下記内容を参考にしてみていただければと思います。

20代〜30代の派遣社員から正社員を目指せる就職エージェント4選!!正社員未経験でも登録できるサービスを紹介!

まとめ

派遣社員は働いている会社の正社員ではない分、考え方の違いなどで、人間関係がうまくいかないことは決して珍しいことではありません。

派遣社員が嫌われてしまうのは会社側に原因があることもありますが、働いている時の態度普段の素行が悪いことが原因で、知らぬ間に嫌われてしまっているケースも考えられます。

しかし、どんなに解決に向けて行動しても改善されない場合は、その派遣先を変えるのも手です。

無理して、精神的にまいってしまうと次の仕事探しに影響が出てしまいますので、無理と感じたら早い段階で見切りを付けるも決して悪い手段ではありません。

今回の内容が少しでも、解決の糸口を見つけるキッカケになれば幸いです。

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